【ご用心】eBayのブラックリストに入れるべきバイヤー6つの特徴とは!登録方法や購入制限のやり方を解説
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【ご用心】eBayのブラックリストに入れるべきバイヤー6つの特徴とは!登...
「eBayのブラックリストって何?」
「eBayのブラックリストはどんな時に使うの?」
「eBayブラックリストはどうやって使うの?」
せどり初心者
このような疑問にお答えします。
eBayで輸出ビジネスをしていると、不当なクレームや無茶な要求をしてくる悪質な海外バイヤーに遭遇することがあります。
このようなクレーマーやトラブルメーカーとは関わりたくないですよね。
eBayには、取引したくないユーザーを登録し、出品した商品の購入を制限できる機能があります。備わっている機能を使いこなして、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
この記事では、eBayのブラックリストの使い方と、悪意のある海外バイヤーの特徴について、以下の内容を解説します。
- eBayのブラックリストとは
- 用心する海外バイヤーの6つの特徴
- ブラックリストにバイヤーを登録・解除方法
- eBayに通報する方法
- eBayで取引相手をフィルタリングする方法
- ブラックリストに関する知っておくべきポイント3つ
ぜひこの記事を参考にして、トラブルを起こす悪質な海外バイヤーと取引をしないで済むようになってください。
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eBayの悪質バイヤーはブラックリストで回避しよう
eBayのブラックリストとは、取引をしたくないユーザーを登録できる機能を指します。英語の名称は「Blocked buyer list」です。
「Blocked buyer list」に登録されたユーザーは、こちらが出品した商品の購入ができなくなります。取引をしたくないユーザーや、悪意のある海外バイヤーを登録しておけばトラブルを避けられるでしょう。
eBayは海外バイヤーと手広くビジネスができます。しかし、その中には悪意ある対応や要求をしてくる人がいるため、取引をするかは慎重に選ばないといけません。
ただし、むやみにバイヤーをブロックすることは避けましょう。悪質な行為に該当するかを確認し、適切な対処を心がけてください。
eBayに備わっている機能には、購入を制限するだけでなく、取引をするバイヤーに条件を付けられます。
指定した条件に該当するユーザーとだけ取引できるようになるため、使いこなせばトラブルを効率的に回避できます。しかし、購入に条件を付け過ぎると、それだけ買い手が減少する点には注意が必要です。
買い手に制限を付ける際は、条件の加減に注意しましょう。最初は、譲れない最低条件だけに留めておくのがおすすめです。
eBayでブラックリストに入れるべき海外バイヤーの6つの特徴
ブラックリストに入れるべきバイヤーには共通点があります。そこで、注意すべき海外バイヤーの特徴を6つ紹介します。
- 商品購入後にキャンセルする
- 正当な理由もなく返品要求する
- 商品説明に書いてある内容を何度も質問する
- 関税金額の操作を依頼する
- 過去の取引で低評価が多い
- 外部サイトへ誘導する
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 商品購入後にキャンセルしてくる
購入後に理由なくキャンセルするバイヤーは、気まぐれな性格であったり、いたずら目的に入札したりする傾向があるため、ブラックリストに登録したほうがトラブル回避になります。
取引をキャンセルする作業の手間や再出品にも時間を取られてしまいます。また、本当に必要としているユーザーが買えなくて機会損失になる可能性もあります。
正当な理由なくキャンセルされた場合はブラックリストに入れたほうが無難でしょう。
2. 正当な理由もなく返品の要求をしてくる
商品を受け取ってから、正当な理由もなく返品要求をしてくるバイヤーは、トラブルメーカーです。
1つ前に解説した「商品購入後にキャンセルしてくる」バイヤーと同様にブラックリストに入れておいたほうがいいでしょう。
もし仮に商品を返品に応じるとします。すると、送料負担の問題など、後の対応にも気をつかい、時間だけでなくお金も浪費する可能性があります。
取引する前に気づくのは難しいため、1度取引して解決したら、ブラックリストに入れて今後のトラブルが発生しないようにしましょう。
