【スクショ解説】eBayビジネスポリシーの設定方法とは!表示されない&エラーの対処法も紹介

「eBayのビジネスポリシーってどうやって作ればいいの?」
「設定方法がわからない!簡単にできる方法を知りたい!」
「そもそもビジネスポリシーがない!どうしたら表示されるか教えて!」
せどり初心者
とお困りではありませんか?
eBay輸出で初めにぶつかる大きな壁は、ビジネスポリシーの設定。スムーズに取引を進めていくために、ビジネスポリシーは必須ですが、eBayに登録したばかりの方にとって設定は非常に難しいです。
そこでこの記事では、
- そもそもビジネスポリシーとは?
- 設定するべき理由
- eBay輸出でビジネスポリシーを設定する方法
- ビジネスポリシーについてよくある質問
などについて詳しく解説します。
初心者の方でも、この記事の通りに設定を行えば簡単にビジネスポリシーが登録できます。ぜひ参考にしてみてください!

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そもそもeBay輸出のビジネスポリシーとは?概要を30秒で解説
そもそもeBay輸出のビジネスポリシーとは何か、疑問に思う方もいると思います。ビジネスポリシーとは、簡単にいうと取引におけるルールのことです。送料や返品対応の条件など、取引上のルールをビジネスポリシーと呼びます。
例えば、ヤフオクやメルカリで出品する際に、発送方法や支払い方法を記入した経験がある方は多いはず。
eBayでは、ヤフオク・メルカリなどで出品時に設定する内容を、初めに作っておいて後から選択する仕組みになっています。
そのため、eBayで出品するにはビジネスポリシーが必須です。
eBay輸出でビジネスポリシーを設定するべき理由
なぜeBay輸出において、ビジネスポリシーの設定をするべきなのか、大きく分けて2つの理由があります。
- トラブルを防げる
- スムーズな取引が可能になる
それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.トラブルを防げる
ビジネスポリシーを設定する理由の1つとして、トラブルを防げる確率が高まることがあげられます。
eBay輸出では、海外の人と取引するケースが多いです。そのため、ビジネスポリシーを設けていないと、価値観の違いなどから思いもよらぬトラブルが発生する恐れも。
ビジネスポリシーで、取引に必要な様々なルールを設定しておくと、トラブルを防げて赤字を回避する可能性も高まります。
自分を守るためにも、ビジネスポリシーは丁寧に設定しておきましょう。
2.スムーズな取引が可能になる
ビジネスポリシーがあるとスムーズな取引が可能になるのも、設定しておくべき理由です。ルールが明確にあると、買い手がショップの特性を理解するので取引がスムーズに進みます。
例えば、支払い方法や発送方法などが明記されていると、買い手は余計な疑問を持つことなく商品を購入できるでしょう。購入前の質問なども減るので、取引がスムーズに進みやすいです。
とはいえ、中にはビジネスポリシーを無視するユーザーもいるので、注意しておきましょう。
eBayのビジネスポリシーをアクティブにする方法
eBayでビジネスポリシーを設定するには、アクティブにする必要があります。
ビジネスポリシーをアクティブにする方法は、以下のとおりです。
- opt inをクリック
- Try nowをクリック
簡単な手順で実施できるので、すぐに始めてみましょう!
1.opt inをクリック
まずは、eBayビジネスポリシーにアクセスしてください。
文章が出てきて、ちょっと下の方にスクロールしていくと「opt in」という表示がありますのでこちらをクリックします。
ちょっとわかりにくいですが、必ず見つけられるはずです。
2.Try nowをクリック
すると下記のような画面が出てきますので「Try now」をクリックします。
クリックできたらビジネスポリシーが適用されます。
もしopt inをクリックした際に下記の画像のようなMy ebayに飛ぶようでしたら、既にビジネスポリシーは適用されているので、Try nowを押す必要はありませんね!
これでビジネスポリシーがアクティブになったので、実際に設定していきましょう。
【eBayビジネスポリシー】支払いの設定方法(Payment Policy)
まずは、支払いの設定方法から解説していきます。
以下3つの手順を確認しておきましょう。
- PayPalアカウントを作成する
- 「Create policy」を選択し「Payment」をクリック
- eBayとPayPalを紐付ける
いくつかの手順に分けて解説するので、1つひとつ読み進めてみてください。
1.PayPalアカウントを作成する
PayPalは、eBay輸出で金銭のやり取りをするときに重宝する支払いシステムです。これがないと取引自体ができないので、必ずここで登録しましょう。
登録方法は関連記事「eBay輸出に必須なPaypalの登録方法!」似て詳しく解説しています!ぜひ参考にしてみてください!
