【廃れない】個人輸出の売れ筋ジャンル4選と売れる日本製品の見つけ方4選
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【廃れない】個人輸出の売れ筋ジャンル4選と売れる日本製品の見つけ方4選
「個人輸出で扱う売れ筋商品はどんなもの?」
「売れ筋商品の探し方のコツは?」
「どういう理由で人気が出るの?」
せどり初心者
このような疑問にお答えします。
個人輸出を始めようとして、どんな商品を扱うかとても迷いますよね。輸出ビジネスは商品選びで売り上げや利益が大きく変わります。
売れる商品を見つけられたら、ビジネスの規模の拡大、ゆくゆくは起業も可能です。そのためには、売れ筋商品の見つけ方を学ぶ必要があります。
そこでこの記事では、売れ筋商品のジャンルと見つけ方について、以下の内容を紹介します。
- 個人輸出で重要な2つのポイント
- 売れ筋ジャンル4選
- 売れ筋の日本製品具体例4選
- 売れ筋商品を見つける4つのコツ
- 注意する3つのポイント
これから始めようとしている人、最近伸び悩んでいる人に役立つ内容です。
ぜひこの記事を参考に、個人輸出で扱う売れ筋商品を自力で見つけてみてください。
なお、ブログに書けない更に詳しい転売のノウハウに関しては僕の無料マニュアルで濃い内容を配信しています。入退会は無料なのでお気軽に登録してみてくださいね!
個人輸出で重要な2つのポイント
最初に個人輸出で重要なポイントを2つ説明します。個人輸出をする際は、流行を追うように売れる商品だけを探す転売にならないようにしましょう。
まずは、以下の2つをあらかじめ決めてから取り組むようにしてみてください。
- どこの国に輸出するか
- どんな商品を扱うか
決めずに始めると、いつも売れる商品を探さないといけなくなり、継続が難しくなります。
1つずつ確認していきましょう。
1. どこの国に輸出するか
まずは、どこの国に商品を輸出するか決めます。すでに売りたい商品が決まっているなら、扱う品物が売れやすい国を選びましょう。
国によって売れ筋商品は異なる場合があります。個人輸出を始める際に、候補になるのは以下の4ヵ国です。
個人輸出に慣れるまではアメリカか、中国に絞って輸出するのがおすすめです。
個人輸出のベースとなる知識やノウハウが身に付いてきたら、他の国にジワジワと手を広げるのが堅実。輸出する国ごとによってローカルルールが異なり、対応が大変だからです。
少なくとも、以下の3点は考慮する必要があります。
一気に手広くやると、負担が大きすぎて継続が困難です。まずは1カ国で稼げるようにスキルアップをしましょう。
2. どんな商品を扱うか
ご自身で扱う商品をある程度決めておきましょう。もちろん、最初から商品を完全に決めて固定する必要はありません。
個人輸出が安定するまでは、いろいろ試しに出品するのも大事です。しかし、ある程度取引の経験をしたら、種類を決めていくほうがノウハウやリサーチのスキルを高められます。
商品を選ぶ基準は以下のとおりです。
- 取り扱い易い
- 商品知識を学ぶのが苦痛じゃない
- 趣味に関係している
- 利益が大きい
分野を決めず流行を追うように、商品を探す転売は長続きしません。種類を決めて、売れ筋商品を独自に見つけられるようになれば、個人輸出は安定しますよ。
個人輸出で扱える売れ筋ジャンル4選
この章では、輸出ビジネスで一定の人気があるジャンルを4つ紹介します。売れ筋商品を探す際は、ジャンルから絞ると見つけやすいでしょう。
内容は以下のとおりです。
- 日本独自の工芸品
- サブカルチャーに関わる商品
- 高品質な製品
- 希少価値のある年代物の品
1つずつ説明しますね。
1. 日本独自の工芸品
日本独自の食器や着物は、世界中からニーズがあって取引が見込める商品です。
例えば、食器なら南部鉄器や有田焼、着物なら和服や浴衣になるでしょう。もちろん、日本の伝統的な品を扱うには専門知識が必要です。
しかし、売れる商品を追いかけるだけの転売よりもずっと差別化がしやすいといえます。特に狙い目は、日本らしい浮世絵などがデザインされたグッズを扱うと、売れ筋商品になるでしょう。
