【5分でわかる】eBay輸出の返品手順4ステップ!関税がかからない3つの回避方法を詳しく解説
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【5分でわかる】eBay輸出の返品手順4ステップ!関税がかからない3つの...
「eBayでリターンリクエストが来たら、どのような対応すればいい?」
「返品する・返金する手順を知りたい」
「eBayで返品手続きでの注意点はなに?」
せどり初心者
そんな悩みにお答えします。
eBayで取引をしていると、返品や返金の連絡を受けることがあるはず。正しい手順を把握していない場合、どのように対応すればよいか迷いますよね。
そこで、この記事では
- eBayのリターンリクエストの概要
- eBay輸出で返品を行う手順
- eBay輸出の返品で関税がかからない方法
- eBay輸出で返品手続きをするときの注意点
- eBay輸出で返金する方法
などを解説します。
しっかり返品と返金方法を把握して、悪いイメージを与えないようにしましょう。
ぜひこの記事を参考にして、eBayでスムーズな取引を目指してみてください!
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eBayのリターンリクエストとは?概要をサクッと解説
eBayで購入した商品を返品するときは、必ず購入者から販売者へリターンリクエストの連絡がきます。販売者は指定された期日までに、対応をする必要があります。
万が一期日までに対応できない場合は、間にeBayが入って強制的に全額返金されます。
この場合、購入者から一部返金の依頼であっても、全額返金対応になるので注意が必要です。さらに、アカウントにマイナスの評価をされるため、少なからず今後の取引に影響が出てしまうでしょう。
また、eBayでは商品が到着してから30日以内であれば、全額を販売者が負担して返品することになります。リターンリクエストの申請は、最長60日以内ということも覚えておきましょう。
期日を過ぎた取引のリターンリクエストは、販売者側で拒否ができます。返品はもちろんのこと、返金も行う必要はありません。
ただし返品を拒否すると、購入者から悪い評価をされることも。今後の取引を有利に行うために、損をしてでもリターンリクエストを受けたほうがよいケースもありますよ。
eBay輸出の返品は2種類ある
eBay輸出の返品方法には、なにがあるのでしょうか。
こちらでは、eBay輸出の2種類の返品を紹介します。
- 購入者都合の場合
- 出品者都合の場合
それぞれ見ていきましょう。
1.購入者都合の場合
購入者都合で返品する際の理由には、以下があります。
- Doesn’t fit :サイズが合わなかった
- Changed mind:購入意思がなくなった
- Found a better price:他にもっと安価な商品を見つけた
- Just didn’t like it:好みの商品ではなかった
- Ordered by mistake:誤って購入した
返送料は「Return policy」が「Buyer pays for return shipping」に設定されていると、購入者側が全額負担となります。販売者側で行うことはありませんので、購入者が対応するのを待ちましょう。
返品の注意点があれば、事前に連絡しておくとスムーズに対応が進みます。
2.出品者都合の場合
出品者側の都合で返品になる理由は以下のとおりです。
- Doesn’t work or defective:欠陥がある、商品が使えない
- Doesn’t match description or photos:商品説明や画像と一致しない
- Wrong item sent:違う商品が送られてきた
- Missing parts or accessories:商品の部品や付属品が欠損している
- Arrived damaged:破損している
- Doesn’t seem authentic:偽造品の疑いがある
これらは販売者側の不備が原因です。そのため、たとえ「Return policy」を「Buyer pays for return shipping」に設定していても、販売者が返送料を全額負担します。
