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【朗報】個人貿易は資格がなくてもできる!許可が必要な品目や押さえるべき他法令についても解説
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【朗報】個人貿易は資格がなくてもできる!許可が必要な品目や押さえるべき他...
「個人貿易に資格は必要は?」
「取っておくと良い資格はある?」
「古物商って必要なの?」
個人貿易初心者
そんな悩みにお答えしていきます。
個人貿易と聞くと、なにか特別な資格が必要なのだろうかと不安に思っていませんか。個人で輸出入を行う場合、資格が無くても始められます。
しかし、品目によっては許可が必要なケースがあるため、しっかり把握しておくことが大切です。
そこで、こちらの記事では
- 個人貿易で特別な許可や資格が必要な品目
- 古物商許可について
- 勉強に役立つ資格
- 知っておきたい他法令について
について解説します。
個人貿易で利益を出したいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ブログに書けない更に詳しい転売のノウハウに関しては僕の無料マニュアルで濃い内容を配信しています。入退会は無料なのでお気軽に登録してみてくださいね!
個人貿易は資格がなくてもできる!概要をサクッと解説
海外から商品を輸入して国内で販売する個人貿易は、特別な資格がなくてもできます。もし「個人貿易を始めてみたい」と考えているなら、今すぐにでもスタート可能です。
ただし、販売する品目によっては資格や許可が必要なケースがあるので注意が必要。海外輸出を始める前に、しっかりチェックしておきましょう。
個人貿易で資格や特別な許可が必要な3つの品目
個人貿易では、資格や特別な許可が必要な品目がいくつかあります。
- 医薬品
- 化粧品や石鹸
- アルコール
以上3つの項目に分けて解説します。
1.医薬品
医薬品の取り扱いは、個人ビジネスに向いていません。たとえ個人使用の目的であっても、証明手続きが必要です。転売するとなると、より難しくなります。
医薬品といっても、頭痛薬やかぜ薬などの一般薬はもちろん、養毛剤やドリンク剤などの医薬部外品も規制対象です。
製薬会社は医薬品を取り扱えますが、一般企業でも難しいため個人貿易では控えたほうが良いでしょう。
2.化粧品や石鹸
化粧品や石鹸なども、厳しく規制されているジャンルの1つです。化粧品を販売するには、厚生労働省から許可をもらい、さらに税関から輸入許可をもらう必要があります。
化粧品に該当するものには、さまざまな品目があります。
- 石鹸
- 美顔器・美容機器
- ハンドクリーム
- ヘアオイル
- スキンケア商品
厚生労働省から許可をもらう「医薬品製造販売業許可」は、個人が容易に取得できるものではありません。また、もしあなたが輸入した商品で人的被害が出た場合、損賠賠償請求など全ての責任を追わなければならないのです。
化粧品を個人貿易で取り扱うのはリスクが高いので避けたほうが無難です。
3.アルコール
アルコールを取り扱う場合は、資格取得および許可の取得が必要です。輸入の許可を得るために、まず演繹所に「食品等輸入届出書」を提出します。さらに、販売のために「酒類の販売業免許」を取得します。
酒類の販売業許可は、お酒を取り扱うコンビニエンスストアなどでも持っている資格なので、取得はそれほど難しくありません。もしアルコールを扱いたいと考えているなら、あらかじめ資格を取得しておきましょう。
お酒の転売に関する免許については、関連記事「【決定版】お酒の転売におすすめの銘柄3選!必要な免許・違法にならないやり方・仕入先を徹底解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
個人貿易をするときに知らないとやばい「他法令」
個人貿易をする場合「他法令」について知識をつけておくのがおすすめです。こちらでは、以下2つの内容について解説します。
- 他法令とは
- 主な法令と品目
これから個人貿易を始めたいと考える方は、ぜひチェックしてみてください。
1.他法令とは
通常、輸出や輸入の際には税関の許可を受けます。しかし、特定の品目を取り扱う場合は、他機関の確認が必要になるケースがあり、これを「他法令」といいます。
他法令は、取り扱う品目によって種類が異なります。よくある法令の種類は、以下のとおりです。
- 食品衛生法:食品関連、調理器具、子供用のぬいぐるみ
- 植物防疫法:植物
- 家畜伝染病予防法:肉類、はちみつ
- ワシントン条約:特定の動物を使った毛皮
- 外国為替法(輸出入貿易管理令):武器転用されやすい商品を輸出するときなど
通常よく取り扱うものも対象になっているため、事前にしっかりチェックしておくことが大切です。
2.主な法令と品目
主な法令と相談先、品目は以下のとおりです。
法令名 |
主な品目 |
相談先 |
外国為替及び外国貿易法(外為法) |
水産系の輸入に関するもの
・すけそうだら
・こんぶ
・帆立貝
・青のり
・イカ
・カニ
・煮干し
・マグロ
・イワシなど |
経済産業省 |
ワシントン条約 |
絶滅のおそれがある野生動植物の種の保存に関するもの
・トラやヒョウの毛皮
・ワニやトカゲの革製品
・孔雀の羽
・サンゴ製品
・象牙製品
・べっ甲の材料
・サボテン類の加工品 |
経済産業省 |
食品衛生法 |
食品や食品が触れる器具、乳児用の商品など
・食品
・食器
・調理器具
・添加物
・乳幼児用おもちゃ
・ぬいぐるみ |
各地検疫所 |
家畜伝染病予防法 |
肉類や肉の加工品の輸入に関するもの
・肉
・骨
・臓器
・卵
・ソーセージ・ハム
・稲わら |
