【まるわかり】海外の買い物代行とは何か|個人輸入代行との違いと買い物代行業者5社をまとめて紹介
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【まるわかり】海外の買い物代行とは何か|個人輸入代行との違いと買い物代行...
「買い物代行ってどんなもの?」
「世界のエリアごとに代行業者は必要?」
「個人輸入代行でクロネコヤマトが使えるの?」
せどり初心者
このような疑問にお答えします。
海外には国内では買えない商品や、日本へ発送対応していない品物など、欲しくても手に入らないものがありますよね。買い物代行業者のサービス内容がハッキリしないため、利用に踏み切れない人も多いです。
買い物代行に依頼すれば、買えない物が購入可能になるだけでなく、梱包や検品なども行う優良なサービスです。
そこでこの記事では、海外の買い物代行について以下の内容を徹底解説します。
- 買い物代行とは何か
- 個人輸入代行との違いを紹介
- 利用するとどれくらい楽になるのか
- 依頼する際の4ステップ
- 買い物代行を請け負う業者5社
- 利用する際に注意すべきこと4選
海外から商品を輸入して転売する方に必見の内容です。効率化になるため、忙しい副業マンには特におすすめです。
この記事を参考にして、買い物代行を上手に使って、仕入れが出来ずに諦めていた商品を手に入れてみてください。
なお、ブログに書けない更に詳しい転売のノウハウに関しては僕の無料マニュアルで濃い内容を配信しています。入退会は無料なのでお気軽に登録してみてくださいね!
海外の買い物代行とは何かをサクッと解説
海外の買い物代行とは、現地で商品の購入から日本への発送まで、全てを代行するサービスをいいます。
購入した後に、商品の検品や梱包も行うため、輸送中の破損や粗悪品が届くリスクを下げられます。ただし、買い物する手間や保管・梱包を代行してもらうため、手数料は割高です。
個人輸入代行という括りで、発送代行(転送代行)と同じものとされてしまう場合がありますが、提供しているサービスは異なります。
買い物代行は、仕入れに使えるサービスの1つです。しかし、発送代行と使い分けをしないと、そのメリットを十分に活かせないでしょう。
個人輸入代行と買い物代行の違いを紹介
この章では、前述した買い物代行と個人輸入代行の違いを説明します。
両者の違いをしっかり把握しておかないと、間違った使い方をして、不要なコストを支払ってしまうかもしれません。
内容は以下の通りです。
- 個人輸入代行とは
- 発送代行は日本への発送業務のみ
それぞれ確認していきましょう。
1. 個人輸入代行とは
個人輸入代行とは、日本の個人ユーザーが海外の商品を購入した際に、日本への発送や輸入手続きを代行する業者です。この括りには、買い物代行業者だけでなく、発送代行業者も含まれます。
つまり、個人輸入代行は、日本向けに商品発送を代行してくれる業者を、大きな括りでまとめた名称です。
2. 発送代行業者は日本への発送業務のみを担当する
買い物代行と間違えられやすいのが、発送代行(転送代行)です。
発送代行は日本への発送(輸入手続きなどの)業務を代行するサービスをいいます。
そのため、商品購入はユーザー自身で行い、発送代行業者の住所へ一度配送する手間が発生します。買い物はユーザーが行うため、買い物代行に比べると手数料は割安です。
ただし、発送代行業者で買える商品は、ECサイトで販売されているものに限定されるでしょう。
買い物代行を利用すれば、自分で買う手間も省略でき、実店舗からも商品の仕入れができます。
海外の買い物代行業者を利用するとどれくらい楽になるのか
買い物代行を利用すると、ユーザーは仕入れについて大幅な自動化ができます。やることは、商品選びと発送指示を出すだけです。
対して、発送代行の場合は、自分で海外ECサイトの商品を買う手間があり、多少ですが英語のやり取りが発生します。買い物代行を利用する場合は、英語のやり取りも不要です。
欲しい商品の情報をわかりやすく、買い物代行業者に伝えて、支払いをすればOKです。