3. 商品説明に書いてある内容を何度も質問してくる
出品した商品の説明欄に書いてある内容を、数回質問してくるバイヤーがいたら、取引が始まる前にブラックリストに入れておきましょう。
商品の詳細欄を確認しないバイヤーもいます。取引相手としては不安が残るのではないでしょうか。
もし商品の購入になったとしても、受け取った後に返品要求をしてきたり、クレームになったりする可能性があるからです。
バイヤーから質問を受けて丁寧に対応した後に、また同じような問い合わせがあるようなら、取引はせずにブラックリストに入れておきましょう。
4. 関税の金額を操作してくる
もし買い手から商品価格を安くしたインヴォイスがほしいと依頼を受けたら、即ブラックリストに入れたほうがいいです。取引価格を故意に安くする行為は「アンダーバリュー」といわれ、脱税の1つです。
商品を輸出入すると関税がかかります。関税は、購入した商品の価格で決まるため、わざと価格を引き下げて関税を安く抑えようとする悪質なバイヤーがいます。
もし値段を安くした書類がほしいと依頼されたら、ブラックリストに入れましょう。
関税については関連記事「【eBay輸出】関税は誰が払う?関税のクレームの対処法は?徹底解説!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
5. 過去の取引について低評価が多い
質問や入札があった段階で、ユーザーの評価をチェックしましょう。もし低評価が多い場合は、取引はしないのが無難です。
トラブルになる前にブラックリストに入れておきましょう。
クレーマーは、あなたとの取引だけでクレームをつけているわけではありません。今まで取引を通してトラブルを起こしているケースがあります。
過去の評価はどんなユーザーなのかを知る手掛かりになります。必ず確認しましょう。
クレーマーや悪質バイヤーについては関連記事「【事前準備が9割】eBay輸出でトラブルに巻き込まれたら!モンスタークレーマーにも慌てず対処しよう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
6.外部サイトへ誘導する
eBayユーザーの中には外部リンクへ誘導する人がいます。
外部リンクへ誘導する理由は以下のとおりです。
- ウイルスに感染させて個人情報を抜き取りたい
- 詐欺商材を紹介したい
- 直接取引をして手数料を浮かせたい など
仮に直接取引をすれば条件が良くなる場合でも、取引しない方が良いでしょう。
eBayは直接取引を禁止しており、メッセージのやり取りを監視してアカウントにペナルティを与える場合があります。外部リンクへ誘導する人とは取引をしない方が良いでしょう。
直接取引については「【やめとけ】eBayのバイヤーと直接取引はハイリスク!取引相手をファン化させる2つのコツも紹介」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
eBayのブラックリストにバイヤーを登録・解除する5ステップ+α
この章では、eBayのブラックリストにバイヤーを登録する手順と解除方法を説明します。
手順は以下の通りです
- トップ画面からSeller Hub 画面へ
- Seller Hub 内の項目Shortcutsを探す
- ShortcutsからBuyer Management画面へ
- ブロックするバイヤーのリストを作成する
- ブラックリストに登録したバイヤーを解除する
- 【+α】アカウント設定からもブラックリストへ追加可能
手順に慣れたら流れ作業でできるようになるでしょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
1. トップ画面からSeller Hub 画面へ
eBayのトップページの右上の「My eBay」の項目「Selling」を選択します。
すると「Seller Hub」画面へ移行します。
2. Seller Hub 内の項目Shortcutsを探す
「Seller Hub」の画面が表示されたら、下にスクロールします。
上から3段目、ページ中央の「Shortcuts」項目内の「Block bidders」をクリック。次の「Buyer Management」画面へ飛びます。
3. Buyer Management からブロックするバイヤーのリスト作成画面へ
「Buyer Management」画面では、ブロックするバイヤーリストを作成したり、購入できるバイヤーの条件を付けたりできます。
