転売・せどりでメーカー保証の扱いは?Amazonアカウントが消される?徹底解説!
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転売・せどりでメーカー保証の扱いは?Amazonアカウントが消される?徹...
こんにちは!TANOWORKS(Twitter/@Tanojob)だてです(^^)
転売・せどりで仕入れた商品のメーカー保証の扱いはどうなるの?Amazonアカウントが消されることもある?教えて!
せどり初心者
そんな方が本記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
★この記事をご覧いただくことで得られるメリット
- 転売・せどりのメーカー保証の扱いについて知ることができます。
- Amazonアカウントが消される可能性について知ることができます。
この記事を書いている僕は中古せどり歴4年の現役プレイヤーです。
僕自身今でも実践&コンサルをしており、実績者も輩出しておりますのでデータとしても信頼していただけるかと思います。
Amazon転売・せどりでは2017年から新品商品の出品にメーカー保証が求められるようになり、違反すればアカウントが消されるようになりました。
要するに、コンディションを「新品」で出品する際はメーカーが設定している正規の期間と同等の保証が受けられる状態でなければ新品として出品できなくなったのです。
これは家電商品などを小売店の「わけあり品」や「新古品」など保証期間が切れたような商品や、メルカリやヤフオクなど個人から仕入れた商品を出品するせどらーが増えたことで、Amazonが対応したからです。
2017年はメーカー出品規制と合わせてこのメーカー保証義務化で、Amazonは露骨に個人のせどらーを排除する方向にシフトしました。
元々Amazonに出品する家電などの新品商品は最も売れやすく稼ぎやすいジャンルだったので、これにより多くの個人せどらーが引退してしまうほどエグい規制になったわけです。
この記事では、今後Amazonでせどり・転売を続けるために必要な知識をまとめました。
転売・せどりでメーカー保証が大切な理由
転売・せどりでなぜメーカー保証が大切なのか理由はわかりますか?
まず、Amazonというプラットフォームを利用する以上、Amazonという企業の性格を知らなければなりません。
Amazonの企業理念は 「地球上で最もお客様を大切にする企業になる」というもの。
「お客様ファースト」をこれでもかと追及している企業ということです。
Amazonのこの性格を理解するだけで、この問題は大体見えてきます。
残念ながらAmazonにとって“転売屋”は好ましくない存在なんです。
コロナウイルス問題で浮上した転売屋によるマスクや消毒品の買い占め⇒超ボッタクリ価格による転売は日本中の怒りを買って法改正にまで発展しました。
そうでなくても転売屋は元々ゲームやアニメのオタク層を中心に激しくヘイトされていて、転売絡みのクレームはAmazonには常に入っていた状態でした。
また、転売屋が仕入れた商品は粗悪なものが多く、小売店の「わけあり品」や「新古品」や果ては「展示品」を安く仕入れて「新品」として出品したものも多く、受け取った人は明らかに古びていたり、傷がついていたり、開封した形跡があるものが「新品」として届くわけですから、当然Amazonにクレームを送ります。
そういうものが積もり積もってAmazonは2017年に一気に「転売排除」の方向性を打ち出したのです。
まずは多くの有名メーカーの出品規制をスタートして、これらのメーカーの商品は直接契約で正規に仕入れできない個人では出品ができないようにしました。
Amazonで売れ筋の大手メーカーのほとんどが網羅されていて、この時点でほぼ個人のせどらーは「詰み」の状態でした。
続いてAmazonで購入した商品をまた出品する行為を禁じました。
所謂「Amazon刈り取り」というもので、これにより荒稼ぎしているせどらーは多く、刈り取り専用ツールなどもいろいろありましたが、Amazon側がこれを禁じてしまったことで1つの時代が終わったわけです。
その上でダメ押しとばかり投入されたのがこのメーカー保証規制です。
これはメーカー保証が新規で購入した場合と同じ期間保証されるものでなければ新品として出品は認めないというものです。
例えばメーカー保証が2年という期間のものであれば、その2年間の保証を完全に確保した状態で出品するにはメーカーと直接契約してメーカーから直接仕入れた商品でない限り不可能です。
小売店から仕入れたり、ましてメルカリやヤフオクで仕入れたものは、最初に購入した時点で保証期間がスタートしているので、その時点で正規の保証期間は確保されないからです。
要するにこれもメーカーと直接取引でない個人レベルではどうしようもないことであり、Amazonの妥協一切なしの「転売屋潰し」と言える規制なんです。
