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【実例解説】ヤフオクで転売が違法になる3つのケースとは!せどりで知っておきたい販売禁止商品5選を紹介
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【実例解説】ヤフオクで転売が違法になる3つのケースとは!せどりで知ってお...
「ヤフオクでの転売って違法ではないの?」
「もしバレたらどんなリスクがある?」
「過去、どんな事例で逮捕されている?」
せどり初心者
転売が違法という噂を耳にしたことはありませんか。転売による買い占めがテレビで大々的に報道されると、不安になる気持ちは非常によくわかります。
でも、実際は、禁止行為を行わなければヤフオク転売が違法になることはありません。
そこで、この記事では
- ヤフオクの転売が違法にならない理由
- ヤフオクで出品禁止商品とは
- 転売のために必要な古物商許可とは
などをくわしく解説します!
転売には、自分が持っていては活用できない品物を、必要としてくれる方に届けるという素晴らしい役割があります。
ぜひこの記事を参考に、正当な転売のやり方を頭に入れておきましょう。
なお、ブログに書けないさらに濃い内容の転売ノウハウに関しては、僕の無料マニュアルで配信しております。入退会無料なので、ぜひ登録してみてください!
【結論】ヤフオク転売のせどりが違法にならない理由を30秒でサクッと解説!
結論からお伝えすると、ヤフオクに限らず転売行為そのものは違法ではありません。
転売にはよくないイメージがあるかもしれませんが、やっていることは単純です。安く仕入れた商品を高く売るというだけ。
実際に、ヤフオクのガイドラインでも、転売目的での仕入れや売り目的の入札はどちらも禁止されていません。
しかし、重大なルール違反をした場合は違法となる可能性があります。ヤフオクの場合、利用規約に違反したらアカウント削除などのペナルティを受けるうえ、最悪の場合は逮捕される恐れも。
禁止行為の例として、チケット転売をイメージしてみるとわかりやすいでしょう。
手に入れたチケットが行けなくなったから売るというのは、本来は問題ない行為のはず。しかし、儲けのために買い占めて高額で売るという行為は、多くの方に迷惑がかかるために法律で禁止されています。
まず、どのようなケースが違法なのか把握しましょう。安全に転売するにはルールを守ることが何よりも大切です。
【絶対NG】ヤフオク転売で違法になる3つのケース
転売ではどんなときに違法になるのでしょうか。3つの事例を紹介します。
- 違法に作ったアカウントで転売
- 悪質な無在庫転売をおこなっている
- 確定申告をしていない
それぞれ解説しましょう。
1.違法に作ったアカウントで転売
何らかの不正手段で取得したアカウントで転売すると、違法です。たとえば、他人の個人情報を勝手に使ったなりすましのアカウントや、他人の電話番号を使って本人確認をするなどの不正行為です。
商品取引そのものに問題がなかったとしても、アカウントに問題があれば違法になる可能性は大。
この例は非常に悪質なので、バレたら逮捕まであり得ます。たとえ複数アカウントが欲しくなっても、絶対にやめましょう。
2.悪質な無在庫転売をおこなっている
無在庫販売はヤフオクのガイドラインで厳しく禁止されています。資金がかからないうえに、無在庫転売そのものに違法性がないといっておすすめするコンサルタントもいますが、決して賢い手法ではありません。
悪質な無在庫転売では、以下のような事態に発展することも。
- 債務不履行として、商品代と被害額を請求される
- 詐欺罪が成立し、罰則を受ける可能性がある
たとえ通報されなくても、配送が遅くなり、取引キャンセルにもなりやすいので、迷惑行為と認識されています。
無在庫転売については関連記事「ヤフオク無在庫転売は禁止!最悪逮捕の可能性も…理由を徹底解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.確定申告をしていない
転売での収入が20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。
もし、しなかった場合は
が疑われるでしょう。
最悪なケースは脱税です。金額が大きく計画的な犯行とみなされると、事件性ありと疑われ、刑事事件に発展する可能性があります。
所得隠しだと疑われた場合は、重加算税が科されるでしょう。本来の税金額の35%〜40%が請求されます。また、無知だったとしても、追徴課税として15%〜20%の無申告税が科される可能性が高いです。
たとえ稼ぎが少なくても、早い段階から確定申告を行っておくと良いでしょう。赤字の繰越控除などのメリットもありますよ!
