【意外とカンタン】eBayの返金方法は3種類！返金手順や怪しい場合の対処法を解説
「eBayで返金リクエストが来た」
「返金方法の手順は？」
「返金方法にはどんな種類がある？」
せどり初心者
そんな悩みにお答えしていきます。
eBayで取引していると、返金リクエストが来ることがあります。eBayではよくあることですが、慣れていないとどのように対処すればいいのか迷ってしまいますよね。
返金の流れを把握しておくと安心でしょう。そこで、こちらの記事では、
- eBayの返金方法
- 返金済みの商品がバイヤーに届いたときの請求方法
- 返金リクエストの内容が怪しい場合の対処法
- eBayを仕入先に利用するときの返金依頼方法
について解説していきます。eBay輸出を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。
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eBayは返金リクエストがよくある
eBayで取引を行っていると、返金依頼がよく来ます。以下がよくある理由です。
- 「商品が届かないから返金してほしい」
- 「届いた商品のコンディションが悪いので返金してほしい」
- 「間違えて注文してしまったので返金してほしい」
支払い前ならキャンセルで済みますが、購入後の場合は返金処理しなければなりません。返金にはいくつか種類があるので、最適な方法を選択しましょう。
eBayの返金方法3種類
eBayで返金する方法は、主に3つあります。
- 一部返金
- 全額返金
- ケースオープンして全額返金
それぞれの返金方法について確認してみてください。
1.一部返金
一部返金は、例えば「商品は欲しいけれど、一部傷があった」という場合などに選択する方法です。一部返金にするか全額返金にするかは、バイヤーと相談します。
できるだけ全額返金は避けたいので、一部返金で対応してもらえないか丁寧に確認してみましょう。その際「もちろん、納得できない場合は全額返金に応じます」と添えておくと良いでしょう。
お互いに一部返金で合意したら、手続きを行いましょう。
2.全額返金
明らかにセラー側に非がある場合などは、全額返金になることがほとんどです。例えば「商品が間違っている」「到着した時点で破損していた」など。eBayでは、注文後1ヶ月以内ならキャンセル返金が可能です。
キャンセル手続きを行う場合の手順を見てみましょう。
- 「All orders」→該当商品のActionsで「Cancel order」をクリックする
- 「Buyer asked to cancel order（購入者からの注文のキャンセル）」を選択する
1ヶ月を過ぎている場合は「一部返金」の手順の通りに手続きを行ってみてください。
3.ケースオープンして全額返金
ケースオープンは、商品の未着や欠陥などがあった場合、バイヤーがeBayに返金を求め、その通達がセラーに届くものです。
一般的にはバイヤーからセラーに返金依頼が来る場合が多いですが、
- セラー側から取引の中止を依頼するとき
- バイヤーが代金を支払わないとき
などは、出品者がケースオープンをすることもあります。
もしバイヤーからケースオープンされた時は、すぐに解決する必要があります。放置すると「問題を解決しなかったセラー」としてアカウントに「Defect（欠陥）」をつけられるためです。
取引件数の中でDefectが一定の基準を超えると、ステータスがBelow Standard（標準以下）となり、取引が不利になります。また、一旦ステータスが下がると、元に戻すまでにかなりの時間と取引件数が必要になります。
ケースオープンは、早めに対処するようにしましょう。
eBayの返金方法2ステップ
eBayで返金を行うときの基本的な流れを2つのステップで解説します。
- 返金する取引を選択する
- PayPalで返金処理する
1.返金する取引を選択する
返金までの取引の流れは、以下の通りです。
- My eBay →「 Selling」→「Seller Hub」を開く
- 「Orders」→「Paid and shipped」をクリックする
- 「sell similer」のプルタブから「Send refund」を選択する
- 返金する商品のプルダウンにある「View PayPal transaction」をクリック
次に返金処理に進みます。
2.PayPalで返金処理する
「View PayPal transaction」を選択すると、PayPalで返金処理を行う手順に進みます。詳しいやり方を見ていきましょう。
- 「返金を実行」をクリックする
- 返金額を入力する（一部・全額）
- （任意）バイヤーへメッセージを入力する
- 「続行」→内容に問題がなければ「返金を実行」をクリック
以上で返金処理が完了します。
遅延により返金済みの商品がeBayバイヤーに届いたときの請求方法
遅延で返金処理を行ったけれど、その後バイヤーに商品が届くケースもあります。バイヤーが支払いに応じてくれたら、請求手続きを行いましょう。
こちらでは、以下2つのパターンについて解説します。
- バイヤーがPayPalアカウントを持っている場合
- PayPalアカウントがない場合
ややイレギュラーですが、知っておいて損はありません。ぜひチェックしてみてください。
1.バイヤーがPayPalアカウントを持っている場合
