【これで解決】ヤフオクで支払い後「在庫なし」と伝えられた!入金後のキャンセル対応を解説
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【これで解決】ヤフオクで支払い後「在庫なし」と伝えられた!入金後のキャン...
「ヤフオクで支払い後に”在庫なし”と伝えられた」
「対応はどうすればいい?」
「落札者からキャンセルしたいと伝えられたら?」
せどり初心者
そんなお悩みにお答えしていきます。
ヤフオクで商品を落札した後は、取引ナビで連絡してYahoo!かんたん決済で支払うだけなので、慣れれば簡単です。
しかし、まれに支払い後に出品者から「商品の在庫がない」という連絡が入ることがあります。このようなイレギュラーなときはどうすればよいのか気になりますよね。
そこで、この記事では、
- ヤフオクはキャンセルできるの?
- 購入した商品が在庫なしってどういうこと?
- 自分が出品した商品に不都合が見つかったら
- 落札者都合でキャンセルするときの対応方法
と、ヤフオクのキャンセル対応について詳しく解説します。
在庫なしによるトラブルで悪い評価が多い出品者は、規約違反の無在庫転売をしている可能性があるので要注意です。
ぜひ、この記事を参考にトラブルへの対処法を身につけてみてください!
なお、ブログに書けない更に濃い内容の転売ノウハウに関しては僕の無料マニュアルで配信しております。入退会無料なので、ぜひ登録してみてください!
ヤフオクは原則キャンセル禁止
そもそもヤフオクは、原則キャンセル禁止です。
どうしてもキャンセルしたいときは、出品者と落札者で連絡を取り、双方が納得する必要があります。出品者都合なら出品者側に、落札者都合なら落札者側に「非常に悪い」評価がついてしまうので注意が必要です。
キャンセルする場合、落札者を削除する必要があります。しかし、オークション終了から14日以内でなければ手続きができないので、早めの連絡が必須です。
また、期限内でも以下のケースに該当する場合は、落札者を削除できません。
- 支払い手続きの完了後
- まとめて取引をしている
- オークションが終了していない
- 補欠落札者の繰り上げ後すぐ
- 1日に削除できる落札者の上限を超えている
参考:ヤフオク「落札者を削除できない」
ヤフオクで支払い後に「在庫なし」と伝えられた際の対応方法
ヤフオクで支払い後に出品者から在庫なしと伝えられた場合、どのような対応をすればよいのでしょうか。
こちらでは、対応方法のポイントを4つ紹介します。
- 出品者に説明を促す
- 出品者にかんたん決済の支払いをキャンセルしてもらう
- 受け取り連絡ボタンは押さない
- 今後の取引はしない方が無難
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.出品者に説明を促す
かんたん決済で支払い後に在庫なしが判明した場合、まずは取引ナビのメッセージで出品者に説明してもらいましょう。
「別のプラットフォームで売れてしまい発送できなくなった」「不具合が見つかった」ということが取引ナビのメッセージで伝えられます。続けて出品者から今後の対応について説明してもらえる可能性が高いでしょう。
2.出品者にかんたん決済の支払いをキャンセルしてもらう
Yahoo!かんたん決済では、商品の発送連絡前なら決済のキャンセルや落札者への返金は出品者の簡単な操作で実行できます。
メルカリのように運営に連絡してキャンセル処理をしてもらう手続きは必要ありません。ただし、落札者側の操作でキャンセルはできませんので、出品者に操作してもらう必要があります。
したがって、支払い後在庫なしだった場合は、出品者にかんたん決済の支払いをキャンセルしてもらうようお願いしましょう。出品者からそれ以外の対応を打診される可能性もありますが、詐欺の可能性もゼロではありませんので、あまりイレギュラーな取引はしない方が無難です。
出品者に悪気がないのなら素直に返金してくれるはずです。
出品者都合・落札者都合については関連記事「【ヤフオク】キャンセルで落札者都合・出品者都合の違いは?方法は?徹底解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3.受け取り連絡ボタンは押さない