確定申告については関連記事「ヤフオクの確定申告の正しいやり方は?やらなくてもバレない?徹底解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
違法の可能性大!ヤフオクで出品禁止されている5つの商品とは
ヤフオクで販売禁止とされている商品のうち、代表的なものを5つ紹介します。
- 偽物・著作権侵害
- 医薬品・医療機器
- チケット類
- お酒の販売
- ブランド品の偽物
それぞれ説明していきましょう。
1.偽物・著作権侵害
偽物のブランド品転売は、ヤフオクのルールで禁止されているだけではなく法に触れます。著作権のコピー品も違反です。
いくら個人で楽しむものとはいえ、映画やドラマのDVDをコピーして出品したり、漫画の海賊版を出品したりしてはいけません。違法行為として処罰される可能性はかなり高いでしょう。
著作権や出版権の侵害は、10年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金です。「知らなかった…」では通用しませんよ。
2.医薬品・医療機器
医薬品や医療機器は出品禁止商品なので、出品した時点でルール違反です。
勘違いする代表例がコンタクトレンズ。Amazonや楽天市場で売られており、問題ないと思い込んでしまう人が多いようです。しかし、医療機器としてヤフオクのガイドラインで明確に禁止されています。
また、医薬ジャンルとして健康食品を出品する際も注意してください。効果を断定すると、薬事法に抵触する可能性が高くなります。
「必ず痩せる」「飲むだけで効果あり」という決めつける表現は避けましょう。
3.チケット類
印象が悪い転売といえばチケット類です。高額転売されるニュースを目にして、嫌な気分になる人は多いでしょう。
正確にいえば、チケット転売はすべてが違法ではありません。譲渡や定価以下の転売ならセーフです。しかし定価を超える販売など悪質な場合は購入者も逮捕され、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、あるいはその両方が科せられます。
世間からの印象がよくないため、チケット転売には手を出さないようにしましょう。
4.お酒・たばこ
知らずに出品しそうな商品として、お酒とたばこがあります。
お酒の出品をするには酒類販売業という免許が、たばこを出品するには製造たばこ小売販売業の許可が必要です。継続した場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金を命ぜられる可能性が非常に高いです。
他の人が出品しているからといって、同じように出品して良いわけではありません。
5.ブランド品の偽物
違法となりやすいブランド品にも要注意です。もし偽物だった場合、オークションに出品するだけで商標権の間接侵害となり、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または両方を科せられるおそれがあります。
万が一、偽物であることを知りながら販売するのは絶対NG。10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方を科せられるうえに詐欺罪も適用されます。
ブランド品転売はよほどの自信が無い限り、避けたほうが無難でしょう。
「知らなかった」では済まされない!転売で起きた実際の違法事例3件
転売で起きた違法事例を3件紹介します。
- 偽スタバグッズ販売で商標法違反
- お酒を無免許でネット転売して酒税法違反
- 古着を無許可転売して古物営業法違反
明日は我が身、とならないようにしましょう。
1.偽スタバグッズ販売で商標法違反
2018年には、千葉県の男女2名がスターバックスのロゴマークを無断で使用したとして、商標権違反で逮捕される事件がありました(参考:偽スタバグッズ販売か 商標法違反容疑、男女を逮捕 千葉県警│千葉日報)
無許可でロゴマークを使用して、スマホケース等のオリジナルアイテムを販売するのは立派な違法行為です。こちらの事例のように、海外から仕入れた製品は偽物が多く、正規品と書いてあっても信用できないケースは多いです
有名ブランド品の扱いには気をつけてください。
2.お酒を無免許でネット転売して酒税法違反