そのため、買い物代行を利用すると、仕入れの手間を大幅に削減できるでしょう。
海外の買い物代行業者に依頼する際の4ステップ
ここからは、買い物代行業者を利用した場合のステップを、4つにわけて説明します。
内容は以下の通りです。
- 購入したい商品の情報を買い物代行業者に伝える
- 買い物代行業者から見積もりを受信する
- 買い物代行業者が商品を代理で購入する
- 商品の発送指示を出す
順番に説明しますね。
1. 購入したい商品の情報を業者に伝える
まず、欲しい商品の情報を買い物代行業者に伝えます。
伝えるのは以下のような内容です。
できるだけ商品を探しやすいように、情報を多く伝えましょう。
最初に買い物代行業者を利用する際には、Webサイトで会員登録が必要な場合があります。会員登録は無料と有料どちらもあり、業者ごとにバラバラです。
気になる買い物代行業者がある場合は、料金をチェックしましょう。
2. 買い物代行業者から見積もりを受信する
欲しい商品情報を送ったら、買い物代行業者から購入の可否、費用概算などの見積もりが送られてきます。この段階での見積りは、買い物代行だけで送料を含まない場合が多いです。
発送費用は別途かかると考えて、見積もりをチェックしてみてください。
買い物代行業者に依頼する場合は、商品代 + 買い物代行料を支払います。見積もりの内容をしっかりと確認してから、発注しましょう。
3.買い物代行業者が商品を代理で購入する
代金を支払ったら、買い物代行業者がECサイトや実店舗から商品を購入。商品が代行業者の倉庫などに保管された段階で、ユーザーに連絡が入ります。
この段階で、商品は代行業者によって検品される場合が多く、偽物や粗悪品を買ってしまうリスクを回避できます。
数日なら商品を無料で保管してくれる業者が多いため、追加で買い物代行を依頼する場合は、このタイミングで頼みましょう。
4. 商品の発送指示を出す
商品の購入完了の連絡を受け取ったら、ユーザーは日本への発送指示を出します。指示を受けた買い物代行業者から発送にかかる費用(梱包料・送料)が請求されるでしょう。
発送費用を支払うと、日本の住所に商品が発送されます。
発送された荷物は、日本で関税など税金を支払えば受け取れます。
海外の買い物代行を請け負う業者5社
この章では、買い物代行を請け負う業者5社を紹介します。
順番は以下の通りです。
- スピアネット
- WE LOVE EU
- US-BUYER.com
- com
- BaggageForwardCom
買い物代行だけでなく、発送代行もしている業者があるため、対応している代行内容を社名の隣に記載しています。今後、代行を依頼する際には参考にしてみてください。
1つずつ確認していきましょう。
1. スピアネット(買い物代行・発送代行)
スピアネットは、アメリカの買い物代行・発送代行サービスを展開しています。また、日本からの輸出代行も対応しており、仕入れと発送の両方を依頼できる業者といえるでしょう。
料金体系も、追加オプションが充実しています。主な料金体系は以下の通りです。
会費 |
無料 |
代行手数料 |
商品代金の20%、手数料が20ドル以下になる場合は20ドル |
商品保管 |
30日間は商品を無料 |
転送手数料 |
1商品につき9ドル、追加で1商品につき6ドル |
配送方法 |
・クロネコヤマト宅配便
・郵便局EMS |
国際送料 |
32~146ドル(1.0~25kg) |
EMSの場合 |
64.95~322.85ドル |
利用料金 = 商品代金 + アメリカ国内送料 + 代行手数料 + 国際送料+転送手数料
登録無料のため、買い物代行の見積りや発送代行を1回試して、使い勝手を確認してみてもよいでしょう。
2. WE LOVE EU(買い物代行)
WE LOVE EU(ウィーラブイーユー)はヨーロッパの買い物代行に特化した業者です。
イギリス・ドイツなどの有名な国だけでなく、オランダ・チェコ・デンマークなどにも対応してくれます。会員でなくても、Webサイトから無料見積もりが可能です。
主な料金体系は以下の通り。