よく、「Amazonにとってせどらーは手数料を稼げる大事なお得意様だから、排斥なんてするわけないので安心してください」などと能天気なことを言っている情報発信者がいますが、Amazonはもう十分すぎるほど稼げている状態で、逆に運送業界への負担が5年前からかなり深刻化し、大手運送会社の配送時間やシフト時間など労働環境が変わるほどの大問題に発展していて、寧ろ「物流量を減らしたい」と思っている状態です。
コロナウイルス問題で巣ごもり需要が急騰した時もAmazonはもう対応しきれないくらい注文が入り、露骨に「受注を減らしたい」と公言しているほどでしたね。
まして、正規の大手メーカーが普通にAmazonに出店する流れが年々増えてきていて、Amazonにとっては正規メーカーの出品さえあれば十分事足りるので、「もう転売屋から稼ぐ小銭(手数料)なんていらない」状態なんです。
まして、転売屋が仕入れた商品は多かれ少なかれ必ずクレームに繋がるような「欠陥」があります。
「地球上で最もお客様を大切にする」という観点からも、無駄な物量の増加からも、Amazonにとって転売屋は「迷惑」な存在でしかありません。
残念ですが、Amazonでせどりをやる以上、この背景は理解しなければなりません。
その上で、メーカー保証規制が入った理由を考えればわかります。
転売屋が仕入れた商品の「欠陥」としてほぼ確実に当てはまるのがメーカー保証なんです。
他所で購入した商品を転売して出品する以上、ほぼ確実にメーカー保証期間は「満期」ではなくなっています。
だからこそ、この部分を潰すことで個人がAmazonに新品として出品できない状況を作ってしまったわけです。
メーカー保証でAmazonアカウントが消される可能性も
それでも必ずしもAmazonが全ての新品出品商品を調べているわけではないので、「バレないだろう」と出品してしまっているせどらーも存在します。
特に保証印を押さずに購入した商品なら保証期間は満期だろうと考えて出品している人が多いですね。
しかし、これもメーカー側が保証対応する際に正規代理店からの購入証明が必要になることがあり、結局リスクの高い出品なんです。
それ以上に恐ろしいのはAmazonによる「真贋調査」というものです。
この「真贋調査」とは、メーカーから正規代理店として仕入れた商品かどうかを証明するために請求書や販売証明賞をAmazonに提出しなければならない調査です。
この「真贋調査」で転売であるかどうかは100%判明してしまいます。
近年この「真贋調査」が年々件数が増えています。
特に厄介なのはメーカー側がAmazonの出品者をチェックしていることです。
出品者を見て明らかに正規販売契約を交わしていないようなどこの馬の骨ともわからないような個人だと判断されるとAmazonに調査依頼を出されるのです。
あるいはメーカーが直接連絡してきて出品をするなとクレームを入れてくることもありますね。
Amazon以上にメーカーは転売屋には大迷惑しています。
商品を粗悪に流通させる原因になるだけでなく、「値崩れ」の最大の原因が転売です。
近年転売に対してAmazonがものすごく厳しくなったのはAmazonの事情や購入者側の転売に対する苦情の増加だけでなく、大手メーカーからの要請という事情もあります。
Amazonと大手メーカー、さらに小売り側まで手を組んで一致団結して転売を潰す流れになっています。
小売店から利益のある商品がさっぱり見つからなくなったのもそのような背景があるのです。
もちろん、購入者が転売に気づいてAmazonにクレームを入れて「真贋調査」に発展するケースもあります。
様々な流れから、必然的に調査は入るものと考えて良いでしょう。
特にアカウントを作成してから日が浅いユーザーは高確率で調査が入ることも付け加えておきます。
「バレないだろう」と思っていても、遅かれ早かれ必ずバレます。
出品者を確認していないメーカーなど存在しません。
バレたら確実にアカウント停止・・・最悪アカウント剥奪です。
アカウントを剥奪されれば100%復活はありません。
どんなに泣いて謝ったってドライで冷酷なAmazonは一切の「情」などありません。
他人名義で別にアカウントを作るしかありませんが、なぜか知らないけど近年のAmazonはこの「別垢」もかなりの精度で見抜けるようになっています。
そして、アカウント停止も結局はほぼ「死刑宣告」です。
「停止しても復活は可能」とか軽々しく言ってる情報発信者は多いですが、あくまで奇跡的に復活できたレアケースを語っているか、そもそも全て嘘なのかどちらかです。
一度停止になったら、これも基本的にどんなに泣いてすがっても復活はほぼありません。
体感的には「削除」だろうと「停止」だろうとどっちみち復活はほぼ100%ないという感覚です。
そもそも、上述したようにAmazonの転売嫌いや物流量を抑えたい背景を考えれば、わざわざ転売屋を復活させる意味すらないから当然と言えば当然なんです。
絶対にやってはいけないメーカー保証改ざんとは?