eBayでは、以下のような商品が売れています。
専門知識を学び、目利きができるようになるまでは、国内メーカーが作っている酒器や、マグカップを扱ってもよいでしょう。日本製の食器は品質が高いため、一定の取引ができます。
2. サブカルチャーに関わる商品
日本のサブカルチャーに関するアイテムも世界的に人気が高い商品です。買い手の年齢層が広く、大人・子ども向けにそれぞれ売れるマンガやアニメのグッズが日本にはあります。
例えば以下のような商品です。
- 大人向け…鬼滅の刃・ワンピースのフィギュアや装飾画
- 子ども向け…ドラえもん・ポケモンのペンケースや弁当箱
国内のみで流通しているアイテムも多いため、希少価値が出せます。なかには100均商品で仕入れが出来るグッズがあるため、利益率が高い商品になるでしょう。
3. 高品質な製品
国内メーカーの製造する家電やカメラも売れ筋商品です。海外で買える場合もありますが、価格差を利用して取引ができます。
いくつか例を出すと以下のようなものです。
- 圧力釜の炊飯器やタコ焼きホットプレート
- デジタルカメラとその付属品
- ゲーム機やゲームソフト
販売価格も高くなるため、利益も出しやすいです。ただし、競合が増えやすいため、安く仕入れができるルートを見つけられないと、長期的なビジネスの継続は難しいでしょう。
4. 希少価値のある年代物の品
マニア・コレクター向けには、希少価値のある年代物の品が売れ筋商品です。古い特撮のグッズや懐かしいラジカセが高値で売れます。
実は、ファミコンやスーパーファミコン、カセットも取引があります。いわゆる「昭和レトロ」に属するアイテムは取引価格が高いです。
昭和の特撮もののフィギュアなら数万円で取引されたりします。
特撮ものが好きな人や、昭和レトロのグッズを集める趣味がある人は、有利にビジネスが展開できるジャンルです。
売れるジャンルについては関連記事「【2022年】アメリカで売れる日本の物はこの5ジャンル!売れる根拠と商品の選び方も解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
売れ筋の日本製品具体例4選
売れ筋商品を見つける参考として、具体例を4つ紹介します。
内容は以下のとおりです。
- アニメ・マンガグッズ
- デジタル・フィルムカメラ
- 工具
- 腕時計
紹介する商品から、ご自身で仮説を立てて、取引があるか確認するのも忘れないようにしましょう。
1. アニメ・マンガグッズ
アニメ・マンガグッズは個人輸出では定番の売れ筋商品です。前述した通り、扱うなら日本国内のみで流通が留まっているものを扱いましょう。
限定品やクジの景品なら、中古でも販売可能です。
実は、グッズ類は逆も狙えます。リサーチをしていると、キャラクターグッズの中に海外販売されていながら、日本に未導入の商品が発見できます。
その気があれば海外で販売されている日本のアニメ・マンガグッズを輸入転売できますよ。
2. デジタル・フィルムカメラ
カメラは個人輸出では定番であり、僕のおすすめです。
最新モデルのデジカメ、中古のフィルムカメラ、両方ともバイヤーが多く、需要があり取引価格も高いです。
メーカーで例を出すと以下のとおり。
カメラを取り扱うなら、専門知識が必要ですが、それだけ差別化もしやすい商品です。
全体としてデジタルカメラを扱うセラーが多い傾向がありますが、僕は中古のフィルムカメラの転売で成功しました。
カメラ本体でなくても、付属品に特化するのもよい方法です。レンズはカメラの付属品であり必需品です。
カメラマンやジャーナリストなど買い手が多く、状態がよければ中古レンズでも取引できますよ。
中古カメラ転売については関連記事「【eBay輸出】中古カメラはおすすめ?本当に稼げる?【結論:普通に稼げる】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. 工具
日本製の工具は品質が良いため、海外からも需要のある商品です。
電動工具を取り扱う場合は、以下の3社が有名です。
- 「マキタ(Makita)」
- 「リョービ(RYOBI)」