会費 |
無料 |
代行基本手数料 |
550~2,750円 |
代行料 |
550円(1商品あたり) |
配送方法 |
海外:AirMail・Fedex・UPS
国内:佐川急便・ゆうパック |
国際送料 |
・8~20ドル(AirMail)
・25~40ドル(Fedex・UPS)
・大型荷物は100ドル前後 |
国内配送料 |
935~1,408円 |
利用料金 = 国際送料 + 代行基本手数料 + 代行料 + 国内配送料
買い物するサイトにより代行手数料が変わるため、手数料ごとにECサイトを列挙しています。
2-1. 代行基本手数料 が550円 のサイト
- ヨーロッパのeBay
- PLC Sweden:スウェーデンの電子機器専門ショップ
- Pro Stock Tennis:オランダのテニスショップ
- Amazon.it:イタリアのAmazon
2-2. 代行基本手数料 が1,100円のサイト
- computeruniverse:ドイツの総合ショップ
- fnac:フランスのデジタル製品の総合ショップ
2-3. 代行基本手数料が 1,650円のサイト
ヨーロッパから珍しい商品を買い付けたい場合は、WE LOVE EUは重宝する業者になるでしょう。
3. US-BUYER.com(買い物代行・発送代行)
US-BUYER.comは20年以上の買い物代行ノウハウを持つ業者です。他にも、連絡代行サービスやアメリカ向けの輸出ビジネス代行も展開しています。
主な料金体系は以下の通りです。
会費 |
無料 |
買い物代行料 |
商品価格の15%(最低5ドル)~10%(商品価格が2,000ドル以上の場合) |
商品保管 |
30日間は保管料が無料 |
まとめ発送 |
可能 |
発送方法 |
・ヤマト運輸
・FedEx
・USPS |
国際送料(ヤマト運輸) |
27~132ドル(0.45~24.95kg) |
利用料金 = 商品代金 + 国際送料 + 買い物代行料 + アメリカ国内送料 + 国内送料
普段は、ご自身で買い物をして、必要な時だけ買い物代行の利用もできるため、付加価値の高い商品を仕入れる際に依頼すると便利でしょう。
4. JISA.com(買い物代行・発送代行)
JISA.comも買い物代行だけでなく、発送代行やeBayの転送代行にも対応している業者です。
常連の会員には優しい料金体系をしている特徴があります。利用頻度が高い会員や、商品合計金額が1,000ドルを超えるユーザーには、手数料の割引サービスがあります。
料金体系は以下の通りです。
会費 |
無料 |
買い物基本手数料 |
商品金額の12.5%、商品金額が320ドル未満の場合は一律で40ドル |
簡易検品・簡易梱包 |
無料 |
転送手数料 |
10ドル |
発送方法 |
・ヤマト運輸
・EMS
・PMI |
国際送料(EMSの場合) |
66.95~329.95ドル(0.5~55kg) |
国際送料(ヤマトの場合) |
24~160ドル(0.5~55kg) |
利用料金 = 商品代金 + 基本手数料 + 国際送料 + アメリカ国内送料 + 転送手数料
eBay代行も行っているため、英語をまったくわからない場合や不安がある場合には、JISA.comに代行を依頼すると良いです。
5. BaggageForwardCom(発送代行・買い物代行)
BaggageForwardCom (バゲッジフォワードコム)は、日本国内の買い物代行を展開している企業です。他にも、日本からの商品の発送代行や落札代行も対応しています。
輸出ビジネスをする場合に重宝する業者でしょう。発送方法が複数あり、日数や費用に合わせて選べます。
主な料金体系は以下の通りです。
会費 |
無料 |
買物代行手数料 |
・500円(商品価格が5,000円未満)
・商品価格の10%(5,000円以上~50,000円未満)
・商品価格の9.0%(50,000円以上) |
商品保管 |
到着から10日間は無料 |
まとめ発送 |
可能 |
発送代行手数料 |
380〜4,500円 |
配送方法 |
・EMS
・DHL