バイヤーがPayPalアカウントを持っている場合は、商品到着後に商品到着後にPayPalで再請求を行います。再請求には、バイヤーのメールアドレスが必要です。合意を得られたらPayPalのメールアドレスを教えてもらいましょう。
請求の流れは、以下の通りです。
- PayPalにログインする
- ツール→「支払い請求」をクリックする
- バイヤーのPayPalアドレスを入力して「次へ」
- 通貨と金額を入力する
- 「支払い請求」をクリック
以上の手順で、バイヤーのメールアドレスに請求書が届きます。
2.PayPalアカウントがない場合
バイヤーがPayPalアカウントを持っていない場合、商品の再出品→再購入で対応可能です。
ただし、初めに到着したときのトラッキングナンバー使用できません。「Mark as shipped（出荷済みとしてマーク）」をクリックして発送済みステータスに変更しましょう。
eBayでは、クレジジットカードやGoogle Payの決済手段が選べるようになり、PayPalアカウントを持っていない人もいます。その場合は、再購入の手続きをとりましょう。
eBay返金リクエストの内容が怪しい場合の対処法
eBayで返金依頼はよくあります。まずは返金理由をはっきりさせることが大切です。
しかし、十分に確認したはずなのに「中身が違う」「数が合わない」などと言って返金を求めてくる人もいます。
そこで、返金リクエストの内容が怪しいと感じたときの対処法を3つ紹介します。
- 「届いていない」と言われたら商品を追跡する
- 「商品が壊れている」と言われたら商品画像を送ってもらう
- 返金理由が不明瞭なときはeBayに相談する
返金が怪しいと感じたら、ぜひ実践してみてください。
1.「届いていない」と言われたら商品を追跡する
商品が届いていないため、返金してほしいと言われたら、まずは商品を追跡しましょう。もし、バイヤーの家の近くまで届いているようだったら、少し時間を見て欲しい旨を伝えます。
すでに配達完了になっている場合は、運送会社に問い合わせてみてください。
配達完了になっているのにバイヤーが「届いていない」という場合は、荷物の状況が不明瞭です。その場合は、ケースを開いてもらいeBayの判断を待つのも1つの手です。
2.「商品が壊れている」と言われたら商品画像を送ってもらう
「商品が壊れているから返金してほしい」と問い合わせが来たら、該当箇所の画像を送ってもらいましょう。本当に壊れていれば、丁寧に謝罪した上で返金処理に応じます。
詐欺の場合、画像の送付依頼をしたら連絡が来なくなることもあります。
もし、高価な商品を取り扱う場合は、発送前に壊れていないことを証明できるよう証拠の写真を撮っておくと安心です。
3.返金理由が不明瞭なときはeBayに相談する
返金理由を尋ねてもはっきり答えず「とにかく返金しろ」と一点張りの場合、ケースをオープンしてもらいましょう。セラー側も、eBayに相談しておくと安心です。
もし脅迫するような文言が届く場合、eBayの禁止行為に当たります。バイヤーにeBay側からアクションしてもらえる可能性もあります。
「怖いから」といってすぐに返金するのではなく、まずは理由をはっきりさせることが大切です。
【仕入れ編】eBayで返金を依頼する手順4ステップ
eBayを仕入先として、自身がバイヤーとなることもあるでしょう。もし、不良品や未着などで返金依頼する場合の手順も確認しておきましょう。
- 出品者に連絡する
- 返金手続きしてもらう
- 商品を返送する
- 送料を請求する
以上4つのステップに分けて解説していきます。
1.出品者に連絡する
まずは出品者に連絡を取りましょう。購入済み商品からアクセスできます。
- My eBay→「Purchase History」をクリック
- 「Contact the seller」をクリック
- 問い合わせ内容を「Select a topic』」から選択
- メッセージ（必要があれば画像も添付）を入力する
- 「Contact the seller」をクリック
以上の流れで、eBayからコンタクト可能です。eBayで連絡が取れない場合は、決済に利用したPayPalを利用してコンタクトを取るのも良いでしょう。
2.返金手続きしてもらう
セラーの了承が得られたら、返金手続きをしてもらいます。PayPalを通じて返金してもらう場合、バイヤー側（自分）のPayPalアドレスを伝える必要があります。
返金手続きを速やかに行ってもらえるよう、早めに伝えましょう。
3.商品を返送する
返金確認が取れたら、商品を返送します。たとえ不良品だったとしても、丁寧に梱包しましょう。
出品者によっては、送料負担を考えて「返品しなくていいので、そちらで処分してほしい」と言われることもあります。
4.送料を請求する
商品の返送が完了したら、国際送料を出品者に請求します。eBay内で連絡を取ると良いでしょう。
返金手続きはPayPalで行うことが多いですが、セラーと相談してお互いに良い方法を選択してみてください。
eBayの返金方法は難しくない！お互いに気持よく取引しよう
eBayで返金を求められることはよくありますが。それほど難しい手順ではありません。
取引に慣れてくれば、スムーズに行えるようになるでしょう。バイヤーから返金依頼が来ても後回しにしたり、そっけない態度をとったりせず、お互いに気持ちよく取引できるように気を配ることも大切です。
とはいっても、できる限りセラー都合で返金対応になることがないよう、検品や梱包などをしっかり行っていきましょう。
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