【世界が注目】越境ECサイト人気ランキング7選を徹底比較！日本の人気商品TOP5も紹介
「越境ECを始めてみたい」
「どんなやり方がある？」
「サイトのランキングが知りたい」
越境EC初心者
越境ECは、インターネットを利用して日本から海外へ商品を販売することです。急成長している市場で、世界中で注目されています。
しかし、海外向けにビジネスを行うのは難しいと感じてしまう方も多いでしょう。
ECサイトを利用すれば、簡単に海外の人と取引できます。どんな越境ECサイトがあるのかを知り、ご自身の目的に合うものを選択することが大切です。
そこでこちらの記事では、
- 越境ECの概要
- モール型の人気ランキング
- 自社サイト型の人気ランキング
- 越境ECの始め方
について解説していきます。越境ECをやってみたいという方は、ぜひランキングをチェックしてみてください。
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越境ECの概要を解説
まずは越境ECについて、基本的な情報をチェックしておきましょう。
- 越境ECサイトは主に2種類
- メリット
- デメリット
以上3つの項目に分けて解説します。
1.越境ECサイトは主に2種類
越境ECサイトには、大きく分けて「モール型」と「自社サイト型」の2つに分けられます。
ECモール型は、国内でいうと楽天市場のようなものです。サイトに商品を出品して、海外の人に商品を購入してもらいます。大きなECモールを利用すれば集客に苦労することはありません。また、すでにシステムができ上がっているので簡単に始められます。
一方、自社サイト型は自分で1からサイトを構築し、商品を販売します。ECモールのようにサイトの規則はないので、自由度が高いのが特徴です。サイトの構築となると難易度は上がりますが、プラットフォームを利用すれば比較的簡単にサイトを作れます。ただし、集客は自分で行う必要があります。
2.メリット
越境ECの主なメリットは以下のとおりです。
- 海外ユーザーを顧客にできる
- 海外へのビジネス展開が低コストで叶う
- 簡単に始められる
- 日本国内よりもライバルが少なく、ビジネスを拡大するチャンスがある
海外ビジネスを低コストで簡単に始めたい方には、越境ECがおすすめです。
3.デメリット
越境ECのデメリットもチェックしておきましょう。
- 外国語を使用する場面が出てくる
- 輸出や輸入に関する知識を身につける必要がある
- 輸送費が高い
- 為替変動の影響を受けやすい
外国語は翻訳機能を使えば、基本的なやり取りはできるでしょう。しかし、問い合わせやクレームなどの個別の対応時は、翻訳機能ではまかないきれないでしょう。また、輸出入や為替変動の知識なども求められます。
越境ECは比較的簡単に始められるとはいえ、国内サイトと同程度ということはありません。しかし、挑戦するからこそ、国内販売に留まっているライバルに差をつけられるともいえます。
【モール型】越境ECサイトの人気ランキング
モール型の越境ECサイトで人気の高い7つを紹介します。それぞれ、アメリカ・中国・韓国でトップ2～3つずつをピックアップしています。
- eBay｜アメリカ
- Amazon｜アメリカ
- Walmart（ウォルマート）｜アメリカ
- T-mall （天猫）
- JD.com（京東）
- G-Market｜韓国
- 11番街｜韓国
それぞれの特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.eBay｜アメリカ
引用元：eBay
eBayは、世界最大のインターネットオークションサイトです。アメリカの規模が大きいですが、他にも世界30ヵ国に拠点を持っています。
オークションサイトなのでAmazonよりも低価格で商品が手に入るのが特徴です。なるべく商品を安く手に入れたいと考えるアメリカユーザーは、まずeBayをチェックする傾向です。
eBayで出品する方法については関連記事「【完全マスター】eBay輸出の始め方6ステップ！中古品転売のプロが初心者向けに出品のやり方を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！
2.Amazon｜アメリカ
引用元：USA-Amazon
Amazonは、日本やアメリカだけでなく、世界12ヵ国で利用されています。アメリカ国内のEC市場は、Amazonが約50％をシェアしています。
2018年には、有料会員が全世界で1億人を突破したと公表しました。今後も会員数の増加が見込めるでしょう。
AmazonにはFBAというシステムがあり、マーケットプレイスの倉庫に商品を送ると配送作業などを行ってくれます。手数料はかかりますが、出荷作業の手間がかからないので個人でも大量出品が可能です。
3.Walmart（ウォルマート）｜アメリカ
引用元：Walmart
Walmartは、世界最大のディスカウントストアで、実店舗も所有しています。越境ECにも力を入れているので、新規参入にもおすすめです。現地に店舗があるからあまり売れないのでは？と考えるかもしれません。
しかし、アメリカの土地は広大で中には店舗まで遠い地域に住んでいる人もいます。実店舗に足を運べない人がネットショプで商品を購入するため、利用者は多いです。
4.T-mall （天猫）｜中国
引用元：T-mall （天猫）
T-mall （天猫）は、中国最大のECモールです。大手のアリババグループが運営しています。「T-mall （天猫）」は中国国内の法人向けECサイトで、海外向けは「T-MALL GLOBAL（天猫国際）」です。
中国には、T-mallと同じアリババグループが運営する「淘宝網（タオバオワン）」というサイトも有名です。淘宝網がC to Cであるのに対して、T-mallはB to C向けとなっています。
中国では、衣服や家電など身の回り品にお金をかけることがステータスとなっています。日本の高級品も売れやすいでしょう。
5.JD.com（京東）｜中国
引用元：JD.com（京東）
京東（ジンドン）は、中国で2番目に大きな規模の越境ECサイトです。「日本館」という日本製品専門サイトもあり、出店しやすくなっています。
