【丁寧にサポート】eBay取引をキャンセルするには!条件・手順・方法を詳しく解説【バイヤー都合でOK】
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【丁寧にサポート】eBay取引をキャンセルするには!条件・手順・方法を詳...
「eBayの取引をキャンセルする条件はある?」
「セラーとバイヤーのキャンセルする手順を知りたい」
「eBayの取引をキャンセルする注意点を知りたい」
eBay初心者
などのお悩みにお答えしていきます。
eBayは世界最大級のECサイトであり、多くのユーザーが利用しています。
日々さまざまな商品が取引されていますが、なかにはキャンセルを希望する方も少なくありません。個人間での取引なので、ある程度キャンセルが発生することは仕方のないことでしょう。
しかし、キャンセルするには一定の条件を満たす必要があります。
この記事では
- eBayの取引をキャンセルできる条件
- eBayの取引キャンセルでバイヤー都合を選ぶ概要
- 【セラー側】eBay出品者のキャンセル方法
- 【バイヤー側】eBay落札者のキャンセル方法
- eBayでキャンセルする際の注意点
などを解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、スムーズにキャンセル手続きを行いましょう。
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eBayの取引はキャンセルできる!条件をサクッと確認
結論から言うと、eBayの取引はキャンセルできます。しかし、キャンセルするには、条件があるのでしっかり把握することが重要です。
こちらで解説する条件は以下のとおりです。
- 90日以内に手続きをする必要がある
- 販売者と購入者間で同意が必要
- 関税がかかる可能性がある
それぞれ見ていきましょう。
1.90日以内に手続きをする必要がある
eBayでは購入後90日以上経過している場合、落札手数料が返金されません。
落札手数料とは、商品が売れた際に売上からeBayに支払う手数料のことです。商品やストア契約の種類によって異なりますが、11.50%~15%が売上から引かれます。
例えば落札手数料15%の場合、10,000円の商品を売ると、1,500円を支払うことになります。
まだ期日まで余裕があるから大丈夫と考えていても、いつの間に90日以上経っていることも。
キャンセルの申請をしたり、受けたりする際は、できる限り早めに行うことが重要です。
2.販売者と購入者間で同意が必要
eBayでキャンセルするなら、セラー(販売者)とバイヤー(購入者)で、しっかり同意を取るようにしましょう。
キャンセルは申請画面で理由を選択すればできます。しかし、事前の同意がなく、いきなり申請すると拒否される可能性が高いです。
一度拒否されてしまうと、取引のキャンセルができなくなります。さらに、落札手数料も返金されません。
必ずCancel Transactionメッセージを送って同意を得ましょう。
万が一キャンセル申請を拒否されたら、自分でメッセージのやり取りや手続きをする必要があります。
3.関税がかかる可能性がある
eBayは海外ユーザーと取引を行います。商品の発送後に取引をキャンセルする場合、海外から返品される際に関税がかかる可能性があります。
返品にかかる関税は、かかった分をセラーとバイヤーのどちらかが負担。取引キャンセルで自動的に返金されないので注意しましょう。
返品で関税を回避する方法について、詳しくは関連記事「【5分でわかる】eBay輸出の返品手順4ステップ!関税がかからない3つの回避方法を詳しく解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
eBayの取引キャンセルはバイヤー都合を選べばOK!概要を解説
eBayの取引をキャンセルする際は「バイヤー都合」と「セラー都合」から理由を選択します。どちらを選択するか迷われるかもしれませんが、バイヤー都合を選べば大丈夫です。
こちらでは、キャンセル理由を選択する概要を解説します。
- セラー都合だとディフェクトレートが悪くなる
- 勝手にバイヤー都合にして怒られるケースはほとんどない
- ただしバイヤー都合にすると悪い評価をもらう可能性がある点には注意
それぞれ参考にしてみてください。
1.セラー都合だとディフェクトレートが悪くなる
eBayの取引をキャンセルする際のセラー都合の理由は以下が考えられます。
しかし、真面目にセラー都合で理由を選ぶ必要はありません。セラー側の理由でキャンセルすると、ペナルティがついてしまい、ディフェクトレート(自分の評価)が悪くなります。
eBayのアカウントは以下の3レベルに分けられています。
- Top Rated Sellers(トップレイテッドセラー):優良販売者
- Above standard(アヴァーブ・スタンダード):通常の状態
- Below Standard(ベロ―スタンダード):制限がかかっている状態
評価が高く、Top Rated Sellersになると検索画面で優先的に表示。ディフェクトレートが悪いと制限がかかってしまい、検索結果が下位になったり、出品数・出品金額を制限されたりします。
