【初心者】中国輸入の正しい送料計算方法は?かかる税金は?徹底解説!
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【初心者】中国輸入の正しい送料計算方法は?かかる税金は?徹底解説!
こんにちは!TANOWORKS(Twitter/@Tanojob)だてです(^^)
中国輸入の送料計算方法を知りたい!税金ってどれぐらいかかる?教えて!
せどり初心者
そんな方が本記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
★この記事をご覧いただくことで得られるメリット
- 中国輸入の正しい送料計算方法を知ることができます。
- 中国輸入にかかる税金の計算方法を知ることができます。
この記事を書いている僕は中古せどり歴4年の現役プレイヤーです。
僕自身今でも実践&コンサルをしており、実績者も輩出しておりますのでデータとしても信頼していただけるかと思います。
中国輸入の送料計算方法や税金の計算方法は複雑でわかりにくいですね。
特に数字アレルギーの方は考えただけでウンザリしてしまうでしょう。
安心してください、僕も数字アレルギーでしたが普通に仕入れは出きています。
この記事を読めば中国輸入の送料や税金がクリアになりますので、最後まで読んでみてください。
【結論】ズバリ!中国輸入の送料計算方法は?
まず、中国輸入転売では3種類の送料が発生します。
この3つの送料についてそれぞれ解説します。
中国国内送料
中国国内送料とは、広大な中国国内の各店舗から代行業者まで発送する際の手数料です。
大体どの代行業者でも20~30元前後を一律で設定しています。
実はタオバオやアリババは送料無料の店舗もかなり多いのです。
なので、この部分は無料になることも多いです。
仮に発生してもMAX30元前後なので、基本的に大きな出費にはなりません。
国際送料
そして送料の中でも最も大きくなり、利益額に大きな影響を与える国際送料です。
言うまでもなく、中国から日本へ発送する際に必要となる送料のことです。
この国際送料は発送方法を航空便か船便のどちらを指定するかで違ってきます。
航空便の特徴
航空便は船便より発送が早いです。
早ければ5日程度~遅くても10日程度で商品が中国から届きます。
転売で大きく稼ぐためには仕入れ⇒販売の回転を早めることは不可欠なので、発送が早いというのは決定的なメリットになります。
逆にデメリットとしては船便より送料が高い点と、電池やライターや液体など発送できない商品があることです。
送料の計算は重量によって決まるので、極力軽いものを仕入れることも重要になります。
船便の特徴
船便は船を使っての発送ということで、届くまでが長いです。
早くても20日程度~遅ければ1か月以上かかることもあります。
スピード勝負の転売の世界でこの遅さはかなり致命的です。
1か月も遅れてしまえば季節限定需要品などは、商機を逃してしまいます。
ただ、航空便より送料をかなり安く抑えることができる上に、
航空便では発送できない電池を使用する商品も仕入れることが可能になります。
中国商品の売れ筋には電池を使用する商品が実はかなり多く、航空便だとそれらの商品を全て諦めなければいけなかったので、これは地味に大きなメリットです。
送料もやり方次第でかなり抑えられるので、通年需要のある商品を大量に仕入れる時などは船便を選ぶのも賢い判断でしょう。
国際送料の計算方法について
国際送料は航空便と船便で若干違います。
船便は重量で決まります。
この重量は実重量か「容積重量」の大きい方で決められます。
「容積重量」とは貨物の容積6000cm3あたり1kgとした重量のことで、その計算式は「縦×横×高さ÷6000」で算出します。
その計算で出た数字(容積重量)と、実重量で大きい方が適用されます。
あとは代行業者によってその重量に対する送料を算出する流れです。
一方、船便の場合は体積で送料を決めます。
なので体積が小さくて重い商品を仕入れる時は船便だとかなり送料が得になるわけです。
航空便と船便でそれぞれメリットもデメリットもあるので、仕入れる商品の性質によって発送方法を使い分けましょう。
送料をどれだけ抑えられるかは中国輸入で稼ぐためには最も重要な視点になります。
日本国内送料
最後に発生する送料は日本国内で購入者へ発送する送料です。
これに関しては運送会社や自宅の環境次第なので、最も安く発送できる運送方法を選びましょう。
中国輸入の送料計算方法まとめ
中国輸入の送料計算方法をまとめます。
発生する送料は
中国国内送料(代行業者によっては無料の場合もあり)+国際送料(航空便と船便で異なる)+国内送料(運送会社や特約契約の有無で異なる)という計算式になります。
送料を抑える細かな方法は様々あるので、いろいろ工夫して少しでも送料を下げて利益を高めましょう。
中国輸入の送料計算方法の注意点は?