・UPS
・船便 |
国際送料(EMSでアジア圏向け) |
1,400〜26,500円 |
国際送料(船便でアジア圏向け) |
1,600〜9,300円 |
利用料金 = 商品代金 + 買物代行手数料 + 国際送料 + 発送代行手数料
他の買い物代行とは異なり、日本の品物を世界に売りたい場合や、海外に住んでいる場合に利用する機会があるかもしれません。
海外の買い物代行を利用する際に注意すべきこと4選
ここからは、買い物代行を利用する際の4つの注意点を説明します。
便利な買い物代行ですが、自分が買い物をするように使えるわけではありません。使いどころを間違えないようにしましょう。
内容は以下の通りです。
- 購入できない商品がある
- 依頼する前に料金体系を確認する
- 商品の紛失・破損の際の補償範囲を把握する
- 目的に合わせた輸入をする
それぞれ見ていきましょう。
1. 購入できない商品がある
買い物代行業者が対応できる買い物には範囲があり、あまりにもマニアックなものや専門的な物は依頼できません。他にも、日本の法律で輸入できない品物や、国際法で取引が禁止されている商品は購入不可です。
例えば以下のようなものです。
- ブランドのコピー品
- ガラス細工
- 海外の植物
- 食品
- サプリメント
- 化粧品
輸送に不向きな物や、含有成分の都合上で輸入できないものも含まれています。なお、禁制品を輸入した場合、責任は購入者側にあります。
禁制品の購入依頼はしないようにしましょう。
2. 依頼する前に料金体系を確認する
買い物代行業者の料金体系を事前に把握しましょう。理由は、料金体系がわかりにくいケースが多いからです。
事前に見積りを行い、全体でどのくらいの費用になるかを把握してから依頼しましょう。
特に、オプションや特別な商品を買い付ける場合は、注意が必要です。
依頼してから予想を越えて費用が高くなるケースもありえるため、料金体系の把握は忘れずにしましょう。
3. 商品の紛失・破損の際の補償範囲を把握する
海外の品物を買う際は破損・紛失のリスクを必ず考慮しましょう。輸送中に荷物の中身が破損することは珍しくないからです。
丁寧に梱包していても破損することがあります。買い物代行業者が破損や返品への対応をするか、チェックしましょう。
確認するのは以下のポイントです。
紛失・破損した場合に、全く補償がないことも買い物代行業者では珍しくありません。
前述の料金体系と同様に、事前確認をしっかり行いましょう。
4. 目的に合わせた輸入をする
輸入には個人輸入と小口輸入の2つの方法があります。
輸入する際には、目的に合わせて選びましょう。個人使用か、営利目的かによって税金の額が変わります。
2つの違いは以下の通りです。
4-1. 個人輸入
- 個人で使うために商品を海外から輸入する場合
- 支払う関税の金額が商品小売価格の60%で計算され、減免処置がある
4-2. 小口輸入
- 第三者に販売する目的で商品を海外から少量輸入する場合
- 小売価格 + 送料 + 保険費用の3つを足した金額で関税が算出される
営利目的で輸入したものを「個人輸入」と申告するのは脱税になり、違法です。目的に合わせた正しい輸入方法を税関に申告しましょう。
現地でしか買い付けができない商品は海外の買い物代行業者を活用しよう
日本から購入ができない商品があったら、買い物代行を利用すれば買い付けができます。しかし、手数料が割高なため、使いどころが難しいサービスでもあります。
そのため、買い物代行を利用して仕入れをするなら、付加価値が高い物でないと利益がでないでしょう。
自分で商品購入ができるなら、発送代行に依頼すれば手数料が割安で海外から仕入れができますよ。
発送代行については関連記事「【まるごとお任せ】eBay仕入れは輸入代行を利用しよう!おすすめ代行業者6選や3つの注意点を解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
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