もし出品者が発送連絡をしている場合は、落札した側の取引ナビには受け取り連絡ボタンが表示されています。
しかし、出品者からお願いされても受け取り連絡ボタンは押さないようにしましょう。受け取り連絡をすると出品者に入金されてしまい、話がややこしくなってしまいます。
こちらの銀行口座を出品者に教えて銀行振り込みで返金してもらうことになりますし、その際の振込手数料はどちらが負担するのかという問題も出てきます。
場合によってはそのまま出品者と連絡が取れなくなる可能性がありますので、受け取り連絡ボタンは押さないようにしましょう。
4.今後の取引はしない方が無難
もし支払い後に在庫なしと伝えられたら、どんな出品者なのかしっかり確認して、不審なところがあればその出品者とはもう取引しない方がよいでしょう。
きちんとしたストアの商品で、たまたま同じタイミングでお店の在庫が店頭で売れてしまったという状況なら問題はありません。たとえばブックオフはヤフオクと店頭で併売していますが、まれにブックオフで在庫なしが発生しても不審に感じる必要はありません。
しかし、個人の出品者や転売をしていると思われるアカウントは、手元に在庫がない状態で出品している可能性もあります。いくら魅力的な商品を出品していても、在庫なしのトラブルがあった個人の出品者とは今後の取引を慎重に考えるようにしましょう。
ヤフオクは無在庫転売禁止!在庫なしを連発するセラーは要注意
頻繁に在庫なしのトラブルが発生するセラーは、無在庫転売をしている可能性もあります。
こちらでは、無在庫転売とは何なのか、どのような問題があるのか詳しく解説します。
- そもそも無在庫転売とは
- ヤフオクでは無在庫転売は禁止されている
- Amazonやメルカリから無在庫転売する方法が主流
一つ一つ確認していきましょう。
1.そもそも無在庫転売とは
無在庫転売とは、手元に在庫がない状態で商品を販売して、売れた後に仕入れをするという転売手法のことです。買い手が見つかってから仕入れをしますので、商品が売れ残ったり赤字になる心配がないのがメリットです。
商品が売れなければ何もする必要はありませんので、強気の価格設定も可能です。
後出しジャンケンのような転売手法ですが、法律で禁止されているわけではありません。転売のひとつの方法として実践している人が一定数存在しています。
2.ヤフオクでは無在庫転売は禁止されている
しかし、ここで注意が必要なのは、ヤフオクの利用規約では無在庫転売は禁止事項になっているということです。
ヤフオクには利用契約やガイドラインというものがあり、「商品が手元にない状態で出品すること」は禁止事項になっています。そのため、在庫なしを連発するセラーは、隠れて禁止行為をしている悪質な出品者の可能性があるということです。
手元に商品があるのに、落札後に急に販売できなくなるというのはそう頻繁に起こることではありません。
例えば、商品を発送する段階で梱包作業中に商品を壊してしまったとか、出品時に商品の在庫数を数え間違えていたという状況ぐらいでしょう。出品者の評価欄をチェックしてみて、落札後の在庫なしが短期間に複数発生しているような出品者は要注意です。
ヤフオクの無在庫転売については関連記事「ヤフオク無在庫転売は禁止!最悪逮捕の可能性も…理由を徹底解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. Amazonやメルカリから無在庫転売する方法が主流
無在庫転売の具体的なやり方でよくあるのが、Amazonやメルカリの商品を無在庫転売する方法です。ヤフオクの落札相場より安く売られている商品を探して、なるべく高い価格でヤフオクに出品します。
Amazonやメルカリで購入してから出品するのではなく、先にヤフオクに出品して、売れたことが確定してから注文するという流れです。Amazonやメルカリは安い商品がたくさん売られていますし、商品の売り切れもすぐに察知できますので、無在庫転売の仕入れ先としてよく使われています。
ヤフオクで自分が出品した商品が在庫なし・壊れていた際の対応
ここでは、自分が出品者だった場合を考えてみましょう。
自分が出品した商品が落札された後に、よく調べると商品が壊れていたということもあります。イレギュラーな状況で販売できず、在庫なしとなってしまったとき、どのように対応すればよいのでしょうか。