今後の取引に影響が出る可能性があるので、キャンセルする際は、できる限りセラー都合にしないようにしましょう。
2.勝手にバイヤー都合にして怒られるケースはほとんどない
今後の取引への影響を考えると、なるべく悪い評価を受けたくないですよね。悪い評価をつけないなら、キャンセル理由をバイヤー都合にすることです。
eBayのキャンセルで勝手にバイヤー都合にしても、怒られるケースはほとんどないので、安心してください。
eBayでアカウントに悪い評価を付けずにキャンセルする方法は、まず【Seller hub】から【Order】のページへ。
売れた商品のプルダウンメニューから【Cancel order】を選択します。
続いて、理由で【The buyer asked cancel the order】を選択しましょう。
もしバイヤーからクレームがあった場合は、上乗せして返金する方法もあります。クレームはディフェクトレートで悪いをつけられる可能性が高いです。
謝罪して返金する方法も覚えておきましょう。
詳しくは関連記事「【トラブル回避】eBayでクレームを受けずキャンセルする方法!在庫切れ時のメッセージ例文を紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.ただしバイヤー都合にすると悪い評価をもらう可能性がある点には注意
eBayはメルカリやヤフオクと違って、購入後の評価がマストではないです。勝手にバイヤー都合でキャンセルしたことで、悪い評価をもらうことを気にする必要はないかもしれません。
しかし、悪い評価をもらう可能性があることは把握しておきましょう。
その場合、評価稼ぎをすることで、良い評価の割合を高めることがおすすめです。悪い評価の割合を下げれば、アカウントのレベルが低くなることを防げます。
評価稼ぎを詳しく知りたい方は関連記事「【とにかく売れ】eBay輸出で評価稼ぎする方法!おすすめの商品やリサーチのやり方を解説」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【セラー側】eBay出品者のキャンセル方法
こちらではeBay出品者のキャンセル方法を解説します。
- オークション形式の入札キャンセル
- 落札後の取引キャンセル
それぞれ見ていきましょう。
オークション形式の入札キャンセル
今回は、下記の画像の商品をキャンセルする方法を解説します。
まずは入札を取り消すフォームのページを開きます。
ページを開いたらアイテムナンバーとユーザーIDを入力。
【Item number】に商品ページのディスクリプションで確認できる、アイテムナンバーを入力します。
【User ID of the bid you are cancelling】のところにユーザーIDを入力。
ユーザーIDは出品ページの Bid という所をチェックすると出てきます。
入札者のIDが出ますので、対象のIDを入力していきます。
最後に【Reason for cancellation:】でキャンセル理由を入力して、Cancel bidsをクリックすれば完了です。
落札後の取引キャンセル
商品の落札後のキャンセル方法は、以下の5ステップです。
- バイヤーにメッセージを送る
- 「My eBay」をクリック
- 該当商品の右側の「more actions」をクリック
- プルダウンメニューから「Cancel order」をクリック
- キャンセル理由を選択してキャンセル
キャンセル理由は、セラー都合の場合「Out of stock or damaged」(「在庫切れ、もしくは商品破 損」)を選択します。
バイヤー都合の場合は「Buyer asked to cancel」(「落札者がキャンセルを申し出た」)にします。
バイヤーへのメッセージの例文は関連記事「【トラブル回避】eBayでクレームを受けずキャンセルする方法!在庫切れ時のメッセージ例文を紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【バイヤー側】eBay落札者のキャンセル方法5ステップ
バイヤー側でeBay取引をキャンセルする方法は、以下の5ステップです。
- セラーにキャンセルのメッセージを送る
- キャンセル理由を入力する
- セラーからの返信を待って対応する
- セラーから返金を受ける
- 商品の発送後の場合は返品リクエストを送る
一つずつ解説していきます。
1.セラーにキャンセルのメッセージを送る
バイヤーから取引をキャンセルする際は、まずセラーにメッセージを送りましょう。同意を取れていないと、セラーにキャンセルを拒否される可能性があります。
キャンセルのメッセージを送信する手順は以下のとおりです。
- 「My eBay」のプルダウンメニューから「Purchase History(購入履歴)」をクリック
- 購入をキャンセルする商品の、右側にある「More actions」をクリック
- プルダウンメニューから「Contact seller」を選択
