せどりで融資を受けることは可能?必要な売上は?書類は?徹底解説!
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せどりで融資を受けることは可能?必要な売上は?書類は?徹底解説!
こんにちは!TANOWORKS(Twitter/@Tanojob)だてです(^^)
せどりで融資を受けたい!可能?必要な売上は?教えて!
転売初心者
そんな方が本記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
★この記事をご覧いただくことで得られるメリット
- せどりで融資を受けることは可能かどうか知ることができます。
- せどりで融資を受けるに必要な売上はあるかどうか知ることができます。
- せどりで融資を受けるのに必要な書類はあるかどうか知ることができます。
この記事を書いている僕は中古せどり歴4年の現役プレイヤーです。
僕自身今でも実践&コンサルをしており、実績者も輩出しておりますのでデータとしても信頼していただけるかと思います。
せどりに取り組んでいて「どうしても仕入れ資金が足りない」「もっと資金があれば事業を拡大できるのに」と感じている人は多いのではないでしょうか?
とはいえ、実際に個人事業主や小規模事業主が銀行から融資を受けようとすると、断られてしまう可能性の方が高いです。
ただ、だからといってせどりで融資を受けることは不可能というわけではなく、数百万円単位の融資を受けることは十分に可能です。
この記事では、融資を受けるために必要な売上や書類について解説していきます。
せどりで融資を受けることは可能?
結論としてはせどりで融資を受けることは十分に可能です。
ただ「何となくお金はあった方がいいから」という理由では審査に通りませんし、そもそも融資を受けるべき時期ではありません。
融資を受けるべき時期としては「せどりが軌道に乗ってきて、更に事業を拡大したい時」「年末商戦などで勝負をかけていきたい時」などのタイミングがいいでしょう。
融資を受けるからには当然返済する義務がありますので、どのように資金を運用してどのような結果を見込んでいるかという情報を開示していく必要があります。
尚、せどりで融資を受ける先は「日本政策金融公庫」をおすすめします。
というのは、日本政策金融公庫には「新創業融資制度」というプランがあり、これならば融資のハードルが低いのに加えて、自己資金が少なくても低金利でお金を借りることができます。
こちらの要件としては、事業を始めてから税務申告が2期未満の人しか申請することができないので、特に事業登録をしたばかりの人におすすめの方法となります。
新創業融資制度の具体的な要件としては下記になります。
- 融資限度額 3000万円(うち運転資金1500万円)
- 返済期間 5年(設備資金は15年)
- 金利 2.6%〜
- 自己資金 借り入れ額の10分の1
やはり自己資金が少なくてもいいのが大きなメリットですね。たとえば200万円の借り入れをしたい場合でも、自己資金は20万円で済みます。
また、日本政策金融公庫は銀行などと比べて融資のスピードが非常に早いという特徴もあり、約1ヶ月程度でお金を受け取ることが可能です。
では融資を受けるのに必要なせどりの売上についてですが、こちらは明確な基準が定められていません。
あくまで、資金を返済できる見込みを示せればいいわけですので、売上が低くても利益がしっかりと取れていたり、今後成長する証拠を示せれば十分でしょう。
尚、日本政策金融公庫で融資を受ける際、500万円で希望を出す人が多いようです。
もちろん満額下りる人もいるでしょうし、300万円くらいになる人もいると思いますが、まずは500万円で希望を出してみてもいいでしょう。
せどりで融資を受けるメリット・デメリット
それではここからは、せどりで融資を受けるメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
大量仕入れにより利益率を上げられる
融資を受けて資金を確保することによってロット仕入れをできるようになります。
大量の仕入れをしていくことでより仕入値が安くなるので、利益率を大きく上げていくことが可能になります。
その場合のデメリットとして「売リ切るまでに時間がかかる」というものがあると思いますが、この点についても資金があるので余裕を持って売り切ることが可能になります。
事業を拡大させるための技術に投資できる
せどりの事業を拡大させるためには最先端のノウハウを知ることに加え、業務を外注化していくことが必要になります。
それらの事業を拡大させるための技術に資金を投入していくことで、より安定して収益を伸ばし続けることが可能になります。
そのため、融資を受けることができたら「最先端のノウハウが常に入ってくるようにする仕組み作り」と「自分がいなくても事業が回るよう、外注化のためのノウハウを蓄積」の2つに取り組んでいく必要があります。
仕入れチャンスを逃すことがなくなる
たとえば、年末年始で大きな売上を狙おうとすると多額の仕入れ資金が必要になる場合があります。
この場合に資金がないと諦めるしかありませんが、融資を受けて資金を持っておくことによってチャンスロスを起こすことなく仕入れをしていくことができます。
また、数十万円単位の高単価商品も仕入れ対象に入れることができるので、よりライバルが少ない中で仕入れを行っていくことができるようになります。
デメリット
返済する必要がある
融資を受けた場合はもちろん返済の義務が生じることになります。そのため、返済計画を立ててその費用を捻出していかなければなりません。
