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【事例解説】メルカリで逮捕される6つの違法行為!せどり・転売はルールを守れば怖くない
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【事例解説】メルカリで逮捕される6つの違法行為!せどり・転売はルールを守...
「メルカリのせどり・転売は違法行為?」
「何をすると逮捕される?」
「メルカリで逮捕された事例を知りたい」
メルカリ転売初心者
そんな悩みにお答えします。
メルカリで転売を行うと違法、と耳にしたことがある方もいるはず。たしかに世間のイメージはあまり良くないかも知れませんが、ルールやマナーを正しく守っていれば違法行為ではないので、安心して取引すればOKです。
しかし、当然のことながら、法律で販売禁止の商品を取り扱うと逮捕されたり、規約違反をするとメルカリを利用できなくなったりするので注意が必要です。意外とやってしまいがちな行為が禁止されていることもあるので、あらかじめ確認しておきたいものです。
そこで、この記事では
- 【事例解説】逮捕される可能性がある6つの違法行為
- メルカリでアカウント停止になる6つの禁止行為
- 違法や規約違反にならないようにする対策
など、メルカリで逮捕される違法行為を詳しく解説します。メルカリでせどり・転売を行うなら、知っておきたい情報が満載です。
ぜひこの記事を参考にして、安全な取引を行なってください!
なお、ブログに書けない更に詳しい転売のノウハウに関しては僕のメルマガで濃い内容を配信しています。入退会は無料なのでお気軽に登録してみてくださいね!
【結論】メルカリのせどり・転売は違法ではない
結論から言うと、メルカリでせどり・転売を行うことは違法ではありません。せどりや転売に悪いイメージを持っているかもしれませんが、商品の買い占めや高額販売など、一部の迷惑行為が原因です。
正しいルールで行えば、逮捕される可能性はありません。
そもそもせどりと転売の意味は以下のとおりです。
- せどり:同業者の中間に立ち、商品の取り次ぎを行って手数料を受け取ること
- 転売:数量限定や入手困難な商品を購入して、高値で売ること
どちらも法律で禁止されておらず、自由に取引が行えるということを覚えておきましょう。
【事例解説】メルカリで逮捕される6つの違法行為
それでは、メルカリで逮捕される違法行為には何があるのでしょうか。
こちらでは、以下6つの事例について紹介していきます。
- 古物営業法違反
- 迷惑防止条例違反
- チケット不正転売禁止法違反
- 出資法違反
- 窃盗罪や詐欺罪
- 私電磁的記録不正作出・供用
事前に把握しないで取引を行うと、突然逮捕されることも可能性としてありえます。
しっかり把握しておくようにしましょう。
1.古物営業法違反
古物営業法とは中古品の転売に関わる規定。許可を得ず、勝手に中古品を販売すると逮捕される可能性があります。
メルカリで使わなくなった不用品を売る分には問題ありません。しかし、せどりや転売を事業として行う場合、警察署から古物営業を申請して許可をもらう必要があるのです。
違法行為と判断されたら「3年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方」が課せられます。
なお、たとえ新品でもいちど別の人の手に渡ったものは、法律のうえでは中古品として扱われます。そのため、転売されている商品を仕入れて、別の場所で売るという行為をしている方は古物商許可を受ける必要があるのです。
2020年5月には、メルカリで購入したブランド品を無許可で転売して、古物営業法違反で男性が逮捕された事例があります。男性は高値で売れる古着を目的にフリマアプリや実店舗で仕入れて、転売を繰り返していたのが逮捕の原因です。
事業目的でのせどり・転売を行うなら、古物営業に許可が必要と覚えておきましょう。
2.迷惑防止条例違反
ダフ屋行為(公共の場所でのチケット転売や転売用の仕入れを人に迷惑がかかるかたちで行う行為)は、迷惑防止条例違反として取り締まりを受ける可能性があります。
罰則内容は各都道府県によって異なりますが「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」を科せられる危険性があります。常習犯の場合は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」です。
メルカリでは2019年6月に、電車の座席を確保する権利が出品されていました。朝の満員電車の時間帯であれば、お金を出してでも購入したいところですが、迷惑防止条例違反の可能性があるので、絶対に行わないようにしましょう。
ここからは余談ですが、公共の場ではなく、ある程度限定された場であれば違反にならない可能性が高いです。また、インターネット上の取引については公共の場に含めるかの判断が難しく、迷惑防止条例違反で取り締まれないケースも出てきています。
3.チケット不正転売禁止法違反
チケット不正転売禁止法は、2019年6月14日より施行されました。東京オリンピックの開催にあわせて、チケットの転売が起こるのを防止するための法律です。
違反した場合の罰則は、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはそれらの併科です。チケットの購入金額よりも1円でも高いと不正と判断されます。
実際に2020年10月には、横浜DeNAベイスターズの観戦チケットを違法転売したとして、会社員の男性が書類送検されました。
4.出資法違反
出資法とは金融機関でお金を借りる際に、金利の上限を制限する法律です。出資法の定めるところでは金利は年20%を超えてはならないとされています。違反すると5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金,またはその両方が科されるので注意が必要です。
メルカリで対象となる取引は現金の出品です。これは規約でもがっちり禁止行為となっており、たとえ年20%未満の金利であっても、現金は出品できない仕様になっています。
2021年3月には、メルカリでパソコンの部品を出品したように装い、高金利の現金を受け取って逮捕された事例がありました。クレジットカードのキャッシング枠が上限に達した方を対象に、ショッピング枠を現金化させることをチラつかせて犯行を行なっています。
5.窃盗罪や詐欺罪
当たり前ですが、他人やお店から盗んだものを、メルカリで販売したり購入したりする行為は違法です。「窃盗罪」「詐欺罪」などの処罰対象になります。
