【暴露】Amazon輸出で月収100万は可能だが難しい！売上・仕入れから粗利計算までを細かく解説
「Amazon輸出の月収はどれくらいになるの？」
「正しいやり方なら稼げる？」
「どうやって利益計算をするの？」
せどり初心者
このような疑問にお答えします。
Amazon輸出は、市場規模が大きいアメリカ向けに商品を販売するため、大きく稼げる可能性があります。スキルと経験があれば月収100万円も目指せるでしょう。
しかし、利益率の計算方法を理解しないと、具体的な売上の目標金額を立てられないですよね。
そこでこの記事では、Amazon輸出の月収について以下の内容を紹介します。
- Amazon輸出の月収の幅
- 【モデルケース】手数料や月収算出の仕方4ステップ
- 月収100万を目指す前に最低限やること4選
Amazon輸出を始めたいけど、稼げるか不安を感じている人には役立つ内容です。
ぜひこの記事を参考にして、Amazon輸出の売上や月収について具体的な目標を持てるようになってください。
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Amazon輸出の月収についてサクッと解説
Amazon輸出の月収は、その人の輸出ビジネスの規模や利益率によって異なるため、一概には言えません。
まずは月収の幅や利益率について、以下の内容を紹介します。
- Amazon輸出は月収の幅が広い
- 輸出ビジネスの利益率と月収の関係
詳しく見ていきましょう
1. Amazon輸出は月収の幅が広い
Amazon輸出の月収は、稼げる人と稼げない人で差が激しいです。
ビジネスを始めた当初は月収1万円を出すのも難しいでしょう。しかし、スキルアップすれば月収100万円も狙えますが、簡単ではないです。
特にこれからAmazon輸出を始める場合は、以下のような壁に直面するでしょう。
- スキル不足でAmazon輸出を始めてもほとんど稼げない
- 副業で休日だけ取り組むため、月収1万円以下が当たり前
しかし、時間をかけてスキルと実績を上げていくと状況が変わります。副業であってもAmazon輸出ビジネスに取り組んで、月収20万円を超える人もいます。
月収100万円を目指すなら、スキル以外にビジネスのシステム化や組織化も必要です。そのために、作業者を集めて育てる必要もあるでしょう。
2. 輸出ビジネスの利益率と月収の関係
輸出ビジネスの利益率と月収の関係ついて説明します。取り扱う商品によって利益率は変わりますが、売上に対して30～40%前後ないとビジネスとして維持が難しいでしょう。
もし1ヵ月の売上が10万円なら月収3～4万円くらいになります。
もし利益率が30～40%の商品をメインで扱うならば、売上300万円あれば90万～120万円前後の月収になります。
もちろんジャンルによっては、利益率が60％以上の商品もあります。僕がおすすめしている中古カメラ輸出もその1つです。
【モデルケース】Amazon輸出の手数料や月収の算出の仕方4ステップ
Amazon輸出の月収に実感を持つために、モデルケースとして2つの商品の仕入れ値と送料を計算して月収を出します。
こちらでは、月収を出すための利益計算の方法を解説します。
- アメリカAmazonで売値をチェック
- 仕入れ値をチェック
- 粗利を計算
- 売上からAmazonの手数料と仕入れ値を差し引いて月収を算出
もちろん、この記事を読んでいる時には仕入れ値や売値が変わっているかもしれません。
しかし、Amazon輸出で商品を探す際には、この流れでやっていけば利益が計算できます。
1. アメリカAmazonで売値をチェック
まず、アメリカAmazonで人気のありそうな商品を探して売値をチェックします。選ぶポイントはレビューと星の数です。
ここではアニメのTシャツとゲームフィギュアの2つをチェックします。
実際は大量の商品の値段をチェックするため、Excelでリストを作ると効率的ですよ。
以下のTシャツの売値を日本円にすると2,938円（20.99ドル：1ドル140円で計算）です。
次にゲームフィギュアは、売値が24,218円（172.99ドル：1ドル140円で計算）でした。
以上の2つの商品の売値を覚えておき、仕入れ値をチェックします。アメリカAmazon内の売値と、仕入れ値の差が大きいほど利益率が良い商品です。
2. 仕入れ値をチェック
アメリカAmazonでチェックした2つの商品の仕入れ値を調べます。調べる際には、国内だけでなく海外サイトもチェックしましょう。
アニメグッズは、中国製品を扱っているAliExpressなどを調べると、破格で仕入れができます。
