副業せどりをする上で税理士への依頼は必要?確定申告の対処法を徹底解説!
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副業せどりをする上で税理士への依頼は必要?確定申告の対処法を徹底解説!
こんにちは!TANOWORKS(Twitter/@Tanojob)だてです(^^)
副業せどりで確定申告をする場合に税理士への依頼は必要になる?自分で行う場合の方法は?教えて!
副業初心者
そんな方が本記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
★この記事をご覧いただくことで得られるメリット
- 確定申告を税理士に依頼することによるメリットとデメリットを知ることができる。
- 自分自身で確定申告をする方法について知ることができる。
この記事を書いている僕は中古せどり歴4年の現役プレイヤーです。
僕が指導させていただいたコンサル生さん達も下記のような実績を出してます。
僕自身今でも実践&コンサルをしており、実績者も輩出しておりますのでデータとしても信頼していただけるかと思います。
副業でせどりをしていて利益が出るようになってくると、確定申告について考えていかなければならなくなります。
せどりをしている人の中には「確定申告なんて関係ない」と何もしない人も存在しますが、これは非常にリスクが高いのでやめておいた方がいいです。
ただ、いざ確定申告をしようとなっても手続きはそう簡単ではありません。
そこで今回は、副業せどりで確定申告をする場合に税理士への依頼は必要なのかということと、自分で手続きを行う際のポイントについて解説していきます。
確定申告をしなければならない条件とは?
たとえ本業であっても副業であっても、何らかの収入があれば申告して納税をするのがルールとなってきます。
もしそれをせずに放置してしまうと、これは脱税行為となってしまい「加算税」や「延滞税」などのペナルティを受ける可能性があります。
ただ、基本的には収入があれば確定申告をしなければならないものの、下記のような場合には免除されます。
- 副業がパートかアルバイトで、年間収入が20万円以下
- 副業がパートかアルバイト以外で、年間所得が20万円以下
- 副業がパートかアルバイトとそれ以外の複数で、それぞれの収入と所得の合計が年間20万円以下
なぜ上記の場合に確定申告が免除されるのかというと、軽微の収入で確定申告をすることになってしまうと対応する側も処理しきれないという理由が一つあるようです。
ちなみに2番目の「所得」ですが、これは仕事に必要な道具などが経費として認められるので、売上から経費を差し引いた額が20万円を下回っていれば申告は必要ありません。
ただ注意点ですが、たとえ副業収入や所得が年間20万円以下だったとしても、市区町村に支払う住民税に関しては申告する必要があります。
そもそも確定申告の所得情報が市区町村に送られて住民税が加算されるので、確定申告をしなければ副業収入分の住民税を払わないことになってしまいます。
これも脱税行為になってしまうので、たとえ年間収入が20万円を下回っていたとしても、住民税の申告はする必要があります。
税理士に依頼できることとは?
確定申告をする場合、1日費やしたら何とかなるというものではありません。
日々の売上についての帳簿管理に加えて、確定申告書類を作成する必要があります。
税理士に依頼することでこういった作業を丸投げできるので、確定申告について考える必要がなくなります。
また、自分で確定申告書類などを作成する場合に「間違っているかもしれない」と心配になってしまうかもしれませんが、こういった作業をプロに任せることによって安心してせどりに専念することができます。
確定申告を税理士に任せるメリットとデメリットは?
それではここからは、副業せどりの確定申告を税理士に任せるメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
確定申告を税理士に任せるメリットは下記になります。
- 時間を節約できる
- せどりビジネスの状態がより明確になる
- せどりビジネスに全力投球できる
時間を節約できる
せどりをしていて確定申告をする場合、売上の記帳などをしていかなければなりません。
ただ、これをしていくのはかなり面倒で時間が取られてしまうので、この部分を税理士に丸投げすることによって時間を節約することができます。
基本的には商品を仕入れた際のレシートを税理士に渡して記帳してもらうことになるので、難しい計算や面倒くさい記帳などに時間を費やすことがなくなります。
せどりビジネスの状態がより明確になる
日々の売上を記帳してもらうことによって、自分が行っているせどりビジネスはどのような状況なのかアドバイスしてもらうことができる場合があります。
もちろんこれは税理士によって変わってきますが、毎月の記帳をしてもらう際に簡単なカウンセリングもしてくれることも少なくありません。
こういった第三者のプロ視点からのアドバイスをもらうことで、経営状態をしっかりと把握することができます。
ちなみに税理士視点からすると、利益率20%以下のビジネスだと大分厳しく、利益率10%前後を狙う新品せどりなどはリスクが高いということです。
せどりビジネスに全力投球できる
これは確定申告に限ったことではありませんが、せどりで重要なことは利益を生み出す「仕入れ」に時間を割くということになります。
そのため、出品作業などを外注化すると効率的にせどりが行えるわけですが、確定申告についてもそれと同じで、税理士に依頼することによってせどりビジネスに集中することが可能になります。
