【やめとけ】eBayのバイヤーと直接取引はハイリスク！取引相手をファン化させる2つのコツも紹介
「eBayで直接取引をするとばれる？」
「どんなリスクがあるの？」
「なぜ運営にバレるの？」
せどり初心者
このような疑問にお答えします。
eBay手数料を抑えて、利益を増やしたいと考える人は多いです。リスクを考えずに直接取引をしてしまい、アカウント停止してeBay輸出ができなくなるケースがあります。
リスクやデメリットを正しく理解することで、バイヤーからの依頼も断り、健全にアカウントを運用していけます。
そこでこの記事では、eBayのバイヤーと直接取引に関してのリスクやメリットなどを解説します。
内容は以下のとおりです。
- eBayのバイヤーと直接取引をするのはハイリスクな理由
- 得られる2つのメリット
- 直接取引をする際の問題とリスク
- 注意する2つのポイント
- バイヤーをファン化させるコツ2選
バイヤーと直接取引ができないかと考えている人に役立つ内容です。
ぜひこの記事を参考に、直接取引に関してリスクとリターンを客観視できるようになりましょう。
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eBayのバイヤーと直接取引をするのはハイリスクな理由をサクッと解説
なぜ、eBayでバイヤーと直接取引をするのが、ハイリスクと言われているのか気になりますよね。
ここでは、リスクが高い理由を2つ紹介します。
- eBayポリシーでeBay以外での取引は禁止している
- eBayに直接取引がばれるとどうなるのか
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. eBayポリシーでeBay以外での取引は禁止している
eBayポリシーでは、eBay以外での取引を禁止しています。
セラーとバイヤーが直接取引をしたら手数料などの徴収ができなくなるため、禁止するのは当然といえるでしょう。
そのため、直接取引に発展する以下の2つも禁止となっています。
- eBay以外の外部Webサイトを添付して宣伝すること
- 電話番号やメールアドレスなど個人情報のやりとり
運営に見つかった場合には、ペナルティの対象です。しかし、リスクを冒して直接取引をする人は一定数います。
2. eBayに直接取引がばれるとどうなるのか
eBayに直接取引がバレた場合、さまざまなペナルティが課せられます。
- 出品した商品のキャンセル
- 検索結果からのすべての商品の非表示
- メッセージの一部、またはすべてをブロック
- 他のメンバーとの通信のブロック
- 販売者の評価の引き下げ
- 売買の制限
- アカウントの一時停止
- 手数料の適用
- ポリシーの監視と施行のための費用の回収
参考：Offering to buy or sell outside of eBay policy | eBay
上記に加えて、これまでの売上はバイヤーのアカウントに払い戻し措置をされるリスクがあります。ある程度の売上がある場合には、非常にハイリスクと言えます。
直接取引が見つかった場合には、アカウントも停止するため、eBayを使った輸出ビジネスはできなくなるでしょう。
eBayを使わずにバイヤーと直接取引すると得られる2つのメリット
リスクを冒してまで、直接取引をするのには、どのような理由があるのでしょうか。
ここでは、バイヤーと直接取引をするメリットについて、以下の2つを解説します。
- eBayの手数料がかからない
- バイヤーから欲しい商品のオファーがもらえる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. eBayの手数料がかからない
直接取引をすることで、手数料分を収入に上乗せできます。
eBayで取引をする場合には、売上の15〜20％を手数料として支払わなければなりません。
例えば100ドルの売上だった場合、15～20ドル手数料がかかります。直接取引なら100ドルをそのまま受け取れるのは大きいですよね。
手数料がないのは、もっとも大きなメリットといえるでしょう。
2. バイヤーから欲しい商品のオファーがもらえる
直接取引をする場合、バイヤーから欲しい商品の依頼を受けることが多いです。大抵の場合「〇〇が欲しい」とリクエストをもらってから取引をします。
すでにニーズがわかっているため、リサーチに時間をかけることなく売上をつくれます。
確実に商品が売れるため、仕入れたものが在庫となるリスクが低いです。eBay内での売買に比べて、手間をかけずに取引ができるでしょう。
eBayを介さずに海外バイヤーと直接取引をする際の問題とリスク
eBayバイヤーと直接取引をする問題とリスクについて、確認しておきましょう。知らないと円滑に直接取引は行えません。
紹介する内容は以下のとおりです。
- お互いの連絡手段を知る必要がある
- eBay以外で代金の支払い方法を確立しないといけない
- 何かあった場合はすべて自己責任になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. お互いの連絡手段を知る必要がある
以前は、PayPalからお互いのメールアドレスを簡単に入手できました。
しかし、eBay Managed Paymentを導入して以降、PayPalは必須ではなくなりました。当然、新規セラーやバイヤーはPayPalを使用していないケースも多いです。
したがって、eBayにばれないように、直接取引ができる方法を別途考えないといけません。
2. eBay以外で代金の支払い方法を確立しないといけない
eBay上でお金のやり取りをしないため、代わりの決済方法を考えないと直接取引はできません。
以前はPayPalでの支払いが当たり前だったので、直接取引にも利用できました。しかしeBay Managed Paymentが導入されてからは、PayPalでの決済が廃れ始めています。
特に、新しくeBayを利用し始めたバイヤーと直接取引をする場合は、お互いに使いやすい決済方法を見つけないといけません。