アニメTシャツの価格を調べると、仕入れ値は162円で送料が無料でした。
10枚買っても1,620円という破格の仕入れ値です。
次に、ゲームフィギュアの仕入れ値をチェックします。こちらは楽天市場で 13,970円で、仕入れが行えそうです。
2つとも売値と仕入れ値に差があり、それなりの利益が期待できますね。
3. 粗利を計算
計算方法は、売値から送料や仕入れ値などを差し引けば求められます。
式にすると以下のとおりです。
売値と仕入れ値はわかっているため、アメリカまでの送料を調べて、利益が出せる商品かチェックします。
Amazonの手数料はいったん除外します。およその計算で利益が出なければ扱わないからです。
2つの商品の数値をまとめると以下のようになります。
アニメTシャツ
- 仕入値 ： 162円 無料配送
- 送 料 ： 1,280円 国際eパケット（追跡サービスあり）
- 売 値 ： 2,938円 （99ドル：1ドル140円で計算）
2,938 – ( 162 + 1,280 ) = 1,496
粗利は1,496円です。この数値で売値を割ると粗利益率が計算できます。
結果、アニメシャツの粗利率は49%です。
ゲームフィギュア
- 仕入値 ： 13,970円 無料配送
- 送 料 ： 1,670円 国際eパケット（追跡サービスあり）
- 売 値 ： 24,218円 （99ドル：1ドル140円で計算）
24,218 – ( 13,970 + 1,670 ) = 8,578
ゲームフィギュアの粗利は8,578円。アニメTシャツに比べて粗利が大きいため、儲かりそうな感じがしますが、仕入れ値も高いため粗利率は35%です
輸出ビジネスでは、粗利率が良い商品を揃えたほうが儲かります。
4. Amazon輸出の手数料を売り上げから差し引く
粗利からアメリカAmazonの手数料を差し引けば、およその月収を出せます。
手数料は商品ジャンルで変わるため、15％で計算します。仮に1ヵ月で5つずつ売った場合で、月収を算出してみましょう。
売上は以下のようになります。
- アニメTシャツの売上 ： 5枚 21,090円（商品代 + 送料）
- ゲームフィギュアの売上 ： 5体 129,440円（商品代 + 送料）
合計の売上は150,530円です。これに15％をかけて手数料を以下のように計算します。
150,530 × 0.15 = 22,579
Amazonの手数料 ： 22,579円
これでアメリカAmazonの手数料は計算できました。
最後に売上から、前述した仕入れ値と送料、Amazonの手数料を差し引きます。
- 合計の売上：150,530円
- アニメTシャツ5枚分： 7,210円（仕入れ値 ＋送料）
- ゲームフィギュア5体分 ：78,200円（仕入れ値 ＋送料）
- Amazon手数料：22,579円
- 仕入れ値と送料、Amazon手数料の合計 ： 107,989円
- 利 益：42,542円
- 合計の利益率：約33%
これ以外に、為替手数料と送金手数料が発生しますが、合わせても数パーセントです。
以上のように、1ヵ月で2つの商品を5つずつ販売できれば、Amazon輸出で4万円ほどの収入になります。
あとは、取り扱う商品の数を増やしていけば利益を増やせます。
これはモデルケースのため、必ずこうなるとは限りません。とはいえ、Amazon輸出の月収に関して実感が湧いたのではないでしょうか。
Amazon輸出で月収100万を目指す前に最低限やること4選
1人でAmazon輸出を取り組み、月収をあげていっても一定のところで限界がきます。
この章では、月収100万円を目指す際に、やるべきことを4つピックアップしました。
- 輸出ビジネスの作業を自動化する
- 海外PL保険に加入する
- アメリカ人の買い物文化に慣れる
- 正規の代理店として仕入れるルートを確立する
上記の4つはやっておかないと、Amazon輸出で月収をあげていくことは難しいといえるでしょう。
1つずつ説明しますね。
1. 輸出ビジネスを自動化する
輸出ビジネスの月収が15万、20万円と、さらに上を目指すなら作業を外注する必要があります。
1人でできる作業には限りがあります。どんなに効率化をしても、ひとりの作業で月収100万円は厳しいです。
輸出ビジネスの作業は、大きく4つに分けられます。
- リサーチ
- 仕入れ
- 出品作業
- 発送作業
最初は全て自分でやりますが、ある程度の売上が毎月出せるようになったら、自動化して任せるのが効率的です。外注先は、クラウドワークスやランサーズなどで探せます。