中国輸入の送料計算方法の注意点もそれぞれの送料別にまとめました。
中国国内送料の場合
中国国内送料は無料であることは多いとお伝えしました。
販売価格が大きければ大きいほど送料が無料になる可能性も高いですし、代行業者が交渉して無料や値下げに応じてくれることもあります。
その場合には中国国内送料を請求しない代行業者もあれば、普通に請求してくる代行業者もあります。
調べれば無料であるかどうかはタオバオやアリババの購入ページで簡単にわかりますが、仮に無料なのに中国国内送料を請求されたとしても、そこは素直に払うことをおすすめします。
これはもう「信頼関係」構築のための必要経費のようなものだと考えましょう。
中国にコネクションやネットワークでもない限り代行業者なしで中国輸入転売は不可能なので、頻繁にやりとりすることになる代行業者とは良い関係を構築しておく必要があります。
細かいことをいろいろ言えば心象を悪くしてサービスの質が悪くなるリスクが高いのです。
たかが数百円のために関係をこじらせることは無意味です。
チップだと思って気持ちよく払っておきましょう。
国際送料の場合
多くの代行業者で貨物の総重量が20㎏を超えると1㎏あたりの国際送料がかなり割引かれます。
結果的に大きな利益に繋がるので、このことを知らないとかなりの損をしてしまいます。
総重量が20㎏近くで止まった場合は、何か商品を追加して20㎏を超えてから発注するようにしましょう。
また、中国輸入で最も利益率が低い商品は「体積が大きくて軽いもの」です。
航空便でも船便でも送料が高くついてしまうからです。
具体例を挙げればぬいぐるみや抱き枕などの商品です。
実はこれらの商品も中国輸入品では売れ筋で仕入れたくなるものですが、基本はおすすめしません。
仕入れる商品は常に「軽く・薄い」ものを意識するようにしましょう。
日本国内送料の場合
ある程度定期的に一定量を発送するようになったら運送会社と「特約契約」を結ぶと良いでしょう。
特約契約を結ぶと送料をかなり下げてくれたり、集荷に来てくれたり、送料はまとめて月払いが可能になるなど様々なメリットがあります。
コストも労力も圧倒的に下げて一気に利益が大きくなるので、ある程度安定して仕入れられるようになったら運送会社と交渉してみましょう。
また、沖縄県や離島に在住の場合などは国内の送料ももちろん、中国からの国際送料にも別料金が発生してしまい送料で明らかに不利になります。
その場合はAmazonのFBA発送にすることを強く推奨します。
基本的に代行業者が検品をしっかりしてくれているなら、代行業者からFBAに直接納品することで、自宅からFBAへ発送する送料を省くこともできます。
また、航空便にEMSを利用すれば国際送料に別料金が発生することは防げます。
中国輸入の送料計算に関税は必要?
そして、中国輸入では基本的に関税も発生します。
関税が発生しない商品もありますが、転売で仕入れるものは大抵関税が発生するジャンルです。
また、仕入れ価格が1万円以下なら関税は発生しませんが、中国輸入で仕入れ価格が16,666円以下円以下というのも現実的ではありません。
この関税について解説します。
関税の種類と計算方法について
関税は発生するものと考えて、仕入れ費用には関税で支払う分も計算に入れなければなりません。
完全に関しては仕入れ金額が20万円を超えるか超えないかで税率も変わります。
- 20万円以下なら簡易税率(区分も簡易で税率も基本的に安い)
- 20万円以上なら一般税率(区分が細かく複雑な上に、税率もやや高い)
関税の計算式は以下↓の通りです。
《商品代金+国際送料×関税率》
関税率は簡易税率なら0~10%、一般税率なら0~20%で、商品のジャンルによって異なります。
また、それ以外にも発生する費用があります。
税関手数料
税関手数料は1箱200円一律に発生します。
これも必ず発生する費用なので現実を受け止めましょう。
中国輸出通関手数料
中国輸出通関手数料も避けられない費用負担です。
1箱80円発生します。
消費税
当然、中国から輸入で仕入れた(購入した)商品にも消費税が発生します。
10%を一緒に請求されます。
関税の支払い方法
関税+税関手数料(1箱200円)+中国輸出通関手数料(1箱80円)+消費税(10%)の合計を商品仕入れ時に払う必要があります。
支払い方法は
の3タイプがありますが、基本的には着払いが主なので、仕入れ時には上記料金を支払えるだけの現金を用意しておく必要があります。
中国輸入の送料計算の為替はどうする?
中国輸入の送料計算には「為替手数料」というものも含まれます。
当然のことですが、為替レートは常に変動しています。
中国輸入仕入れは、商品の発送⇒受け取りまでに船便などを使用すれば1か月以上に及ぶこともあります。
それだけの期間があると、為替レートの変動で代行業者が損をしてしまうリスクがあるのです。
この為替手数料というものは、代行業者が損をすることを阻止するために考えられたものです。
具体的には注文時の為替レートに1円をプラスして商品代金を計算するのです。
例えば2020年6月1日の為替レートは1元15円ですが、為替手数料で1円がプラスされ「1元16円」として商品代金を計算するのです。
100元の商品を仕入れる時は、本来1,500円の仕入れ価格が1,600円になるということです。
代行業者を利用する以上これも必要経費と考えるしかありませんね。
まとめ
複雑かつ細かい中国輸入の送料と税金について詳細に解説しました。
必要な情報はほぼ網羅したので、この記事を読めば大体必要なことはわかるはずです。
ただ、口でいくら言ってもやっぱり実際に自分で仕入れてみないとわかりにくい部分もあると思います。
まずは一度、少量でも良いので何か商品を仕入れてみることをおすすめします。
実際の仕入れにはどれだけ出費があるかを体験してみると、その後の仕入れ判断はより現実的になるでしょう。
あとは、どうすれば送料を削減することができるか仕入れや発送方法を工夫してみてください。
方法はまだまだたくさんありますよ!
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という感じで本日はここまで、お読みいただきありがとうございました!