お酒の販売には酒類販売業の免許が必要です。2016年には、免許が必要なことを知らなかったリサイクル会社が国税局に摘発されました(参考:酒のネット販売 無免許が横行、オークションで高値│毎日新聞)
ネットオークションなどで、単発の売買ならお咎めなしのことが多いです。しかし、継続的な販売となると必ず免許が求められます。
フリーマーケットやバザーなどに出品する場合も、基本的には同じルールなので覚えておいてください。
3.古着を無許可転売して古物営業法違反
転売に中古品を扱うには、古物商の許可が必要です。2020年の事例では、警察からの許可を得ず、勝手に古着を転売したとしてブランド会社の社員が書類送検されました(参考:ギャルソン社員、書類送検 自社古着を無許可転売の疑い│朝日新聞デジタル)
古物商の免許を取得するのはそこまで難しい手続きではありません。最寄りの警察署に行き、必要書類と登録料を支払うくらいのものです。
申請を知らなかったのか、あえてやらなかったのかは定かではありません。しかし知っていようといまいと、中古品の転売を許可なく行えば、逮捕につながるということは必ず覚えておきましょう。
違法にならないヤフオク転売のために必要な古物商許可Q&A
中古品の転売時に必要なのは、古物商の資格です。
「なにそれ?」という人のために、よくある質問をまとめました。
- 古物商の許可ってどうして必要なの?
- 新品の転売でも必要になるケースって?
- 古物商許可の取得方法は?
- 古物商許可を取るのに費用はかかる?
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.古物商の許可ってどうして必要なの?
古物商は取引された商品の中で、窃盗品の早期発見、または被害防止が目的です。古物商の申請しないまま転売をすると、古物営業法違法となる場合があります。
家にある不用品を売るだけなら古物の許可は不要ですが、転売は自分の物ばかりとは限りません。
不特定多数を相手に転売を続けていくならば、許可は取っておくべきでしょう。
2.新品の転売でも必要になるケースって?
「新品だけを扱うから古物商の資格はいらない!」と思っている人もいるかもしれません。それでも、古物商許可が必要なケースも。
たとえ未開封の新品でも、一度人の手に渡った商品は古物扱いなのです。いくら新品だと言い張っても、他人から購入した時点で中古品として扱われます。
必要な例は以下の通り。
- 古物を買い取って修理して売る
- 古物を売って手数料をもらう
- 古物を別の商品と交換する
- 古物を買ってレンタルする
- 国内の古物を海外で売る
- 上記の行為をインターネットでおこなう
安心して転売を続けるため、古物商許可は取っておいた方が無難です。
3.古物商許可の取得方法は?
取得するとき、拠点となる場所を管轄する警察署に申請してください。個人なら住所でOKです。
他に必要な提出書類は以下のとおりです。
- 古物商許可の申請書
- 住民票
- 免許証などの身分証明書
- 略歴書
- 誓約書
書き方が不明ならば警察庁のHPもしくは警察署で教えてくれます。申請を出してから約40日ほどかかりますので、早めに申請しておきましょう。
4.古物商の資格に費用はかかる?
取得費用は申請時に19,000円かかります。
しかし万が一、以下に当てはまれば警察の審査に落ちる可能性があります。その場合、19,000円は返金されません。
- 過去に犯罪歴がある
- 暴力団関係者
- 古物営業法違反で許可を取り消されたことがある
- 未成年者
- 住居が定まらない
お金はかかりますが、必要経費です。転売で利益を得て、さっさと回収してしまいましょう。
そのほか古物商については関連記事「中古せどり・転売で古物商は必要?逮捕される?取得のメリット・デメリットも解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
ヤフオク転売はルールを守れば違法にならない!
ヤフオクでの転売は違法ではありません。転売目的で商品を仕入れ、オークションで売ってもOKです。
ただし、不正な方法でアカウントを作ったり、中古品や偽ブランド品を販売したりする違法になる場合があります。必ずヤフオクのガイドラインは守ってください。
とにかく、転売にはルール遵守が絶対条件。法律や地域の条例、そしてヤフオクのルールに従って健全に稼いでいきましょう!
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