デメリット
確定申告を税理士に依頼するデメリットは下記になります。
- 税理士費用がかかる
- 確定申告に関する知識が付かない
- 信頼できる税理士選びが大変
税理士費用がかかる
確定申告を税理士に依頼する場合は、当然その費用を払わなければなりません。
その費用を払うことによってせどりの利益が減ってしまい、ほぼほぼ利益がトントンという人もいるので注意が必要です。
そのため、後述する税理士費用についてしっかりと把握しておきましょう。
確定申告に関する知識が付かない
確定申告を税理士に依頼する場合、「確定申告に関する知識が付かない」というデメリットがあります。
そのため、税理士への依頼をやめて自分で確定申告をしようとした場合、最初から調べる必要があります。
ただ、「確定申告は税理士に依頼する」と割り切ってしまえば、特に確定申告に関する知識がなくても問題ありません。
信頼できる税理士選びが大変
確定申告を税理士に任せる際は、信頼できる税理士選びが大変になってきます。
確定申告の前に急に税理士事務所に行った場合は引き受けてくれないことも少なくないため、それより前に税理士事務所を調べてみるといいでしょう。
では、副業でせどりを行っている場合にどのような基準で税理士に依頼していけばいいかというと、それは「ネットビジネスのことを理解しているかどうか」が重要となってきます。
たとえば、せどりなどのビジネスに対する理解がないと、その後のやり取りをするのも大変になってきます。
そのため、最初からネットビジネスのことを知っている税理士に依頼することによって、長い付き合いをする上でスムーズにやり取りをしていくことができます。
ただ、ネットビジネスのことを知っているかどうかということを調べるのは簡単で、インターネットなどで検索することによって「ネットビジネスの税務に関する知識」をウリにした税理士を複数見つけることができます。
まずはこういった税理士にコンタクトを取ってみて、料金や人柄を見た上で依頼していくといいでしょう。
確定申告を税理士に任せるか否かの判断基準とは?
それでは、確定申告を税理士に任せる際にどのような判断基準を持っていればいいのでしょうか?
ここからは2つの判断基準について解説していきます。
せどりの収入
まず、重要になってくるのが「せどりの収入がどのくらいあるのか」ということを把握することです。
副業をしていてこの辺がどんぶり勘定になっている人も多いため、外注をする際はしっかりと現状を理解しておくことが重要です。
そのため、まずは1ヶ月だけでも「せどりの売上額」から「仕入れ額」「Amazon手数料」「交通費」などを引いて、きちんと収入を計算してみるのをおすすめします。
そして後述する税理士費用を差し引いて、それでも利益が残る場合は税理士への依頼を検討するといいでしょう。
税理士に払う費用
税理士に依頼する場合、基本的には毎月の記帳に2~3万円かかってきます。
また、確定申告手続きに10~20万円の費用がかかるので、合わせて1年で35~55万円ほどかかる計算になります。
もちろんこの費用よりも高い事務所も低い事務所もあるため一概には言えませんが、あくまで基準として考えていただけたらと思います。
自分で確定申告する場合はどうすればいい?
自分で確定申告をする場合、最低限「会計ソフト」を使っていくことが必要になります。
近年の会計ソフトはかなり使いやすくなっているので、自分で確定申告をできるのか悩んでいる人はまず試してみるのをおすすめします。
申告方法の選択
申告方法には2種類あり、青色申告と白色申告があります。
ただ、青色申告には下記のようなメリットがあるので、基本的にはこちらを選んだ方がいいでしょう。
- 最大65万円の青色申告特別控除
- 損失の3年間繰越控除
- 家族への給与を経費計上できる
- 減価償却の特例
過去は青色申告は難しく手間がかかりましたが、現在は会計ソフトを使うことで白色申告と同じ作業量ですむようになっています。
会計ソフトの導入
会計ソフトを導入する際は、代表的なクラウド会計ソフトをまずは検討してみるのが安全です。
これらの会計ソフトは多くの人が活用している実績があり、実際に使いやすいことが多いです。
ここでは3つの代表的な会計ソフトを紹介します。
- freee
- 弥生のクラウド確定申告ソフト
- マネーフォワードクラウド確定申告
freee
こちらは過去に登録した同一の内容を自動登録できるので、効率よく確定申告を進めることができます。1ヶ月の無料お試し期間があります。
弥生のクラウド確定申告ソフト
こちらの会計ソフトは白色申告であれば無料で、青色申告であれば1年間無料で使うことができます。
マネーフォワードクラウド確定申告
こちらの会計ソフトは仕訳の一括登録ができ、最大50件を一括で仕訳することが可能です。1ヶ月の無料お試し期間があります。
まとめ
ここまで、副業せどりで確定申告をする際に税理士への依頼は必要かということについて解説してきました。
確定申告を税理士に依頼することによって、せどりで利益を生み出す作業である「仕入れ」に集中することができます。
その結果、せどりの収入を更に上げることにもつながるので、まずは現状把握してしっかりとせどりで利益を出せている人は税理士への依頼を検討するのをおすすめします。
そして、ブログに書けない更に詳しい物販ビジネスのノウハウに関しては僕のメルマガで濃い内容を配信させていただいております。
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という感じで本日はここまで、お読みいただきありがとうございました!