- 「Select a topic」の中から「Request to cancel this order(注文キャンセルを申し出る)」を選択
- 一番下の「ask to cancel order.」または「Contact the seller(出品者に問い合わせ)」をクリック
- 「Contact the seller(出品者に問い合わせ)」をクリックし、メッセージを入力して送信をクリック
また、eBayでの取引は全て英語で行う必要があります。
英語が苦手な方のために、落札者のキャンセルメッセージの例文を関連記事「【トラブル回避】eBayでクレームを受けずキャンセルする方法!在庫切れ時のメッセージ例文を紹介」にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.キャンセル理由を入力する
セラーへのメッセージには、必ずキャンセル理由を入力する必要があります。理由を入力しないと、出品者が手続きを行えません。
主なキャンセル理由は以下のとおりです。
- 購入したが心変わりして注文をキャンセルする
- 誤って購入してしまった
- もっと安い販売先を見つけたからキャンセルして欲しい
- 注文をしたがそのまま入金がなくキャンセルになる
キャンセルをするからと言って、特別な理由は必要はありません。
3.セラーからの返信を待って対応する
メッセージを送ったら、出品者からの返信を待ちましょう。
早ければ24時間以内、遅くても2〜3日以内に返ってきます。
人によって返信で詳しい理由を聞かれる場合があります。特に値段に関して聞かれたら、値下げしてもらえるチャンスです。
値段を理由にキャンセルを考えている方は、値下げ交渉をしてみましょう。
そうでなければ「I changed my mind.(気が変わりました)」と返信すれば問題ありません。
4.セラーから返金を受ける
セラーとのキャンセルの合意が取れ、手続きが完了すると「The seller sent you a refund(セラーがあなたに返金しました)」というメッセージが送られてきます。
「See Cancel Datails」ボタンをクリックすれば、キャンセル成立です。
バイヤー側で返金手続きをする必要はありません。自動で返金されるので、戻ってくるまで待ちましょう。
5.商品の発送後の場合は返品リクエストを送る
商品の発送後は取引キャンセルではなく、返品リクエストを送る必要があります。
返品の手順は以下のとおりです。
- 「My eBay」のプルダウンメニューから「Purchase History(購入履歴)」をクリック
- 購入をキャンセルする商品の、右側にある「More actions」をクリック
- プルダウンメニューから「Contact seller」を選択
- 「Select a topic」の中から「 need to return my item(返品する)」を選択
ただし、返品にかかる手数料はバイヤー負担になるので注意しましょう。
eBayでキャンセルする際の2つの注意点
eBayで取引をキャンセルする際は、以下に注意しましょう。把握していないと、損をする可能性があります。
こちらで紹介する注意点は以下の2つです。
- 別途返金手続きが必要になるケースもある
- eBay運営からの落札手数料は必ず確認する
ぜひ活用してみてください。
1.別途返金手続きが必要になるケースもある
すべての返金処理が自動で行えるわけではありません。eBay上で取引キャンセルを行なって返金する方法は、注文後1ヶ月しか有効ではありません。
1ヶ月以上経過している取引の返金を行うなら「オープンケース」と「PayPal」から返金手続きを行います。
オープンケースはeBay上で返金手続きをするので、自動で手数料が戻ってきます。
PayPalは、注文から1ヶ月以上経ってケースが開かれない場合に、使う方法です。オープンケースと違って、PayPalから直接返金するため、落札手数料は戻ってきません。eBayにメールか電話をして手数料を返金してもらいましょう。
2.eBay運営からの落札手数料は必ず確認する
取引キャンセルが成立すると、落札手数料が自動で戻ってきます。
落札手数料の返還を確認する方法は、以下の手順です。
- トップページ右上の「My eBay」の「Selling」をクリック
- Seller Hubへ移動したら、「Payments」にある「Summary」をクリック
- 「Recent transactions」の中から返金した取引をクリック
しっかり確認して返金漏れがあったら、eBayに問い合わせましょう。
eBay取引のキャンセルを把握してスムーズな取引を行おう
eBay取引のキャンセル条件として、セラーとバイヤー双方の同意を取り、90日以内に手続きする必要があります。条件を満たさないとキャンセルができなくなったり、手数料が返金されなかったりするので注意しましょう。
また、キャンセル申請の理由を迷うかもしれません。その場合、バイヤー都合にすることで、悪い評価を受けないで手続きを行えます。
eBay取引のキャンセルを把握して、スムーズな取引を行いましょう。
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