以下の6つのポイントを確認しておきましょう。
- できるだけ落札者が支払う前に連絡する
- 落札者に連絡して取引をキャンセルする(支払い前)
- 落札者に連絡して取引をキャンセルする(支払い後)
- 落札システム利用料が確定する前に落札者の削除を行う
- 落札者には丁寧に対応する
- オークション中にキャンセルする場合
それぞれ詳しく見ていきます。
1.できるだけ落札者が支払う前に連絡する
落札された商品が壊れているなどで販売できなくなったら、できるだけ早く落札者に伝えましょう。
落札者が支払いをする前に処理できたほうが楽ですし、落札者からの印象も良くなります。
対応が遅く的確でないと取引評価が悪くなり、今後の取引にも影響するので早めの連絡を徹底しましょう。
2.落札者に連絡して取引をキャンセルする(支払い前)
商品の落札後に在庫なしとなってしまった場合は、落札者に連絡して取引をキャンセルする必要があります。そのためには、まず取引ナビから落札者にメッセージを送り、急遽販売できなくなった事情を説明しましょう。
落札者がまだ支払いをしていない場合は、落札者が納得してくれたら、出品者都合で落札者の削除を行えば処理が完了です。
3.落札者に連絡して取引をキャンセルする(支払い後)
落札者がすでに支払いをしている場合は、かんたん決済のキャンセル処理が必要です。まず取引ナビで落札者に在庫なしの事情を伝えて、取引をキャンセルしたいことを伝えます。
落札者が納得してくれたら、取引ナビの発送連絡ボタンの下にある「取引を中止する」をクリックしましょう。リンク先の画面に従って操作すると落札者に返金されます。あとは出品者都合で落札者の削除の処理を行えばキャンセルが完了します。
4.落札システム利用料が確定する前に落札者の削除を行う
落札後に取引のキャンセルをするには、落札者の削除という処理が必要です。
この処理はできるだけ毎月の落札システム利用料が確定する前に行うようにしましょう。
落札システム手数料の確定日は以下のようになっています。
- 1日~15日に終了したオークション:当月末日
- 16日~末日に終了したオークション:翌月末日または終了日から42日のうち早い方の日
落札者の削除が上記の手数料確定日より遅くなると、取引をキャンセルしたにもかかわらず落札システム利用料だけ発生することになってしまいます。手数料分がもったいないので、滞りなく削除を実行しましょう。
5.落札者には丁寧に対応する
取引ナビのメッセージで落札者とやり取りするときは、誠意をもってできるだけ丁寧なメッセージを心がけましょう。落札後の在庫なしは相手に迷惑をかけていることになるので、悪い評価を付けられる可能性が高いからです。
落札者にしっかりと謝罪をすることや、相手からの質問に誠実に答えることを意識し、納得してもらってからキャンセルの処理をすすめるようにしましょう。落札者の削除は必ず「出品者都合」で行ってください。
間違えて「落札者都合」で削除すると、落札者に悪い評価がついてしまうのでじゅうぶんに注意してください。
6.オークション中にキャンセルする場合
まだ落札されていない状態で在庫がないことがわかった場合、オークションの取り下げという選択肢があります。
なお、キャンセルする場合、入札者がいるときといないときで方法が異なります。入札者がまだいない場合は、ペナルティを受けずに無料でキャンセルできます。出品後に商品の不備などを発見したら、なるべく早く取り消すようにしましょう。
しかしすでに入札者がいる場合は、利用料を支払う必要があります。取り消しには1出品あたり550円(税込)かかりますが、以下のような一部のカテゴリは3,080円(税込)がかかります。
- 自動車、オートバイ > 中古車・新車
- 自動車、オートバイ > トラック、ダンプ、建設機械 > 車体
- 自動車、オートバイ > バス > 車体
- 自動車、オートバイ > キャンピングカー(車体)
- 自動車、オートバイ > 部品取り車
(2021年5月時点)
出品している商品によっては、取り消し料金のほうが高くなる可能性もあります。あらかじめよく確認してから出品するようにしましょう。
ヤフオクで落札者都合でキャンセルしたいと伝えられたときの対応方法
落札者からキャンセルしたいと連絡が来た場合には、どのように対応したら良いのか確認しておきましょう。