- 「ハイコーキ(HiKOKI)」
取引単価も高く利益を出しやすいでしょう。しかし、バッテリーが海外発送の際に問題になるケースも多いです。
そのため、ハンマーやノコギリなどのハンドツールが狙い目。単価は電動工具に比べると安いですが、海外発送の際に問題になりにくく、トラブルを避けられます。
もちろん、工具に関する知識がないと需要のある商品を出品できません。したがって、インプットとリサーチが必要です。
しかし、工具を扱った経験がある場合は有利に個人輸出ができるでしょう。
4. 腕時計
国内メーカーの腕時計はeBay・Amazon両方で取引ができる売れ筋商品です。
国内限定モデルは、海外バイヤーからニーズがあり高値が期待できるでしょう。
逆に国内で人気がないモデルでも、海外ではメジャーな場合も多いです。すると、値段差で利益が出せます。
代表的な国内の腕時計メーカーを例にあげると以下のとおりです。
- セイコー(SEIKO)
- シチズン(CITIZEN)
- カシオ(CASIO)
- トゥルーム(TRUME)
- カンパノラ(CAMPANOLA)
中古品を扱う場合、動作確認や状態チェックなど取り扱いに知識が必要です。しかし、中古であっても人気モデルなら、高い価格で取引ができます。
海外で売れるものについては関連記事「【保存版】日本にあって海外で売れるもの10選!人気商品の特徴や売る時の注意点も解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
売れ筋商品を見つける4つのコツ
売れ筋商品を見つける方法で、一番強力なものは現地に行って、人気のある日本製品を見つけることです。
しかし、実行するコストや手間を考えると現実的な方法ではありません。ネット検索でも売れ筋商品は見つけられます。
ここでは、売れ筋商品を見つける4つのコツを紹介します。
内容は以下のとおりです。
- 同じプラットフォーム内の上位をチェックする
- SNSをチェックする
- 卸しサイトをチェックする
- 売れるジャンルを組み合わせる
ご自身で売れ筋商品を見つける際のヒントにしてみてください。
1. 同じプラットフォーム内の上位をチェックする
eBayで売れ筋商品を調べる場合は、以下の点をチェックすると見つけやすいです。
- 売上を伸ばしているセラー
- バイヤーから頻繁に良いフィードバックをもらっているセラー
どのような商品を扱っているのか参考にして、自分の場合の利益率を計算してみましょう。
上位セラーの取引数や競合の数も調べてみて、もし参入して取引が見込めるなら仕入れて出品します。
まずはマルパクリするのが経験を積む近道です。Amazon輸出でも同じ方法を使って、商品を探せますよ。
2. SNSをチェックする
英語に抵抗がなければ、日本に旅行に来た外国人のInstagramの投稿内容を検索してチェックします。
有名人が買った、もしくは愛用している日本製品を調べてみてもよいでしょう。外国人が日本の何に興味を持っているのかを知ることは、ニーズの把握に繋がります。
興味の方向性がわかれば、売れやすい商品も検討がつきます。すると、他のセラーと被らない独自の売れ筋商品が見つけられるでしょう。
3. 卸しサイトをチェックする
国内の卸しサイトからも人気が出そうな商品が探せます。海外向けに日本製品を卸しているスーパーデリバリーは、Webサイトで人気ランキングを公開しているため、情報収集ができます。
同サイトで扱っている品質の良い日本製の食器や、和柄のグッズは売れ筋になりやすいです。
個人事業主でビジネスを始めている場合は、アカウントを作って定期的にチェックするようにしましょう。
4. 売れるジャンルを組み合わせる
前述した売れ筋ジャンルを組み合わせると、商品を見つけやすいです。
1つのジャンルで売れ筋を探すよりもライバルが少なく、利益が出しやすいのでおすすめです。
手順は日本のAmazonで商品を探して値段をチェック。次に商品を出品しているプラットフォームで値段を調べて、差額を確認します。
例えば、ゲームキャラクターとぬいぐるみでジャンルを掛け合わせて、探した結果が以下の通りです。