もともとは家電専門の通販サイトでしたが、現在は幅広い商品を取り扱うECサイトとなりました。日本企業の誘致に力を入れていて、まだ成長過程と言えます。中国ではまだ知名度が低い商品でも、サイトの成長が見込める京東ならブランド力を高めることが期待できます。
6.G-Market｜韓国
引用元：G-Market
G-Marketは、韓国最大級のオークション＆ショッピングモールサイトです。以前の運営会社はG-marketでしたが、現在はeBay Koreaが運営しています。
eBayと同様に、オークション形式の出品もできますが、モール型形式が基本となっています。なお、対応可能言語は中国語・英語。韓国語のみで、日本語は未対応です。知名度が高く規模が大きいサイトですが、審査はやや厳しいです。
7.11番街｜韓国
引用元：11番街
11番街は、G-Marketについで韓国で人気のモール型ECサイトです。頻繁に割引が行われているので、タイミングを見計らって爆買いするユーザーが多くいます。安価な商品をたくさん売りたい方におすすめです。
韓国の企業が運営していますが、トルコ・インドネシアなどのアジア諸国にも展開しています。購入者は希望する通貨を選べることもあり、ユーザーに優しいサイトです。
【自社サイト型】越境ECサイトの人気ランキング
自社サイト型は、自分でショッピングサイトを構築する方法です。おすすめの越境ECサイトを3つ紹介します。
- Shopify（ショピファイ）
- Live Commerce（ライブコマース）
- FutureShop（フューチャーショップ）
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.Shopify（ショピファイ）
引用元：Shopify
Shopifyは、世界の数百万以上の店舗で使われるECプラットフォームです。多数の言語や通貨に対応しているので、海外向けストアの立ち上げが簡単にできるでしょう。
デザインテンプレートは100種類以上あり、サイトの雰囲気に合うデザインを使ってカスタマイズできます。
2.Live Commerce（ライブコマース）
引用元：Live Commerce
Live Commerceは、世界30ヵ国への販売実績があります。英語や中国語など主要な国の言語に対応しています。
海外向けのアフィリエイト広告があり、販促も可能。30日間は無料で利用できるので、まずは試してみるのがおすすめです。
3.FutureShop（フューチャーショップ）
引用元：FutureShop
FutureShopは、サービス開始から19年という歴史のあるECサイトです。年商1億円を突破する店舗も多数あり、本格的に越境ECを始めたい方におすすめです。
困ったときには専門のECアドバイザーがいつでも電話相談に乗ってくれます。初めての越境ECでも安心して挑戦できるでしょう。
越境ECで売れている日本の商品ランキング
日本製の商品やアニメ・ゲームなどは海外で人気があります。実際には、どんなジャンルの商品が売れているのでしょうか。
海外代理購入サービス「Buyee」を運営するBEENOSの「越境EC世界ヒットランキング2021」によるTOP5の商品を紹介します。
- おもちゃ・ゲーム
- ファッション
- アクセサリー・時計
- 家電・AV機器・カメラ
- 自動車・オートバイ
それぞれ人気の理由や商品について、詳しく解説します。
1.おもちゃ・ゲーム
おもちゃ・ゲームのエンタメジャンルは、海外のどの地域でも人気トップです。特に人気が高いのが、
- トレーディングカード
- ファミコンなどのゲーム機本体
- ゲームソフト
- アニメグッズ
- VTuber関連グッズ
など。特に注目したいのは、最近急上昇している「VTuber関連グッズ」です。新しいVTuberがどんどん出てきているので、海外人気をリサーチすると良いでしょう。
2.ファッション
デザイナーズブランドや、インフルエンサーの影響により日本のファッションは世界的に人気があります。ブランド名を挙げると、
- ユニクロ
- Comme des Garcons（コム・デ・ギャルソン）
- Yohji Yamamoto
- Issey Miyake
- NEIGHBORHOOD （ネイバーフッド）
などがあります。ハイブランドばかりではなく、ユニクロのようなプチプラ商品も人気です。
3.アクセサリー・時計
アクセサリーや時計など、繊細な技術が必要なものは日本製が人気です。例えば、日本のジュエリーブランド「NIWAKA（ニワカ）」は、海外セレブがよく身につけていて注目されています。
時計は「セイコー」「シチズン」「カシオ」など、比較的リーズナブルで高品質な時計が安定的に人気です。高級ブランド時計は中古でもよく売れます。
4.家電・AV機器・カメラ
家電・AV機器・カメラは繊細な商品なので、クオリティの高い日本製が人気です。家電メーカーでいうと、
- ソニー
- パナソニック
- シャープ
- 日立
- ダイキン
などが挙げられます。ただし、有名メーカーでも高価な商品は、品質が良くてもあまり需要がありません。リーズナブルで品質が高い商品が求められる傾向です。
カメラでは、世界的に有名なニコンやキャノンがありますが、その他にも、マミヤやホースマンなどマニアックなメーカーも一部のマニアか根強い人気です。
5.自動車・オートバイ
自動車やオートバイは、本体はもちろんですがパーツも人気です。自国で日本製の車やバイクを購入したけれど、故障時やカスタマイズしたいときにパーツが入手できません。そこで、ECサイト経由で入手する人が多く、良く売れるジャンルとなっています。
自転車のパーツも人気があるので、チェックしておくと良いでしょう。
海外に人気がある日本の商品については関連記事「【穴場】日本のものを海外に売る仕事は会社員の副業に最適！おすすめ商品4選＆販売先を紹介」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！
越境ECは世界中で注目されている！ランキングを参考に出品してみよう
越境ECは世界から注目され、急成長している市場です。プラットフォームを利用すれば、簡単に海外向けに商品を販売できます。ランキング上位の越境ECサイトはユーザーが多く、集客もできるので販売にはそれほど苦労しないでしょう。ぜひこの記事を参考に、越境ECを初めてみてください。
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