「リサーチだけ」「画像作成だけ」といった自分がやりたくない、苦手な作業を外注先に任せましょう。
クラウドワークスで掲載されていた案件を紹介します。1つ目はリサーチの外注先を探している案件です。
上記の案件のように、時間のかかるリサーチ作業を外注化できればビジネスの効率を劇的に高められます。
もう一つは商品画像作成の案件です。
商品画像は出品作業のなかでウェイトが大きいものですが、画像探しに時間をかけるわけにはいきません。画像作成を外注化することで、出品作業の時間短縮が可能です。
上記の2つを外注化するだけで、効率はかなり変わります。
最初はコストがあまりかからない出品作業などを、外注化しましょう。
2. 海外PL保険に加入する
2021年9月、アメリカAmazonがセラー登録している販売事業者に海外PL保険加入を義務化しました。
海外PL保険とは、販売した商品によって購入者の身体に悪影響を与えることや、財物を破損する事故が発生した場合に損害賠償責任を補償するものです。
以下のような、条件に該当したセラーは、30日以内に加入する必要があります。
- 月の売上げが1万ドル（約140万円）を超えるセラー
- アメリカAmazonが海外PL保険加入を必要と判断したセラー
Amazon輸出で結果が出始めたら、事前に加入の準備をしておきましょう。
発送業務を依頼できる輸出代行業者の中には、海外PL保険を格安で提供している企業があります。前述した作業の自動化を進める際に調べておくと、割安で保険加入できる場合があります。
自動顔する際の輸出代行業者選びの際には、チェックしてみてください。
参考：Amazon輸出の海外PL保険 | ワールドシフト株式会社
3. アメリカ人の買い物文化に慣れる
Amazon輸出は、アメリカ人と取引をするビジネスです。アメリカ人の買い物文化は、気に入らない商品は返品・返金するのが当たり前というものです。
もちろん、取り扱う商品によって返品されにくいものはあります。しかし、取引の3割は返品されると覚悟しましょう。
Amazon輸出の場合、返品手数料はセラー負担であり、1件ごとに1,000～2,000円ほどかかります。アメリカ人の買い物文化に慣れることができないと、結果を出しにくいでしょう。
4. 正規の代理店として仕入れるルートを確立する
仕入れをする際に、正規の代理店として商品を取り扱えるようにしておきましょう。
グレーゾーンや不正規のルートから仕入れをしていると、突然Amazonから調査が入り、仕入れ先の証明を求められます。
正規の代理店として仕入れをしているのであれば、なんら問題になりません。しかし、不正規の商品や、グレーゾーンで仕入れをしているとアカウントが凍結されます。
Amazon輸出から撤退する人が増えた理由は、仕入れ先の証明とセラー条件が厳格化されたためです。
ペナルティの対象にならないように、代理店として仕入れができるようにしましょう。
Amazon輸出の撤退については関連記事「【徹底考察】Amazon輸出を撤退する人が多い理由3選！売れる商品だけ選んでも儲からない原因とは」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください！
Amazon輸出の月収100万は可能だがハードルは高い
Amazon輸出で月収100万円は可能です。しかし、簡単には達成できない高いハードルがあります。
輸出ビジネスの利益率は約30％前後、1ヵ月で300万円売上がつくれれば月収100万円に届くでしょう。
ただし、Amazon輸出は新規参入が多く、先に結果を出している競合も強いです。そのため、勝ち残るには中級者以上のスキルと経験が必要になるでしょう。
もし、これからスキルと経験を積むならeBay輸出ビジネスがおすすめです。eBay輸出ビジネスもAmazon輸出も基本は同じであり、売る相手も同じアメリカ人です。
僕の専門はeBay輸出ビジネスであり、物販の講師も行っています。コンサル生の実績は以下のとおりです。
- 月収400万円達成 1人
- 月収100万円達成 1人
- 月収50万円達成 3人
- 月収30万円達成 6人
- 月収20万円達成 7人
- 月収10万円達成 20人以上
eBay輸出ビジネスからノウハウを習得して、Amazon輸出でスケールアップを目指すのが手堅いですよ。
なお、ブログに書けない更に詳しい転売のノウハウに関しては僕の無料マニュアルで濃い内容を配信しています。入退会は無料なのでお気軽に登録してみてくださいね！
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