- 必ずしも対応しなければならないわけではない
- 入金前なら落札者の削除を行う
- 入金後なら取引中止を行う
- すでに商品を発送済みの場合
- 出品側に不備があるならすぐにキャンセル対応する
急な連絡にも慌てずに済むよう、チェックしてみてください。
1.必ずしも対応しなければならないわけではない
落札者都合でキャンセルしたいと伝えられたとき、必ずしも対応しなければならないわけではありません。
ヤフオクの公式サイトにも以下のように記載されています。
基本的に取引はキャンセルできませんが、どうしてもキャンセルしたい場合は、出品者へ事情を説明し、キャンセル(落札者の削除)を依頼してください。
参考:ヤフオク!ご利用ガイド
「キャンセルは受け付けない」と頑なに対応しても構いません。しかし、落札者に購入意欲がなくなった場合、支払いしてもらえないなどのトラブルにつながる可能性があります。
どのような理由でキャンセルするのかを確認してから対応するかどうか考えても良いでしょう。
2.入金前なら落札者の削除を行う
入金前にキャンセル連絡があり、受ける場合は落札者の削除を行います。代金を支払う前なら落札者の削除手続きをすることで、次の落札候補者に繰り上げが可能です。
落札者都合で削除を行うと、落札者に「非常に悪い」の評価がつく点も覚えておきましょう。
3.入金後なら取引中止を行う
すでに入金済みの場合、出品者が取引中止を行うとキャンセルになり、支払った代金の返金手続きができます。
「取引を中止」ボタンは、落札者がかんたん決済で支払った後、10分程度で表示されます。「売上金管理ページ」の取引に「キャンセル」と表示されていれば、手続き完了したことが確認可能です。
4.すでに商品を発送済みの場合
商品を発送済みの場合、取引ナビではキャンセル手続きができません。
出品者と落札者で連絡を取り合い、返金先の振り込み口座を知らせるなどで返金方法を相談する必要があります。なお、落札者の削除が期限内にできなかった場合、システム利用料は取り消しできません。
発送済みの商品の取り消しは出品者に負担がかかることがあります。その場合は、キャンセルを受けないほうが良いでしょう。
5.出品側に不備があるならすぐにキャンセル対応する
落札者都合のキャンセルは受けなくても良いですが、出品者側に不備があった場合はすぐにキャンセル対応をすべきです。というのも、悪い評価がつけられてしまい次の取引に悪影響が出るからです。
出品者側の不備には、例えば以下のような内容があります。
- 出品者のページに誤りがあった
- 発送前に商品が破損してしまった
- 商品の在庫がなかった
- 届いた商品が壊れていた など
この場合、出品者都合での落札者取り消しになるため、悪い評価がついてしまいます。なるべく不備が無いように気をつけて出品しましょう。
ヤフオクでキャンセル後に返金されるタイミング
キャンセルが確定した後、返金されるタイミングは支払い方法により異なります。
- PayPay・Tポイント:キャンセル確定と同時に返金
- クレジットカード:引き落とし後にキャンセルとなった場合、カード請求時に返金はまたは相殺
- 受取口座がゆうちょ銀行:キャンセルの3営業日後に返金
- 受取口座がゆうちょ銀行以外:キャンセルの翌営業日に返金
PayPay支払い・コンビニ支払い・銀行振込の場合は、落札者が登録した受取口座により振り込みまでにかかる日数は異なります。
落札者が受取口座を登録していなかったり、登録情報に不備があったりする場合は、受取口座の登録・修正が完了してから返金手続き開始になります。
ヤフオクで「在庫なし」でも慌てずキャンセル対応しよう
ヤフオクで商品を落札した後に在庫なしと伝えられた場合は、取引ナビのメッセージで出品者と連絡を取りながら取引のキャンセル処理をすることになります。運営がお金のやり取りを仲介しているので、すでに支払いをしていても出品者に入金されることはありませんので、落ち着いて対応しましょう。
しかし在庫なしを連発するセラーは無在庫転売をしている可能性もありますので要注意です。落札後のトラブルは可能な限り避けつつ、安心してヤフオクを利用できるようにしていきましょう。
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