窃盗罪の罰則は10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。詐欺罪の罰則は10年以下の懲役刑で、罰金刑はありません。
ただし、出品されている商品が盗品と知らずに購入した場合、罰則の対象外になります。
6.私電磁的記録不正作出・供用
メルカリでは1人で複数のアカウントを取得することは禁止です。そのため、アカウントの転売や不正作成を行うと、私電磁的記録不正作出・共用の疑いで逮捕されます。
違反すると5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
2017年には、メルカリのアカウントを大量に作成して販売したことで、三重県の男女2人が逮捕されました。アカウントを17個を作成し、1個あたり1,000円〜1,500円で販売したとされています。
規約をしっかり守って、複数のアカウントを作成しないように注意してください。
メルカリでアカウント停止になる6つの禁止行為
メルカリではガイドラインが細かく定められており、違反すると一時的な制限や無期限の利用停止などになる恐れがあります。悪質性が高く強制退会処分になると、アカウントはもとに戻らず売上金が振り込まれないという事態に陥るので、注意が必要です。
こちらではメルカリでアカウント停止になる禁止行為を解説していきます。
- メルカリで仕入れた商品を高額で販売すること
- 無在庫販売
- 短時間での大量出品
- メルカリのシステムを介さない取引
- 禁止されている出品物の販売
- 複数アカウントの取得
それぞれ参考にしてみてください。
1.メルカリで仕入れた商品を高額で販売すること
メルカリで購入した商品を、出品するのは禁止されていません。
利用規約によると、購入額に送料や手数料などを上乗せした程度の価格であれば、メルカリで購入した商品を値上げして販売しても問題ないようです。しかし、明らかに高値をつけている場合は規制の対象になって、アカウントの制限や停止になる可能性があります。
メルカリで仕入れた商品の値上げは少なくして、出品するのがおすすめです。
2.無在庫販売
メルカリの利用規約では、無在庫販売が禁止されています。手元に在庫がない状態での出品なので、商品が購入されてからの仕入れになります。
そのため、状況によって仕入れができなかったり、相手に届けるまでに時間がかかったりするでしょう。相手に迷惑がかかるので、メルカリとしては推奨される行為ではないでしょう。
無在庫販売のペナルティは、出品の削除や制限などですが、何回も繰り返しているとアカウントの利用停止になる可能性があります。
3.短時間での大量出品
短時間で大量の出品をすると、スパム行為と判断されてしまいます。なぜなら、メルカリ内のタイムラインを1人の出品物で埋め尽くすことになるからです。
その結果、他のアカウントの出品物が隠れたり、購入者が探したい商品を見つけられなかったりします。
大量出品は迷惑行為なので、メルカリで禁止されているため注意が必要です。
4.メルカリのシステムを介さない取引
メルカリを介さない取引は、販売手数料がかからないため、利益を取りやすいです。そのため、メルカリ内でコンタクトを取って直接取引の依頼をしてくる方もいます。
直接取引はメルカリで禁止されていて、最悪の場合アカウントの利用停止や強制退会させられます。
メルカリの手数料は10%と、PayPayフリマの5%、ラクマの6%と比較すると高いのは確かです。直接取引は魅力的に感じますが、長期的な目線で見たときアカウント停止などの不利益を被るので、絶対に行わないようにしましょう。
5.禁止されている出品物の販売
メルカリでは以下の出品が禁止されています(メルカリガイドから一部抜粋)
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など不正な経路で入手した商品
- 犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
- 殺傷能力があり武器として使用されるもの
- 危険物や安全性に問題があるもの
- 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
- 18禁、アダルト関連
- 使用済みの下着類
- 使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
- 医薬品、医療機器
- たばこ
- 農薬、肥料
- 現金、金券類、カード類
- チケット類
出品してしまうと、事務局に削除・注意をされるケースが多いです。
しっかりガイドを確認して、禁止商品を出品しないように心がけてください。
6.複数アカウントの取得
複数アカウントの取得は、利用停止だけでなく、私電磁的記録不正作出・供用の疑いで逮捕される危険性があります。せどり・転売する上でのメリットはなく、リスクを冒してまでする行為ではありません。
最悪の場合、強制退会させられる可能性があり、売上金が没収されます。せどり・転売の売上に影響が出るので、やらないようにしましょう。
メルカリで逮捕されないための4つの対策
メルカリで逮捕されないための対策は以下の4つです。
- 新品や不用品を取り扱う
- 中古品を扱う場合は古物商を取得する(参考:古物商の申請方法)
- メルカリガイドで禁止行為を把握する
- フリマアプリに関連する法律を知っておく
特に中古品を扱う場合の古物商の許可は非常に重要です。事業目的の取引をしなくても、許可を得ていて損はありません。
逮捕されてしまえば、前科がついたり家庭が崩れたりします。すぐに対策を行なって、取引環境の整備に努めてみてください。
なお、安全な不用品販売のやり方については、関連記事「【高く売れる】不用品販売のやり方9つのコツ!メルカリ・ヤフオクを使って断捨離を進めよう」で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
メルカリで逮捕されないように注意して取引しよう
メルカリのせどり・転売は違法ではありません。どんどん取引しても問題ないです。
しかし、関連する法律を把握していないと、気づかないうちに違法行為に手を染めてしまい、逮捕へと発展する恐れがあるので注意が必要です。相手にとって迷惑になる行為は違法であることが多いので、きちんと規約・ルールを確認しておきましょう。
ぜひこの記事を参考に、メルカリで安全な取引を心掛けてみてください!
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