画面が表示されたら、1つ目の項目「Blocked Buyer List」の「Manage Blocked Buyer List」をクリックしてください。
4. ブラックリストに登録するユーザーを入力する
「Block buyers from your listings」画面へ移行したら、ブラックリストを作成します。
ブラックリストに入れたいバイヤーのユーザー名か、e-mailアドレスを入力。複数名入力する場合は、コンマで区切り、次にブロックするバイヤーの名称を入力します。
下にある「Submit」を押下すると設定完了です。
該当するユーザー名がないと、以下のようにエラーメッセージが表示されます。
5. ブラックリストに登録中のバイヤーを解除する
ブラックリストから登録したバイヤーを解除する方法を説明します。
「Block buyers from your listings」の画面を表示した段階で「Blocked buyer list」にユーザー名があれば、現在ブロック中のユーザーです。
表示されているリストから、ユーザー名を削除して「Submit」を押して、再登録すれば変更完了です。
設定完了後、削除したユーザー名が無くなっているか確認しましょう。
【+α】アカウント設定からもブラックリストへ追加可能
アカウント設定からもeBayユーザーをブラックリストへ追加できます。
手順は以下のとおりです。
- トップページ左上の「Hi ユーザー名」にカーソルを合わせる
- 「Account settings」をクリックする
- 「Selling」下にある「Selling preferences」をクリックする
- 「Blocked buyer list」の「Edit」をクリック
- ブラックリストのユーザーを設定する
Blocked Buyer Listの画面が出たら、ユーザーの追加や削除ができます。使いやすい手順でブラックリストを設定しましょう。
ブラックリスト入りするようなユーザーをeBayに通報する方法
eBayポリシーに違反しているユーザーを見かけた場合、運営へ通報しましょう。
複数ユーザーから運営へ通報があれば、アカウントの調査が入ります。調査結果によってはアカウント停止や削除などの処置が行われるでしょう。
悪質なユーザーの通報方法は以下のとおりです。
- Report a buyerページへ移動する
- 通報をするユーザーが購入した取引を選択する
- 「Continue」をクリックする
- 通報理由を選択する
- 詳細情報をコメントに入力し「Submit」をクリックする
ただし、取引中の報告は低評価をつけられる原因になるため慎重に判断しましょう。明らかにルール違反しているユーザーだと確認できる場合のみ、通報するのが賢明です。
eBayで取引相手をフィルタリングする方法
商品の購入できるバイヤーを制限する方法を説明します。
あらかじめ取引をするバイヤーに条件を付ければトラブル回避ができるでしょう。
内容は以下の通りです。
- 購入可能なバイヤーの条件
- 適用範囲
- 支払方法の証明の義務付け
条件は細かく設定できるため、クレーマーと取引する可能性が大幅に減るでしょう。
1つずつ解説しますね。
1. 購入可能バイヤーの条件詳細
購入できるバイヤーの条件付けは「Buyer Management」画面の「Buyer Requirements」で設定できます。
設定できる条件内容は以下の4つ。
Xになっている項目がこちらで変更が可能な内容です。
- Block buyers who caused X cancellations of unpaid purchases within X month(s).:Xヶ月間に未払いでキャンセルをX回したバイヤー
- Block buyers whose primary shipping address is in a location I don’t ship to.:発送を除外している地域(国)のバイヤー
- Block buyers who are currently winning or have bought X of my items in the last 10 days.:現在落札しているか、10日以内に出品した商品をX個購入したバイヤー
- Only set this requirement to block buyers with a feedback score: X:設定したフィードバックスコアXを持つバイヤーに限定
4つそれぞれに設定できる項目があるため、購入できるバイヤーを絞り込めます。しかし、バイヤーに条件を付けるほど、買い手が減ってしまうのでやり過ぎには注意しましょう。
