【ルール遵守】せどりが違法と誤解される理由3選!NG行為と適切に行うための注意点も紹介
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【ルール遵守】せどりが違法と誤解される理由3選!NG行為と適切に行うため...
「せどりを始めたいが違法性はある?」
「どんな行為が違法にあたる?」
「安全にせどりを行いたい」
せどり初心者
このような悩みを抱えていませんか?
初心者でも始めやすいビジネスとして、せどりに興味がある方も多いはず。
しかし、せどりは違法という意見を耳にして、なかなか一歩を踏み出せていない方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、せどり自体に違法性はありませんが、やり方しだいでは法に触れてしまうため注意が必要です。
そこでこの記事では、せどりの違法性について、以下の内容を紹介します。
- せどりの概要
- 違法と誤解される代表的な理由
- 違法になる行為
- 適切に行うための注意点
ぜひこの記事を参考に、せどりが違法ではないことを理解して始めてみましょう。
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せどり自体は違法な行為ではない!概要をサクッと解説
結論からお伝えすると、せどりは違法ではありません。そもそもせどりとは、市場で販売されている商品を安く仕入れて、販売する行為のことです。
その行為は法律で違法とされておらず、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど身近なところでも行われているビジネスです。
ただし、条件やルールを守らないと違法になる可能性があります。
せどりが違法と誤解される代表的な理由3選
せどりは合法のビジネスでありながら、違法と誤解されることもあります。その代表的な理由は以下の3つです。
- 適正な流通を妨げる商品の買い占め
- 市場ルールを無視した不正転売
- 消費者だけでなく生産者にも不当な損害を与える悪質転売
それぞれ見ていきましょう。
1.適正な流通を妨げる商品の買い占め
せどりをする際に商品を安く仕入れることは違法ではありません。しかし、適正な流通を妨げる商品の買い占め行為は違法と誤解されてしまいます。
買い占めをすることで、本来商品を必要としている人の手に届かなくなるからです。
例えば、2020年に新型コロナウイルスの影響でマスクの需要が急激に上昇。その際に、転売目的でのマスク買い占めが行われ、定価以上の価格で売りに出されていました。
医療現場や介護施設などのマスクを必要とする人に行き渡らなくなり、社会問題になってマスクの転売が禁止になっています。
商品の買い占めは市場を歪め、消費者に不利益をもたらします。もちろん長続きもしないため、明確な違法性がなくてもやってはいけない行為です。
2.市場ルールを無視した不正転売
市場ルールを無視した不正転売を行うことも、せどりが違法と誤解される理由の一つです。
例えば、ライブ・コンサートやスポーツ観戦のチケットなどの転売が挙げられます。
問題なのは、もとから行く気のない人が無理やり希少性を高めていることです。行きたくても手に入らなかった人が不利益になるだけで、何の価値も生み出していません。
たしかに、需要と供給のギャップを利用している点は、せどりと大きく変わりません。しかし、消費者の探す手間を省いたり、相場よりも安く販売したりする努力をしているせどりに対し、不正転売は横流しだけで儲けようとする点が大きく異なります。
実際に、不正転売は法律で禁止されている行為であり、取り締まりの対象になっています。
一部の人の迷惑行為のせいで、せどり全体のイメージが悪化しているといえるでしょう。
3.消費者だけでなく生産者にも不当な損害を与える悪質転売
せどりが違法と誤解される理由には、消費者だけでなく生産者にも不当な損害を与える悪質転売もあります。例えば、偽ブランド品や海賊版CD・DVDの販売などが挙げられます。
正規品を制作している会社やアーティストの収入が減るため、新規商品の開発や活動への投資も減少します。これは、新しい価値を生み出しにくくなり、市場の発展を妨げることを意味するわけです。
また、品質が粗悪なケースが多く、消費者への健康被害やブランドイメージの低下も深刻です。違法組織の資金源になっていることも問題視されており、取り締まりの対象になっています。
しかし、これらの悪質な転売を実行しているのは一部の人たちに留まります。実際は、正規ルートから仕入れている方がほとんどです。
せどりで違法になる6つの行為
せどりはルールを守ってやらないと違法になる可能性があります。
せどりで違法行為になるのは主に以下になります。
- 古物商許可証を未取得のまま行っている
- チケットを高額転売する
- 無断コピーしたデジタルコンテンツを販売する
- 許可が必要な商品を無断で販売する
- 偽ブランド品・正規品ではない商品を販売する
- 盗品を仕入れて販売する
それぞれ参考にしてみてください。
1.古物商許可証を未取得のまま行っている
せどりは古物商許可証が必要になるので、未取得のまま行っていると違法になる可能性が非常に高まります。
そもそも古物商許可とは、古物の売買を行う際に必要になるものです。
中古品はもちろん、メーカーや小売店などから購入した新品で未使用のものが古物に該当します。古物商許可を取得せずにせどりを行うと、懲役3年以下または100万円以下の罰金もしくはその両方が科されます。
せどりは中古品や新古品を取り扱う機会が多いため、古物商許可証を取得しておくのが賢明です。
2.チケットを転売する
チケット不正転売禁止法が定められており、チケット転売(定価以上の額での転売)は違法です。
チケット不正転売禁止法は、特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律のことです。
本法律は、芸術・芸能(映画や音楽など)やスポーツイベントなど、国内で行われるチケットが該当します。違反すると、1年以下の懲役もしくは100円以下の罰金またはその両方が科されます。絶対にやってはいけない行為と認識しましょう。