3. 何かあった場合はすべて自己責任になる
当然ですが、海外バイヤーと直接取引する場合、何か問題が起きた際は全て自己責任です。
そのため、以下のような問題があった場合は、全て自分で対処しないといけません。
- 代金の未払い
- 商品の破損
- クレーム
こういった問題がeBay内で起きた場合は、運営側からしかるべき対処を依頼することもできます。しかし、直接取引では全て自己責任です。
直接取引をするからには、バイヤーとの間で起きる問題を解決するためのノウハウも必要になるでしょう。
eBayで直接取引に関することで注意する2つのポイント
直接取引のチャンスが向こうからやってきたら、喜んで受けたくなるのは当然です。しかし、ポイントを押さえておかないとアカウント停止のリスクが高いです。
こちらでは、注意するべきポイントを2つ紹介します。
- eBay内のメッセージのやり取りで連絡先を送らない
- バイヤーから直接取引を打診されたら穏便に断る
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. eBay内のメッセージのやり取りで連絡先を送らない
eBayのメッセージ機能で、メールアドレスや直接取引の提案をした場合は確実にばれます。
利用者のやりとりをeBayはチェックしているからです。直接取引に関する内容を送信したら、ばれてペナルティの対象になることを覚えておきましょう。
今まで、積み重ねてきたeBay内での評価や信用が全てなくなるほどのリスクを、1回の直接取引でかけるべきではありません。
2. バイヤーから直接取引を打診されたら穏便に断る
直接取引をしたいという特別なオファーが、送られてくる場合があります。そういった場合は、まずはバイヤーに感謝を伝えましょう。
そのうえで、eBayの規約に違反するうえ、バイヤーにも迷惑を被るリスクが高いからと断るように返信をしてみてください。
決してストレートな表現を使って、短文で断らないようにしましょう。対応次第では、コアなファンになってくれる可能性も大いにあります。
断るためのメッセージの例文を紹介します。
Thank you for your special offer.I am very honored.
（オファーありがとうございます。大変光栄です。）
As you may know, eBay’s policy prohibits direct trading.
（ご存知かもしれませんが、eBay ポリシーで直接取引を禁止しています。）
If they find out that the transaction is direct, it will not be profitable for us.
（取引が直接であることがeBayにバレると、それは私たちにとって有益ではありません。）
Would it be possible for you to do this offer on eBay?
（この取引を eBay で行うことは可能でしょうか?）
そのままコピーして使用しても構いません。
直接取引の連絡を絶好のチャンスと思って飛びつくのは避けましょう。eBayが直接取引に応じたと判断した段階で、サスペンドされるリスクがあるからです。
eBayのバイヤーをファン化させるコツ2選
eBayに隠れて直接取引をする方法を考えるよりも、濃いファンを形成するほうが長期的に稼げます。
この章では、eBayのバイヤーをファン化させるコツを2つ紹介します。
- 商品にメッセージカードを同封する
- オマケを一緒に梱包する
直接取引がバレた際のリスクやトラブル対応を考えると、取引ごとにバイヤーの心を掴むほうがコスパが良いでしょう。
1. 商品にメッセージカードを同封する
商品を買ってくれた感謝の気持ちを伝えるために、メッセージカードを入れて発送します。
1枚1枚手書きでオリジナルである必要はありません。プリントアウトした定型的なものであっても、他のセラーと差別化できます。
ショップカードを作成して、お互いにSNSのアカウントをフォローできるくらいにファン化を目指すと、継続して取引ができるようになるでしょう。
2. オマケを一緒に梱包する
ちょっとしたオマケは誰にとっても嬉しいプラスアルファのサービスです。気持ち程度のオマケを同封するだけで、セラーとして差別化ができます。取り扱っている商品に関連したオマケをつけてあげましょう。
カメラを扱っている場合は、安いクリーニングキットを同封するだけでバイヤーにとって嬉しいオマケになり、印象に残ります。
「利益率が下がるのでは」と不安を感じる人も多いですが、目先の利益に囚われてはいけません。
200円、300円のオマケであなたの評価やセラーレベルが上がるとしたら、コスパが抜群に良いといえるでしょう。
eBayバイヤーと直接取引を考えるより濃いファンを作るようにする
バイヤーと直接取引を考えるよりも、ファンになってもらうほうが長期で稼げます。もちろん、eBayの手数料を払わずに済むのは嬉しいことです。
しかし、たった1回の直接取引で得られる利益はたかが知れています。そのため、リスクとリターンが割に合わないといえるでしょう。
万が一ペナルティの対象になってeBayのアカウントが凍結されたら、他のプラットフォームで輸出ビジネスをする必要があります。
残念ながらeBay以外のプラットフォームで、世界中のバイヤー相手に輸出ビジネスができるものがないため、直接取引はおすすめしません。
ぜひこの記事を参考に、直接取引に関してリスクとリターンを客観視できるようになりましょう。
また、eBay輸出が稼げない原因については関連記事「【救済します】eBayの転売で儲からない人の特徴9選！原因を把握してしっかり対処しよう」にて詳しく解説しています。
利益が出ずに伸び悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください！
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