アメリカAmazon検索すると、以下のようになります。
2,295円のぬいぐるみが39ドル93セント(5,314円:1ドル133円で計算)で売られています。差額は3,019円で粗利率は約53%、扱ったら売れ筋商品になる可能性が高いです。
次は文房具とアニメで探すと以下のノートが見つかりました。
同じものをアメリカAmazonで検索すると、以下の値段で販売されています。
日本で728円のノートがアメリカAmazonで27ドル75セント(3,690円)です。差額は2,962円、粗利率はなんと80%です。
カー用品とアニメキャラクターを掛け合わせて探すと、面白いシートカバーが見つかりました。
ゲームキャラクターと歯ブラシスタンドセットで検索すると、子どもが好きそうなグッズが簡単に見つかります。
最後は、中古カメラとキャラクターで検索してみたら、年代物のレア商品が出品されていました。
同じものがヤフオクで出品され900円で落札されています。もし900円で仕入れができていたら、粗利率95%になります。
以上のように、ジャンルを掛け合わせて売れ筋商品を探してみましょう。
売れる日本製品については関連記事「【転売ビギナー必見】海外で売れる日本製品9選!売り込むべき越境エリアも紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
個人輸出で注意する3つのポイント
この章では、個人輸出で注意するポイントを紹介します。
売れる商品が見つかっても、出品する前にこちらで紹介する3つの内容を一度チェックしておきましょう。
内容は以下のとおりです。
- 知的財産権に抵触しないか
- 輸出先で禁制品になっていないか
- 万が一に備えて海外PL保険に加入すべきか
それぞれ確認していきましょう。
1. 知的財産権に抵触しないかチェック
商品を出品する際に、メーカーの知的財産権に関わる部分がないか確認しましょう。
商品によっては、中古販売を禁止している場合もあります。
また、知的財産権に抵触しなくても、Webサイトから画像やロゴなど勝手に転用して出品するのは避けましょう。
eBay・Amazon両方で、企業の知的財産権を保護する仕組みがあります。保護対象の商品を出品すると、ペナルティが科せられてアカウントが凍結するリスクがあります。
2. 輸出先で禁制品になっていないか確認
送り先の国で禁制品や、関税が高いものになっていないかチェックしておきましょう。
輸出する際は問題にならなくても、送り先の税関で止められることはよくあります。禁制品でなくても、事前に承認が必要な品物もあります。
例えば、アメリカに輸出する場合、以下の商品は取り扱いが難しいです。
ニーズはある商品ですが、出品はしないほうがいいです。税関で止められてトラブルになるでしょう。
3. クレーム対応のために海外PL保険に加入
キッチン用品や工具など実用品を取り扱う場合は、万一に備えて海外PL保険に加入しておきましょう。
海外PL保険は、販売した商品が原因で他人の生命や、身体に危害が及んでしまったり、物損してしまったりした際に保険金を支払う仕組みです。
アメリカに輸出する場合は、加入したほうが無難です。
アメリカは訴訟大国で有名です。想像もしない使い方をして買い手がケガした場合、訴えられるリスクがあります。
独自に売れ筋商品を発見して個人輸出で儲けよう
売れ筋商品の見つけ方がわかれば、独自に売れる日本製品を探せるようになります。同時に他のセラーとの差別化が容易になるでしょう。
個人輸出は、真剣に取り組めば輸出ビジネスでの起業も可能です。さらに将来的には、貿易会社や発送代行・買い物代行などの会社の立ち上げもできます。
ぜひこの記事で紹介した内容を参考にして、個人輸出で成果を出してください。
起業については関連記事「【リアルをお届け】個人貿易商の平均年収とは!始めるメリットや儲けるコツを解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
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