2.「Create policy」を選択し「Payment」をクリック
次にビジネスポリシーに飛んでから「Create policy」を選択し「Payment」をクリックします。
そして「Policy name」のところに任意の文字を打ち込みます。特にこだわりなど無い場合は「PayPal」とかだけでも大丈夫です。
そして、こちらのポリシーをメインに使用していきますので「Set as default payment policy」にチェックを入れいます。
3.eBayとPayPalを紐付ける
最後は、メールアドレスの入力をしていきます。
PayPalにチェックを入れて「Your Paypal account email address」という欄に、自分のPayPalメールアドレスを入力します。
最後に「Save」をクリックしてください。
以上で支払いのビジネスポリシー設定が完了しました。
うまくできなかったという方は関連記事「【すぐできる】eBay(イーベイ)とPayPalをリンクする方法を解説!【動画あり】」も参考にしてみてください!動画でわかりやすく解説していますよ!
【eBayビジネスポリシー】返品の設定方法(Return Policy)
続いては、ビジネスポリシーの返品の設定について解説します。こちらもトラブルを回避するために重要な要素なので、しっかり設定しておきましょう。
手順は以下のとおりです。
- 「Create policy」から「Return」をクリック
- 返品条件を設定
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.「Create policy」から「Return」をクリック
ビジネスポリシーにアクセスし「Create policy」から「Return」を選択していきます。
そして「Policy name」を入力し、特にこだわりがなければ「Return」や「Return No1」などと設定しましょう。
「Policy name」の入力が完了したら「Set as default return policy」という欄をクリックして、この返品設定をデフォルト(基本設定)にします。
2.返品条件を設定
次に返品設定を行いますが、基本的には以下のとおり設定が可能です。
アメリカとアメリカ国外のバイヤーに対して
- 返品不可
- 受け取り後14日まで返品受付
- 受け取り後30日まで返品受付
- 受け取り後60日まで返品受付
アメリカとアメリカ国外のバイヤーに対して
- 返送料はバイヤー負担
- 返送料はセラー負担
このうち、太字になっているのがおすすめの設定です。というのも、返品日数は長い方がeBayの検索結果で上位表示される確率が高いからです。そのため、できることなら60日、最低でも30日に設定しましょう。
ちなみに、30日に設定していても60日くらい経ってから返品の依頼が来るケースもあります。そのため、返品を受け付ける意思があれば、初めから60日に設定するのがおすすめです。
返送料は、セラーに非がある場合はセラー負担になります。しかし、なかにはバイヤーから「使いこなせないから返品したい」と言われることも。
その際はバイヤー負担にできますが、設定でセラー負担を選択しているとどのようなケースでも返送料を払う必要があります。そのため、扱う商品にもよりますが、デフォルトの返品設定はバイヤー負担にしておきましょう。万が一のとき安心です。
最後にSaveをクリックして完了です。
【eBayビジネスポリシー】送料の設定方法(Shipping policy)
最後に送料の設定をしていきます。
以下の手順で行いましょう。
- 「Create policy」から「Shipping」をクリック
- 発送方法を登録する
- アメリカのバイヤー向けの設定を決める
- アメリカへの発送設定をする
- アメリカ以外の国への発送設定を決める
- 発送除外国の設定を行う
1番ややこしいと言われる設定ですが、少しずつ理解すれば問題ありません。順を追って解説するので、自分の出品方法に合わせて設定していきましょう。
1.「Create policy」から「Shipping」をクリック
ビジネスポリシーにアクセスし「Create policy」から「Shipping」を選択していきます。
2.発送方法を登録する
そして「Policy name」を入力します。eBayで日本から海外に発送する場合は、日本郵便の発送サービスを利用するのが一般的です。
日本郵便の発送方法には以下の種類があります。
- SAL便
- eパケット
- eパケットライト
- EMS
SAL便には書留を付けるかつけないかで変わるなど、細かいものがあるのですがとりあえずザックリこちらがよく使われるサービスです。今回は例として、迅速な発送手段の1つEMSの送料設定をしていくことにします。
まず「Policy name」に「EMS 1.0kg」と記載しました。理由としては日本国内だったら発送距離によって料金が変わりますが、海外発送の場合は重さによって料金が変わるからです。
つまりは送料のビジネスポリシーを作る際は「EMS 1.0kg」「EMS 1.5kg」と送料設定を作っていくんですね。同様にeパケットだったら「e-paket 1.0kg」「e-paket 1.5kg」と送料設定を作っていくことになります。
デフォルト(基本設定)にする場合は「Set as default shipping policy」にチェックを入れてください。
3.アメリカのバイヤー向けの設定を決める
次は「Domestic shipping」です。こちらはアメリカのバイヤー向けの設定と認識しておきましょう。
ここでは「Flat same cost to all buyers」を選択します。こちらの意味は「すべてのバイヤーを同じ設定にする」という意味ですね。日本から出荷する場合はこれ一択でOKです。
4.アメリカへの発送設定をする
次は「Services」の欄を設定していきます、こちらはプルダウンで選択してくのですが、基本的に発送方法によって以下の2択でOKです。
- SAL便、eパケットライト、eパケット:economy shipping from outside US(エコノミーシッピング)
- EMS:Standard shipping from outside US(スタンダードシッピング)
早い配送手段として知られるEMSでも、アメリカだと1週間くらいはかかるので 5 to 10 business days(5日~10日でお届け)を選択していくといいですね。
そして「cost」は32ドルを選択しました。理由は日本からアメリカへのEMSで1kgの商品を送るコストが大体2,900円です。
日本郵便のEMS料金表
本来であれば29ドルなどにしておくといいのですが、基本的に海外の送料に比べて日本の送料は安いです。
そのため、29ドルと32ドルの3ドルぐらいの差額であれば問題ありません。万が一重かった場合も安心ですので少し高めに設定しておくといいですね!