そして、これはもう「論外」と言えるレベルの話ですが、保証印や日付を消してまっさらな新品商品を装って販売する手法を実践しているせどらーや、それを指導している情報販売者もいます。
しかし、これはバレるリスクが極めて高すぎます。
しかもバレた場合はアカウント削除どころか、悪質度が高ければ犯罪に問われる可能性すらあります。
犯罪スレスレのことをしてまでAmazonせどりに固執するメリットなど何もありません。
ただでさえ「グレーゾーン」だらけの業界なんですから、せめて真っ当なやり方で稼ぎましょう。
転売・せどりでメーカー保証をどう扱えばいい?
それでは、最後にメーカー保証問題をどう対処するかをいくつか方法を提案します。
「転売冬の時代」はこの手法で乗り切りましょう。
「ほぼ新品」で出品する
正規のメーカー保証を提供できないのであれば、新品としての出品は諦めて中古でコンディションを「ほぼ新品」で出品してみることをおすすめします。
この「ほぼ新品」という響きは結構強烈で、購入者はその響きがあると新品に近い価格でも買ってくれることが多いです。
さらに付け加えると「未開封」や「一度も使用していません」という言葉を付け加えればより売れる可能性は高いでしょう。
保証期間の満期にそこまで固執する購入者はあまりいませんからね。
どちらかと言えばAmazonが転売排斥の為に「保証期間満期」にこだわるようになっただけですので。
メーカーや卸問屋から直接仕入れる
Amazonが「正規代理店でなければ新品として出品するな」と言うのであれば、正規代理店になってしまうというのも1つの選択肢です。
近年、メーカーや卸問屋からの仕入れによりAmazon販売で荒稼ぎするセラーが増えています。
2017年から始まったAmazonのせどり潰しによって多くのせどらーが消えたことで競合も減って値崩れも起きにくくなり、ジャンルや商品によっては独占販売で稼げるものもあります。
個人が卸問屋はともかくメーカーと直接契約なんて無理だろうと思うかもしれませんが、メーカーによっては対応してくれるところもあります。
超大手クラスになれば個人ではほぼ相手にされませんが、中堅クラスのメーカーなら販売力を求めている企業もあるので十分可能性はあります。
Amazonで高回転で売れている商品は中小規模のメーカー商品もたくさんあることを忘れてはいけません。
メルカリやヤフオクで販売する
販売先をそこまでAmazonに固執する必要もありません。
Amazonがあからさまに「転売屋さんは大嫌いです」と公言しているに等しい状態なのに、嫌われながらも無理に続ける意味もないのです。
メルカリやヤフオクであればAmazonみたいな細かく厳しい規制は一切ありません。
他にも売れるプラットフォームはいくらでもあるのです。
「脱・Amazon」も十分有力な選択肢として考えましょう。
まとめ
一度厳しくなった規制が緩和されることはほぼありえません。
それどころか、今後はさらに厳しくなる可能性があります。
いつまでも既存のやり方にこだわるより、メーカー卸仕入れを開拓するか、Amazon以外のプラットフォームで稼ぐことで活路を見出すか、あなたも時代の変化に対応する必要があります。
OEM販売を展開することでAmazonの規制やライバルせどらーによる値崩れなどを気にせず稼ぐ仕組みを作るのも良いでしょう。
Amazonの顔色を窺ってビクビクしながら「バレませんように」とコソコソ規約違反で出品し続けるせどりには全く未来がありません。
大切なのは「あなたが変わる」ことができるかどうかです。
気難しいAmazonに依存しない・振り回されない稼ぐ仕組みを作ってしまいましょう。
「あなただけ」の稼ぎ方が構築できれば・・・未来は僕らの手の中!
そして、ブログに書けない更に詳しいせどり・転売のノウハウに関しては僕のメルマガで濃い内容を配信させていただいております。
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という感じで本日はここまで、お読みいただきありがとうございました!