動物検疫所 |
植物防疫法 |
植物の加工や木材の輸入に関連するもの
・植物
・果実
・野菜
・ナッツ類
・穀類
・豆類
・スパイス
・コーヒー豆
・ドライフラワー
・苗木
・球根 |
植物防疫所 |
紹介したものは、一部のみです。詳しい他法令については税関のホームページ「1801 税関で確認する輸入関係他法令の概要(カスタムスアンサー)」でも確認できます。
個人貿易で取り扱う商品を決めたら、他法令に該当していないか初めにチェックしておくと安心です。
個人貿易で古物商許可が必要な4つのパターンを紹介
「古物商許可」とは、中古品を売買する際に必要な許可証です。個人貿易で中古品を取り扱う場合は、古物商許可が必要なケースがあります。
こちらでは、中古品を取り扱うケースを4つのシチュエーション別に紹介します。
- 自分で現地に赴いて中古品を買い付けて国内で販売する
- 日本の業者が輸入した商品を購入・転売する
- 日本国内で海外の業者から買い付ける
- 国内で中古品を購入して海外へ輸出する
古物商許可が必要・不要なケースについて疑問がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.自分で現地に赴いて中古品を買い付けて国内で販売する
自分で現地に赴いて中古品を買い付けて国内販売する場合、古物商許可は必要ありません。古物を購入したのは海外なので、日本の法律が適用されないためです。
たとえ古物商許可を持っていなくても、海外旅行ついでに中古品を購入して国内で販売することは可能です。
2.日本の業者が輸入した商品を購入・転売する
日本の業者が輸入した商品を購入して国内で転売する場合は、古物商許可が必要です。取引相手が国内業者なので、日本の法律が適用されるためです。
自分で買い付けしなくてよいため便利ですが、古物商許可を持っていない場合は注意が必要です。
なお、中古品転売については関連記事「中古品転売は違法!?逮捕例はある?実績者が解説【結論:合法】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.日本国内で海外の業者から買い付ける
日本国内にいて、海外の業者から売るものを買い付ける場合、原則として古物商許可は必要ないとされています。しかし、ケースによって判断は異りますが、警察署から許可証の提示を求められる場合があります。
古物商許可証を持っていない場合は、警察署に事前に問い合わせておくと良いでしょう。
4.国内で中古品を購入して海外へ輸出する
自分で使用していたものや、日本国内で古物を仕入れて海外へ輸出する場合、古物商許可は必要ありません。
しかし、さまざまなケースがあり自分で判断が難しい場合もあるでしょう。判断に迷うときは、管轄の警察署に問い合わせると安心です。
古物商の取得については関連記事「中古せどり・転売で古物商は必要?逮捕される?取得のメリット・デメリットも解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
個人貿易の勉強に役立つ資格3選
個人貿易は、基本的に資格は必要ありません。しかし、輸出に関する知識をつけたい方に向けて、勉強をすると役立つ資格を3つ紹介します。
- 通関士
- 貿易実務検定
- TOEIC
「個人貿易を行うにあたって役立つ資格を取りたい」と考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.通関士
通関士は、貿易に関する国家資格です。税関に輸出入品を申告する場合の通関手続きで必要な資格です。手続きが難しい場合は通関士に依頼すれば良いですが、自分で行いたい場合は取得しておいて損はないでしょう。
しかし、合格率は約10%とかなり難易度が高いです。例え資格が取得できなくても、勉強した内容は個人貿易に役立ちます。
なお、試験の実施は10月上旬で年1回です。タイミングを逃さないように、7月上旬あたりに発表される試験日をチェックしておきましょう。
2.貿易実務検定
貿易実務検定は、貿易に関する知識や能力を評価する資格です。難易度は3段階あります。
- C級:定型的な貿易業務をこなせる水準である
- B級:貿易実務経験者のなかでも中堅レベル
- A級:貿易実務の判断業務ができるほどの実力があるレベル
受験資格は特にありません。これから勉強を始める方は、C級の取得を目指してみるのがおすすめです。なお、C級は2~3ヵ月に1回試験が開催されています。
3.TOEIC
個人貿易を行う際は、英語でやり取りするシーンが出てきます。
翻訳機能を使ったり、プロに依頼したりする方法もありますが、自分でスムーズに理解したいなら、英語力を上げるのがおすすめです。
TOEICの勉強は、英語力を鍛えるのにぴったりです。海外の人とスムーズにやり取りできれば、問い合わせやクレームなど、いざというときにすぐ対応できます。勉強しておいて損はないので、高得点を目指してみてください。
個人貿易に特別な資格は必要ない!今すぐチャレンジしてみよう
個人貿易に、特別な資格は必要ありません。しかし、品目によっては事前に許可が必要だったり、そもそも個人での取り扱いが難しかったりするものもあるので注意が必要です。
また、TOEICや通関士など、勉強することで個人貿易の取引に役立つケースがあります。初めての個人貿易が不安で事前に知識をつけたい方は、取得を目指してみるのもおすすめです。
なお、輸出ビジネスについては関連記事「【穴場】日本のものを海外に売る仕事は会社員の副業に最適!おすすめ商品4選&販売先を紹介」で解説しています。具体的な方法を知りたい方はぜひ参考にしてみてください!
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