ただし、なかには理不尽な理由で、返品対応の連絡をしてくるケースもあります。その場合は、はっきりと自分の意見を主張し、相手側が返送料を負担すべき旨を伝えましょう。
eBay輸出で返品を行う4つの手順
eBay輸出で返品を行う手順は4つです。事前に手順を把握していると、スムーズな対応ができます。
- 理由を確認して対応方法を選択
- バイヤーと連絡を取る
- 商品が届いたら返金手続きを行う
- 返品・返金が完了したらケースを閉じてもらう
順番に見ていきましょう。
1.理由を確認して対応方法を選択
購入者から返品のリクエストが届いたら、必ず理由を確認するのが重要です。なぜなら、返金方法や返送料の負担について、相手側の要求が記載されているからです。
購入者からの返品リクエストに対する対応方法は、以下の4つです。
- Accept the return:返品を受け付ける
- Give a full refund :全額返金する
- Offer a partial refund:一部返金する
- Send the buyer a message:購入者にメッセージを送る
場合によっては、複数の対応を併用することもあります。スムーズに対応するために、自分なりの基準を設けて判断できるようにしましょう。
2.バイヤーと連絡を取る
購入者からの返品リクエストだけで、対応するのはよくありません。なぜなら、理不尽な理由でリクエストをしてくるケースがあるからです。
詳細の状況を確認して、本当に販売者側に不備があるのか判断しましょう。
また、購入者側は返品対応に慣れていないケースが多いです。販売者側から今後の流れを丁寧に説明することで、スムーズに返品対応が進みます。
そのため、必ずメッセージを送って、低評価につながらないようにしましょう。
3.商品が届いたら返金手続きを行う
eBayで返金手続きをするタイミングは、商品が届いてからです。
というのも、商品と返金されたお金を両取りしようとする詐欺も存在するからです。そのため、必ず手元に商品が届いたのを確認してから、返金手続きを進めてください。
ちなみに、日本の住所に発送する際は返送ラベルの発行がないので、PayPalから返金手続きをする必要があります。
4.返品・返金が完了したらケースを閉じてもらう
返品・返金が全て完了したら、購入者に連絡をしてケースを閉じてもらいます。販売者側では閉じられないので、必ず手続きが完了したら連絡しましょう。
ただし、リターンリクエストの期日を過ぎている場合、自動的にケースが閉じることがあります。
また、返品が完了する前に、購入者側で勝手に閉じられるケースも少なからずあります。あらかじめ覚えておきましょう。
eBay輸出の返品で関税がかからない3つの方法
eBay輸出で海外から返品されるとき、気になるのは二重でかかる関税ではないでしょうか。
こちらで紹介する方法を知らないと、関税で高い料金を支払ってしまう可能性があります。
- 箱とラベルに「Return good」と記入してもらう
- 返品に関税がかかって帰ってきた場合は受け取らない
- 関税通知書を見て税関に連絡する
それぞれ活用してみてください。
1. 箱とラベルに「Return good」と記入してもらう
海外から返品してもらうときは、送り箱とラベルに「Return good」と記載してもらいましょう。「Return good」と記載することで、関税を避けられます。
購入者へのメッセージは、以下のとおりです。
★日本語
こんにちは。
私があなたをがっかりさせてしまいごめんなさい。
その商品を私の住所に返品してください。
そして、その際に”Return good”と箱とラベルに記載してください。
ありがとう。
★英語
Hello.
I’m sorry I was disappointed with you.
Please return the item to my address.
And please write “Return good” on the box and label.
Thank you.