最初は譲れない条件だけを設定して、試してみるのがおすすめです。
2. 設定条件適用範囲とメッセージ
最低条件を設定したら、バイヤーの制限する項目の次にある2つトグルボタンを両方ともオンにすれば、フィルタリングの効果を発揮します。
トグルボタンの2項目の内容は以下の通りです。
- Don’t allow blocked buyers to contact me:ブロックしたバイヤーは自分にメッセージを送れない
- Apply above settings to active and future listings:設定した条件を出品中、または出品する商品に適用する
反対に、一度フィルタリングを解除したいときは、2つのトグルボタンを切り替えれば条件をオフにできます。
3. 支払方法の証明を義務付けできる項目
Submitの1つ前のチェック項目「Buyer Payment Requirements」は、バイヤーに支払方法の証明をする設定です。
設定すると、新規アカウントで支払方法が未設定のユーザーは購入ができなくなります。
Require buyers to provide a payment method before they make an offer.:購入者に対して、オファーをする前に支払い方法を提供するように要求できる
気になる人はチェックをしておきましょう。
eBayのブラックリストで知っておくべき3つのポイント
eBayのブラックリスト機能を利用する前に知っておくべきことがあります。
- 評価ゼロのユーザーはブラックリストに入れられない
- ブラックリストに入れてもバイヤーにバレることはない
- 悪質バイヤーからの不当な評価は削除できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.評価ゼロのユーザーはブラックリストに入れられない
eBayのシステム上、評価ゼロのユーザーはブラックリストに入れられません。評価がついていないだけで悪質なユーザーとは判断できないと、運営側は考えているのでしょう。
とはいえ評価ゼロのユーザーでも、商品を適切に購入する優良バイヤーの可能性も十分あります。不安を感じるバイヤーをすべて避けるのではなく、多少のリスクをとって販売することも大切でしょう。
評価ゼロで悪質なユーザーを見極めるため、以下の点は必ずチェックしてくださいね。
チェック項目 |
判断材料 |
過去の取引履歴 |
無断キャンセルや支払い拒否の履歴がないかチェックする |
バイヤーのプロフィールや評価コメント |
信頼できる人物かどうかを対応履歴から判断する |
過去の対応に少しでも違和感があれば、取引を断るほうが賢明でしょう。問題なければ取引を進めてみてください。
2.ブラックリストに入れてもバイヤーにバレることはない
ブラックリストに入れた場合でも、バイヤーに知らされることはありません。
例外として、バイヤーが欲しい商品を購入できなければ、ブラックリストに入れられたことに気づくでしょう。
バイヤーに気づかれないからといって、取引中にブラックリストへ入れるのはNGです。連絡が取れなくなり、トラブルに発展するリスクがあります。
悪質なユーザーをブラックリストに入れるのは、取引が完了してからにしましょう。
3.悪質バイヤーからの不当な評価は削除できる
取引中にブラックリスト登録をすると、報復として悪い評価を受けることもあります。アカウント評価が低くなると、売り上げ低下や商品が購入されにくくなるリスクがあります。
しかし、不当な評価であることが認められれば削除されるため、過剰に心配する必要はありません。
悪質バイヤーから不当な評価を受けたらeBay運営へ報告しましょう。
eBay公式への連絡先は以下のとおりです。
eBayジャパンセラーポータルなら、日本語でメッセージをやり取りできます。
eBayのブラックリストを積極的に利用してトラブルを避けよう
eBayには、悪質な海外バイヤーと取引をせずに済む仕組みがあります。不当な要求をしてきたバイヤーはブラックリストに登録して、今後トラブルが起きないように対策をしましょう。
すでにトラブルを経験した人で悪意のあるバイヤーの傾向がわかっている場合は、購入できるバイヤーの条件を設定。トラブルに巻き込まれないように事前対策をしましょう。
トラブルは起きてから対応すると、解決までに貴重な時間と労力を浪費します。
この記事を参考にして、トラブル回避につなげてください。
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