次は「Handling time」です。これは発送までの日時で「2 business days」なら「2日以内に発送します」ということ。
ちなみに発送とは、郵便局でバーコードを読み取られるタイミングを言うので、無在庫などの場合は念のため「7 business days」などに設定しておくといいでしょう。
以上でアメリカへの発送設定が終わりました!
5.アメリカ以外の国への発送設定を決める
それ以外の国でも基本的に同じことをやっていくだけなので、特に難しくはありません。
アメリカへの発送方法の設定が終わったら、次は「International shipping」の設定になります。
まずは先程と同様に「Flat : same cost to all buyers」を選択します。
次は「Ship to」の所を「Choose custom location」で選択します。意味は「国を選択して設定」です。
EMSでは第1地帯をアジア、第2地帯をオセアニア、北米、中米、中近東、更にはヨーロッパ、第3地帯を南米・アフリカとなっているので、それぞれ設定します。
日本郵便EMS料金表より
ではまずは第1地帯のアジアを設定していきましょう。
ServicesはEMSなので「Standard International Shipping」でCostは24ドル(第一地帯の1kgの配送料が2100円なので)を入力。
国は「Asia China Japan」にしました。Japanは入れなくてもいいですがたまに日本在住の外国人から受注が入るので僕は入れています。
同じように、第2地帯の設定もしていきます。
「Offer additional service」をクリックして次のサービスを展開します。
そして先程と同様に「Choose custom location」から「Standard International Shipping」を選択、EMS第2地帯の金額である32ドル(2,900円程度)を入力。
そして国をCanada Mexico Australiaを選択します。
同じ流れで第2地帯のヨーロッパ、第3地帯の南米、アフリカも埋めていきます。
第2地帯のヨーロッパはEurope,United Kingdom,Germany,France,Russian Federationを選択。
そして最後の第3地帯は「world wide」を設定していきます、これまで設定した国以外の国はすべてこのworld wideの中に入ってきます。
これでアフリカ・南米以外の国の送料設定が完了しました。
6.発送除外国の設定を行う
eBayには、発送を除外した方がいい国が存在します。例えば、アフリカや南米地域は、郵便事情が悪く商品が届かないケースが多い地域です。発送除外国にしておくことでトラブルを防げます。
まずは「Exclude shipping locations(発送除外国)」の設定から「Create exclusion list」を選択します。
そして「Africa」「South America」を選択します。で「Apply」をクリック。
以上で、設定が完了です。
以下の写真のように「Exclude shipping locations」に自分が選択した国が出てこればOK。
この発送除外国の設定はセラーによっても相性がいい、悪いなどがあります。販売していく中で、この国とは相性が悪いな…という国が出てきたら随時追加するのがおすすめです。
以上で全ての設定が完了です、お疲れ様でした!
eBayビジネスポリシーに関するよくある質問
eBayのビジネスポリシーについて、以下のような質問が多く届きます。
- ビジネスポリシーが表示されない・設定できない
- 登録しようとするとエラーになってしまう
こちらでは、よくある2つの質問について、解決策を紹介します。
1.ビジネスポリシーが表示されない・設定できない
ビジネスポリシーが表示されない・設定できないときは、アクティブになっていない可能性があります。ビジネスポリシーをアクティブにするだけで解決できるケースが多いので、ぜひ試してみてください。
この記事で紹介している「eBayのビジネスポリシーをアクティブにする方法」を参考にしてみてください!
2.登録しようとするとエラーになってしまう
eBayのビジネスポリシーを登録しようとすると、何らかのエラーが出るケースがあります。基本的には、ページの更新をすることで解決できる場合が多いです。
しかし、ページの更新で解決できないときは、システムによるバグの可能性があります。
その場合は、eBayに電話して解決してもらいましょう。
また、ビジネスポリシーを設定するときに、すでに既存の内容と重複する場合は、エラーが表示されて登録できません。これもあわせて覚えておきましょう。
eBayのビジネスポリシーを設定して安全に取引しよう!
初めのうちは商品数も少ないからと、ビジネスポリシーを設定しない方も多いです。そうはいっても、あらかじめ設定しておくことでトラブルを防げるだけでなく、スムーズな取引が可能になるので今すぐに登録するのがおすすめです。
この記事の通りに設定を行っていけば簡単に完了するので、ぜひ試してみてください。
ビジネスポリシーを設定できたら、あとは出品して商品を売るだけ。
eBay輸出で収益を増やす方法については、僕のメルマガでもがっつり発信しています。入退会は無料 & 特典付きなので、お気軽に登録してみてくださいね!