3.無断コピーしたデジタルコンテンツを販売する
無断コピーしたデジタルコンテンツの販売は違法行為です。
デジタルコンテンツの主な種類は以下になります。
これらを無断コピーして販売した場合、著作権法違反に該当。違反すると、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます。
他人のコンテンツをコピーするのはやめましょう。
4.許可が必要な商品を無断で販売する
せどりを行う際には、商品ごとに許可の取得が必要なものがあります。許可が必要にもかかわらず、無断で販売するのは違法です。
例えば、酒類を無断で販売すると酒税法違反となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
他にも医薬品の販売は薬機法に該当し、許可なく売ると3年以下の懲役または300万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます。
仕入れをする前に、商品の取り扱いや販売に許可が必要かどうか確認するクセをつけましょう。
5.偽ブランド品・正規品ではない商品を販売する
偽ブランド品の販売は、商標法違反になります。
商標とは、事業者が自社の取り扱う商品・サービスを他社のものと区別するネーミングやマークのことです。他社の商品を自社のものと偽って販売したときの罰則は、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、もしくはその両方です。
また、正規品ではない商品を本物と偽って販売した場合、購入者を騙すことになります。その場合、詐欺罪に該当し、10年以下の懲役を科されるでしょう。
不正競争防止違反にも該当する可能性もあります。5年以下の懲役または500万円以下の罰金、もしくはその両方が科されるかもしれません。
このように、偽ブランド品の販売は違法行為であり、複数の罪に問われる可能性が高いです。
6.盗品を仕入れて販売する
せどりで盗品を仕入れて販売する場合、盗品関与罪に該当する可能性があります。
盗品は自分が他人から盗ったものだけではありません。仕入れたものが盗品だと知らなかったとしても、適切な確認をおこなっていたことを証明できなければ罪に問われるケースがあります。
例えば、盗品を受け取ったときに問われる罪には、以下のふたつがあります。
- 盗品等無償譲受罪:盗品を無償で譲り受けた場合、3年以下の懲役が科される
- 盗品等有償譲受罪:盗品を有償で譲り受けた場合、10年以下の懲役および50万円以下の罰金、またはその両方が科される
古物営業法を守り、仕入れる商品が盗品かどうかを確認しておくことは、自分の身を守るために大切であると認識しておきましょう。
違法行為はNG!せどりを適切に行うための5つの注意点
せどりを行う際は、絶対に違法行為を行わないことが大切です。そのためにも、せどりの注意点を把握しましょう。
- 必要な許可を取得する
- せどりに関する法律を確認する
- ルールを守って迷惑行為をしない
- 販売先の規約を確認する
- 確定申告をする
順番に見ていきましょう。
1.必要な許可を取得する
せどりを行う際は、古物商許可証や商品ごとに必要な許可を取得する必要があります。無許可でせどりを行うと、法律違反となって懲役や罰金などの罰則を科される可能性があるからです。
罰則を受けると、せどりを続けられなくなるケースもあるので注意しなければなりません。
古物商許可であれば警視庁のホームページ、商品ごとの許可であれば国税庁や厚生労働省などのホームページを確認してみてください。
2.せどりに関する法律を確認する
せどりを適切に行うなら、関連する法律も確認しましょう。
せどりに関する法律にはさまざまなものがあり、それらを守らなければなりません。たとえ知らなかったとしても、違反していると罰則の対象になってしまいます。
例えば、チケット不正転売やデジタルコンテンツの無断コピーなどに関する法律があります。
せどりを行う前に、自分ごとだと思って守るべき法律を調べてください。
3.ルールを守って迷惑行為をしない
せどりを安全に長期的に行いたいなら、ルールを守る必要があります。ルールを守らないでせどりをすると、他の人に迷惑をかけてしまいます。
そうなると、せどりを長期的に行うことが難しくなるでしょう。
例えば、以下のような迷惑行為は避けてください。
- 品薄・人気商品の買い占め
- 高額転売
- コピーコンテンツの販売
- 不良品の販売
- 偽物の販売
しっかりルールを守って他人の迷惑にならないような行動を意識しましょう。
4.販売先の規約を確認する
せどりは仕入れた商品をeBayやメルカリなどのプラットフォームで販売します。販売プラットフォームごとに出品できる商品・できない商品などの規約が定められているため、確認しなければなりません。
万が一、規約を確認せずにプラットフォームを利用すると、販売アカウントが停止になる可能性があります。そうなると、商品の販売停止や売上金の没収などが行われてしまうので注意しましょう。
5.確定申告をする
せどりを含む副業の収入が20万円を超える場合は確定申告が必要です。申告を行わないと、脱税の扱いになってしまう可能性があります。
その場合、追加で税金を納めなければならないので注意してください。
せどりの違法行為を防いで利益を出そう
せどり自体には違法性はなく、しっかりルールを守れば安全に行えます。
しかし、ルールを守らないで行うと違法になってしまい、罰則を科される可能性があります。安全にせどりを始めるなら、どのような行為が違法になるのか把握することが大切です。
ぜひこの記事を参考に、せどりの違法行為を防いで稼げるようになりましょう。
また、これからせどりを始めるなら、eBay輸出がおすすめです。
eBya輸出の始め方については「【これで完璧】eBay輸出の初心者向けスタートアップガイド!準備物・登録手順・注意事項を解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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