そのため、資金繰りがやや面倒くさくなるのは避けられないと言えます。
また、融資を受けたけれども思ったように収益が上がらなかった場合、いつまでも借金を返済し続ける状態が続いてしまう場合もあり得ます。
クレジットカードが作りづらい
融資を受けることによってクレジットカードが作りづらくなります。
そのため、せどりの仕入れをクレジットカードを使って行っていこうと思うのならば、融資を受ける前にクレジットカードを作っておく必要があります。
すでに融資を受けてしまっているという場合は、全ての返済を終えないと新規にクレジットカードを作るのは難しいでしょう。
遊べなくなる
融資を受けることによって、いい意味でも悪い意味でもせどりをサボって遊ぶことはできなくなります。
数百万円のお金を借りて返済していく義務を負うわけですからそれは当然と言えます。
月々のせどり収益と絶えず向き合っていくことになるので「本業の合間で気軽にせどりをしていきたい」という人は少し考えた方がいいでしょう。
逆に、「せどりを副業ではなく本業にしたい」という人や「副業であってもせどりを外注化して大きな収益を得ていきたい」という人は、融資を受けることを検討する価値があると思います。
せどりで融資を受ける具体的5つのステップ
ここからは、せどりで融資を受ける際の5つのステップについて具体的に解説していきます。
これをそのままなぞっていけば融資を受けられる確率を上げることができますので是非参考にしていただけたらと思います。
地域の商工会に相談する
まず、最初の大きなポイントとしては「地域の商工会に相談する」ということです。
商工会とはどういったものなのかというと、地域の事業者が業種に関わり無く会員になって、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行っている団体のことですね。
商工会は国や都道府県の小規模企業施策の実施機関でもあるので、小規模事業者の融資相談などに気軽に乗ってくれます。
ではなぜ最初から日本政策金融公庫の窓口に行かずに地域の商工会に相談するのかというと、地域の商工会を通して日本政策金融公庫に融資の申し込みをすると審査通過率が30%ほど上がると言われているからです。
それは何故かというと、実際に日本政策金融公庫に申し込みを行う前に、商工会の方で細かい書類のチェックやアドバイスをしてくれるからですね。
商工会は第3者機関になるので、融資担当者には聞けないようなことも気軽に質問することができます。
少し面倒かもしれませんが、せどりで融資を受けたい場合はまず商工会に行ってみるのがベストだと言えます。
日本政策金融公庫に申し込む
そして日本政策金融公庫に融資の申し込みをしていくわけですが、まずは簡単な相談用紙に記入していく必要があります。
どういった内容かというと「今行っている事業(または創業しようとしている事業)」「希望融資額」「自己資金」「融資を受けたい理由」「どこで公庫について知ったか」ということです。
そしてこれらを記入した後に簡単な面談があります。
ただ、この工程は事前に商工会に相談していた場合は必要ありません。商工会の方でこれらの聞き取りをしてくれるからです。
それから書類の用意をしていくわけですが、創業融資で必要な書類は下記になります。
- 会社に勤めていた場合、給与明細または源泉徴収票
- 預金通帳
- 運転免許証
- 取扱い商品が分かる資料
- 創業計画書
この他には、すでに事業を展開している人は「不動産の賃貸借用書」「家賃の領収書」なども必要になってきます。
日本政策金融公庫の面接を受ける
必要書類を提出した後、書類に不備がなければ1〜2週間くらいで日本政策金融公庫の面接を受けることになります。
これは最寄りの日本政策金融公庫で行う場合もありますが、私の場合は相談した商工会の会議室を借してもらって、その場所で面接を受けました。
基本的には日本政策金融公庫の融資担当者の方1名と、大体1時間くらいかけてやり取りする形になります。
創業計画書の内容などもかなり細かい部分まで質問されるので、それらを明朗に答えられるようにするのがポイントです。
視察を受ける
面談が終わった後の視察は、実際に事業の実態があるかどうかの簡単なチェックとなります。こちらは面接が終わってから1週間後くらいに実施されます。
ここでは特に何かをすることはありません。
融資額を受け取る
そして融資の決定がされると10日間前後で指定口座にお金が振り込まれます。あとは事業にしっかりと資金を投入しながら、返済を行っていくことになります。
その際に勘違いをしてしまう人が多いのが「自分のお金」だと思ってしまうことです。あくまで返済義務のあるお金なので、その点は注意していきましょう。
まとめ
ここまで、せどりで融資を受けることは可能なのかということと、必要な書類などについて解説してきました。
そもそも「せどりなんかで融資を受けられるの?」と思っている人も多いです。
ただ、せどりも立派な小売業者であり、きちんとした事業計画を立てられれば数百万円単位の融資を受けることが可能です。
せどりは資金があればあるほど大きく稼ぐことができるビジネスですので、是非積極的に融資の審査を受けてみることをおすすめします。
そして、ブログに書けない更に詳しいせどり・転売のノウハウに関しては僕のメルマガで濃い内容を配信させていただいております。
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という感じで本日はここまで、お読みいただきありがとうございました!