ただし「Return good」を記載しても、関税がかかる可能性もあるので、注意が必要です。
2.返品に関税がかかって帰ってきた場合は受け取らない
返品商品を郵便局員が持ってきた際は、必ず関税を取られているか確認しましょう。
関税を取られている場合は、下記のような紙が入っています。そのまま受け取ってしまうと、関税を支払わないといけないので、返品商品であることを伝えるのが重要。
郵便局員への伝え方は、以下を参考にしてみてください。
「返品商品に関税が間違って徴収されてしまっているので、一度持ち帰って頂きたいです。受取拒否ではありませんので返送する必要はありません。私から税関に電話して返品商品という旨を伝えます。なので、関税通知書の控え(写真)を撮っても良いですか?」
上記のように受取拒否ではないことを、しっかり伝えましょう。なぜなら、受取取拒否になると、送り主へ返送されてしまうからです。
返品リクエストが完了するまでに、かなりの時間がかかってしまいます。そのため、必ず受取拒否ではないことを伝えてください。
3.関税通知書を見て税関に連絡する
関税通知書の控えを手に入れたら、税関に電話します。
税関の電話番号は、以下のように関税通知書に記載されています。
電話がつながったら、税関に関税通知書のナンバーと返品商品であることを伝えれば大丈夫です。そして、証拠としてeBayでのやり取りやメールなどを、税関に送って証明します。
自分で販売したインボイスの控えを、しっかり提出すると効果的です。
その後、書類が受理されたら数日で、再度関税を取られずに返品がきます。金額が高い商品だと、関税も大きくなり損失に繋がるので、この機会に正しい方法を覚えましょう。
eBay輸出で返品手続きをするときの3つの注意点
eBay輸出で返品手続きをするときは、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
こちらでは、取引中に気をつけるべきことを3つ紹介します。
- eBayのポリシーを確認する
- 丁寧な対応を心がける
- 返品詐欺の可能性がある
注意点を把握しないと、販売者側に不利な状況になる可能性があります。
それぞれ参考にしてみてください。
1.eBayのポリシーを確認する
eBayの返品手続きにおいて、リクエストを取り下げるなら、ポリシーを確認するのは重要です。なぜなら、eBayでは購入者に有利な判断がされるケースが多く、ポリシーに沿った対応が求められるからです。
何も確認せずにリクエストを拒否すると、違反と判断されてペナルティを受ける可能性があります。
そのため、eBayの取引に慣れるまでは、ポリシーを確認しながら手続きを進めましょう。
2.丁寧な対応を心がける
返品手続きを丁寧に行わないと、悪い評価を受ける可能性が高いです。
そのため、返品対応は丁寧に行いましょう。悪い評価があると、他の購入者からのイメージ低下につながります。結果として、eBayでの売上に大きな影響を受けることもあるでしょう。
特に返品を拒否する際に、悪い評価を受けやすいです。相手に納得してもらえるように、返品できない理由を説明して、丁寧な対応を心がけましょう。
3.返品詐欺の可能性がある
eBayには少なからず悪意を持って、返品リクエストをしてくる方がいます。最悪の場合、商品が返品されずに、返金額を取られます。
返品詐欺を行っているアカウントの特徴は、評価が少なかったり、高額商品ばかり取引をしたりするケースが多いです。このようなアカウントから、返品リクエストがきたら、慎重に手続きを進めましょう。
また、対策は発送前の商品の動画撮影です。動画であれば加工されにくいので、詐欺を見抜く証拠として効果的。
相手が動画撮影を拒否して、画像の確認を勧めてきたら詐欺の可能性が高いです。
しっかり対策を行って、損失を出さないようにしましょう。
eBay輸出で返金する2つの方法
こちらでは、eBay輸出で返金する方法を2つ紹介します。
- eBayから返金する場合
- PayPalから返金する場合
それぞれ見ていきましょう。
1.eBayから返金する場合
eBayからの返金方法は以下のとおりです。
- Seller hubで、Ordersをクリック
- 左サイドバーの「Paid and shipped」をクリック
- 返金する商品のプルダウンにある「View PayPal transaction」をクリック
返金には「全額返金」「一部返金」がありますが、どちらもこの方法で対応できます。しっかり覚えて、スムーズな手続きを心がけましょう。
2.PayPalから返金する場合
PayPalからの返金方法は以下のとおりです。
- 「View PayPal transaction」をクリック
- PayPalで返金する商品の「取引の詳細」に移動
- 画面の右側にある「返金を実行」をクリック
- 返金額を入力
- 必要に応じてメッセージを入力
- 「続行」をクリック
- 入力内容を確認して「返金を実行」をクリック
- 返金対象商品の「$」が変わっているか確認
eBayとPayPalでは、アカウントが別になっているケースがあります。返金を実行するときは、購入者の eBay IDを確認するのが重要です。
eBay輸出の返品対応は丁寧に行おう
eBayは海外に住んでいる方と、取引をするので国内よりも、返品にかかる手続きが多いです。しっかり方法を把握していないと、お互いに不利益を被る可能性があります。
ぜひこの記事を参考に、eBayで返品リクエストを受けたときの対処法を身につけましょう!
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